ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今日は、佐賀県をピックアップ!
いちご農家、そしてJAさが さが東部地区いちご部会 部会長の森園文男さんにお話をお伺いしました。

およそ20年ぶりに誕生した佐賀県発の新品種「いちごさん」。
色が良い、味が美味しい、量がとれる、三拍子揃ったいちごです。

全国的にもイチゴの産地として有名な佐賀県にはすでに名の知れた品種がありますが、そんな中で新しい品種が作られたのには、「農家の減少」が影響しているのだそうです。
後継者不足の問題がある中で、量が取れる「いちごさん」が開発されました。

それまで「さがほのか」という品種を作っていたノウハウが通用せず苦労した、という新品種の開発。栽培2年目の10月に2回ほど大雨にやられ、苗が全て枯れるのではないか、と絶望的に思ったこともあったそうですが、翌年、驚くほど元気に花が咲いて実がなった、というお話がありました。
森園さんの『自分がいちご栽培の名人のように思える。それで自信を持ち、早くみんなに作ってもらおうと思った。』という言葉からも、「いちごさん」が優れた品種であることがうかがえましたね。

「眺めてうっとり、かじって甘い」がキャッチフレーズの「いちごさん」。
今年デビューした新品種です!
まだ数は少ないそうですが、見つけた方は是非、食べてみてくださいね!!