PASSENGER DIARIES

EDC 営業日誌(過去のお客様)

2021年8月28日放送

Passenger

Hey! Say! JUMP

本日のお客様は、Hey! Say! JUMPの八乙女光様・薮宏太様。
お二人は、ジャニーズJr.内のユニット、Ya-Ya-yahでご活躍された後、2007年にHey! Say! JUMPのメンバーに選出され、同年シングル「Ultra Music Power」でCDデビュー。デビュー翌月には、『Hey! Say! JUMPデビュー&ファーストコンサート いきなり! in東京ドーム』を開催し、東京ドームでのグループ史上最年少公演記録(平均15.2歳)を樹立。2009年には、史上初の横浜アリーナ7日間連続公演など、数々の記録を打ち立てます。
今月8/25に、記念すべき通算30枚目のシングル「群青ランナウェイ」をリリース!
薮宏太さんと八乙女光さんは長年活動を共にし、“やぶひか”という愛称で親しまれています。

 


(左:八乙女光さん 右:薮宏太さん)

 

〜Hey! Say! JUMPと川島さん〜

川島さんとHey! Say! JUMPの皆さんは、2015〜2019年、テレビ東京で放送されていたバラエティ番組「リトルトーキョーライフ」で共演。この番組は、Hey! Say! JUMPとジャニーズWESTが週替わりで出演されていて、川島さんがMCを担当。川島さん から見た、当時の2組の印象は・・・「Hey! Say! JUMPは既にテレビ等で活躍されていて、経験もあり、キラキラして見えた。グループとしてハイブランド感があり、学校で例えると“私立校”のようなイメージ。一方、ジャニーズWESTは、初めてのレギュラー番組ということで元気もすごく、“公立の男子校”のような雰囲気だった。」 また、番組開始当初、スタッフから「この二組を一皮剥きたいので、ツッコミはキツめでお願いします。追い込むことで彼らは一皮剥けると思います!」とお願いされていた川島さん。気合を入れてHey! Say! JUMPにツッコんでいたら・・・ファンの方から少しお叱りを受けたそうです。笑 川島さんが番組を通して感じた薮さん・八乙女さんの印象は、「薮さんはご自身が知っている話はもちろんのこと、知らない話でも積極的にコメントを残していた印象。一方、八乙女さんは・・・明るく、笑いのオチを担当することもありましたが、たまに気の抜けた表情をしていた時も・・・笑」 八乙女さんは、自他共に認める“のんびり屋”。番組のスピード感に合わせないそのマイペースな性格が、いい意味でズレを生み、番組を盛り上げていました!

 

 

〜ジャニーズJr.時代〜

薮さんは2001年、八乙女さんは2002年にジャニーズ事務所に入所。先に入所した薮さんは、ジャニーズJr.内のユニット、Ya-Ya-yahの一員となり、同名の「Ya-Ya-yah」というレギュラー番組でも活躍されていました。1年後に入所された八乙女さんも、すぐに番組レギュラーに抜擢され、ユニット「Ya-Ya-yah」の一員に加わる形となります。そんな八乙女さんの加入までの経緯はまさにエリート街道でした。八乙女さんは入所した1週間後に、ジャニー喜多川さんから、「今週末に、薮と一緒にテレビで「勇気100%」を歌うから!」と伝えられます。当時まだ宮城県在住だった八乙女さんは、自宅に届いたカセットテープで歌を練習。そして、東京で薮さんと軽く合同練習を行った後、すぐにテレビ収録!当時12歳の八乙女さんは、本番で歌詞を間違えてしまったそうですが、あまり深刻に捉えておらず、ヘラヘラと笑っていたそうです・・・笑 そんな状況を横でいていた薮さんは、当時思春期だったこともあり「こんなに早くマイクを持てる(人前で歌うチャンスを得る)のか・・」と少し嫉妬心があったそうですが、ジャニーさんから事前に、「八乙女っていう面白い子がいるから、YOU面倒見てあげてね」とお願いされていたこともあり、先輩として“しっかりしなきゃ”という思いが勝りました。ジャニーさんは2人の相性の良さを当時から見抜いていたのかもしれませんね。

