ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週のあぐりずむWEEKENDは、宮城県農業高等学校の3年生 川井つむぎさんと、担当教諭の山根正博先生にスタジオにお越しいただきました。

小柄で華奢なつむぎさん、笑顔がとっても素敵です!
つむぎさんは宮城県農業高等学校の牛部に入部し、牛のお世話をしながら日々奮闘しています。
そんなつむぎさん、自分たちが絞った牛のミルクを使った「もう蜜」という、ずんだチーズケーキ味のジェラートを開発しました。
「もう蜜」はファミリーマートでも販売され、多くの人に楽しまれました。

「最初は夢のようで、ファミリーマートの方たちとの打ち合わせで、1位になったよ。という報告を聞いて、え!とびっくりしたりもしました。」と、とても楽しそうに話してくださいます。

全国から20人の女子生徒が集まり、ニュージーランドでの研修にも参加しました。
ニュージーランドの乳牛は、小柄な牛が多い事にびっくりしたそうです。

また、ニュージーランドでは酪農で、機械化が進んでいる事にもびっくり!
400頭を一気に搾乳することができる技術にびっくり。
機械化が進むのは酪農の労力削減にもつながる一方で、1頭1頭の牛の性格や、体調の変化などは分かりきれない。
そのため、1頭1頭触れ合う事が出来るような日本の酪農方法が好きだというつむぎさん。

また、きちんと経営の事を考えて酪農に向き合う事が出来るようになったというつむぎさん。
それは3年生になってからの事。
3年間、酪農に携わる中で育てている牛は本当に可愛いけれど、ペットではないこと、そしてその牛が売られていくことで、酪農が成り立っていくことを実感したと言います。

今後は、地元の宮城で頑張りたい気持ちと、実習先でお世話になった北海道の酪農家のもとで頑張りたいという夢と希望があるつむぎさん。

将来のご活躍が楽しみです!
ありがとうございました。