ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今日は長野県喬木村。果物狩りが楽しめるこの地で、今回は小麦を栽培している方たちにお会いしました。
JAみなみ信州女性部直売フレッシュミズ「スピカ」の皆さん。

この「スピカ」という名前、ラテン語で「麦の穂」を意味し、乙女座の一等星の名前でもあるそうです。

ここでみなさんは小麦を栽培から小麦粉生産、レシピの考案・提案まで行なっているとのこと。自分たちで作った小麦で食育もしているそうなんです。
全て、自前。すごいですよね!

でも小麦栽培のきっかけは、とてもシンプルで、「年の近いこの女性部のみんなで何かやりたいね」「ちょうど遊休農地(前は耕作していたけど、最近1年以上作付けされておらず、今後数年も作付けされる考えのない土地)があるから、育ててみよう!」という話の流れで、栽培が決まったそうなんです。
しかも、みなみ信州は雨が多く麦の栽培には向いていないと言われている土地で、育て始め、今では数は多くないものの食育にも使っているなんて、すごいですよね〜。

普段は桃、きゅうり、お米などを作っているみなさん、それぞれの農業経験を活かしながら、協力して栽培しているそうです。

最初に作った小麦粉の香り、とてもよかったに違いないですよね。
小学校では食育としてピザ作り、保育園では種まきから収穫まで、年度をまたいで全て見てもらうそうなんです。
自分で生産に関わったものを自分の口に入れる。農業体験としてだけでなくとても大事なことですよね。
お店へ卸したり、販売してもらうこともできているスピカの小麦。将来につなげていくことが夢と話してくれた皆さん。
これからももっと作る人が増えて、未来につながっていきますように!
頑張ってくださいね!