ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今日は、これからが旬の食べ物。
特に日本のお盆には欠かせない、「梨」のお話。

実は、千葉県は梨の生産販売高が全国で1位!
気候がよく、いち早く東京の市場に出荷できるというメリットが生かされている土地なんです。

詳しいお話を生産者の関 孝道さんにお伺いしました!

二十世紀梨の発祥の地とされていて、自分たちの3代前から生産していたと話す関さん。「好きじゃないと農業は続かないですね!」と元気に語る関さんからは、まさに生まれつきの農家なんだな!という感じがしました〜。

関さん)
―――梨の栽培は「ものをつくる」というよりも、「梨を通じて人と人が繋がる」感覚。決して安くない梨を注文してくれる時のやりとりが快感!―――

確かに、作るだけでなく、買ってくれる人がいてこそ、ということを強く感じている関さん。深い言葉です。


千葉県は気候と土壌の面から、栽培に適しているのだそう。
花が咲くのも早すぎず遅すぎず。
土壌は主に粘土質で日本中でも珍しいくらい作りづら。
だからこそ、木が育つのも遅いけど、梨が強くなるとのこと。
重くて、食感が良い「シャリっ!」感のある実になるのだそう。


また、この地域は長生郡(ちょうせいぐん)という名前をもじって、「ながいきなし」と呼ばれているのだそう。

お盆前までは「幸水」、お盆の後からが「豊水」、続いて「秋月」「二十世紀」「新高」と出荷されていく“ながいき梨”楽しみです!!

オススメの食べ方は、やっぱり「皮をむいてそのまま」と話す関さん。「シャリ」感を感じてもらうにはこれが一番!なのだそう。


最後に、千葉のブランド梨をどう守っていきたいかお聞きしました。
「次の世代につながる人たち=後継者を作っていきたい。市とも連携して、農業をやりたいという人がいればどんどん育成していく。農業を最初から最後まで体験すれば、「自然てすごいな!」と思うようになると思うので、自分たちのノウハウを共有して、この地で梨を作っていければ。やっぱり次の世代を作る「人づくり」が一番の仕事なんだと思います。」
と語ってくれました。

これから始まるぜひ千葉県の梨、ぜひ家族みんなで食べて見てくださいね!