ジャニーズのオーディション会場での思い出もお話くださいました。会場では、300人程のオーディション生が鏡の前に並び、先生の高難度のダンスを“見様見真似”で踊ることからオーディションが始まるそうです。薮さんはそれまでダンス経験が無く、苦戦・・・。下手でもいいから、とにかくこの場を楽しもうという気持ちで、がむしゃらに食らい付いていきました。ダンス中にKinKi Kidsの曲が流れ、歌が好きだった薮さんは歌いながら踊っていると、ジャニーさんが近づいてきて、「YOU歌上手いね!」と褒めてくださったそうです!こうして、その場を全力でやり遂げた薮さんの輝きはジャニーさんの目に留まり、入所する流れとなったのでした。一方、八乙女さんは、もともと地元でダンスを習っていて、オーディションでのダンスは難なくこなすことが出来たそうです。すると、現在、A.B.C-Zで活躍されている先輩の河合郁人さんが、特別にさらに難しいダンスを教えてくれました。この時、ビデオ審査の段階ですでにジャニーさんの目に留まっていた八乙女さんは、ジャニーさんから「YOUが八乙女君か、本当に踊れるんだ!」と声を掛けられ、TVデビューまでの流れが生まれたのでした。

 

 

〜Hey! Say! JUMP誕生〜

2007年9月24日に結成が発表されたHey! Say! JUMP。結成の経緯は、ワールドカップバレーボール大会。4年に1度行われるこの大会に合わせて、ジャニーズ事務所からは「V6→嵐→NEWS」といった、グループがデビューする流れが出来ており、ジャニーズJr.の方々は少しソワソワする時期だったそうです。Ya-Ya-yahで活動を5年ほど続けていたお二人も気持ちは同じ。薮さんに至っては、高校3年生となっており、大学受験など今後の進路を考えた時に、このタイミングでデビュー出来なかったら退所するという選択肢も視野に入れていたそうです。そんな時、帝国劇場でジャニーズJr.の舞台に出ていた薮さんは、突然ジャニーさんから楽屋に呼ばれます。1対1の状況でジャニーさんは白い紙に名前を書き始めました。そこには、後にHey! Say! JUMPとなるメンバーの名前が!「このメンバーでいこうと思うけど、YOUどう思う?」と聞かれた薮さんは、次にデビューするグループの事だと勘付いたそうです。自分の一言で、ここに書かれているメンバーの将来が決まってしまうという重圧がありつつも、個性豊かなメンバーが揃っており、「大丈夫だと思う」と答えました。そして、ジャニーさんから、薮さんと八乙女さんは年長メンバーだからグループをまとめる立場として、しっかり引っ張っていって欲しいとお願いされるのでした。

「メンバー全員が平成生まれで、平成の時代を高くジャンプしていく」という意味が込められたHey! Say! JUMP。結成後は怒涛の流れで物事が進んでいきました。まずは、薮さんと八乙女さんがメインで出演されるバラエティ番組「Hi! Hey! Say!」が始まり、11月14日に「Ultra Music Power」でCDデビュー、その1ヶ月後には初の単独コンサートを東京ドームで行います。CDデビューから東京ドーム公演までの期間の短さは当時歴代最短!華々しいデビューを飾った、Hey! Say! JUMPですが、東京ドーム公演である問題が発生します!それは、オリジナル曲が少なすぎること!デビューからコンサートまでの期間が短すぎたため、「Ultra Music Power」を含め、持ち歌が3〜4曲しかありませんでした。公演時間は2時間半程度あり、お客様に満足してもらうために取った策はなんと、アレンジ違いの「Ultra Music Power」を何回も歌うこと!笑 バラードバージョン・ロックバージョン・和風バージョンなど・・・様々なバージョンの「Ultra Music Power」を披露され、また、先輩方の曲をカバーするなど工夫を凝らして初めての東京ドーム公演をやり遂げたのでした。

 

 

〜お互いの素顔〜

“やぶひか”の愛称で知られる名コンビのお二人。お互いの意外な素顔についてもお伺いしました。八乙女さんから見た薮さんの素顔は、Hey! Say! JUMPのメンバーの中で一番子供になる瞬間があること。結成後しばらくは、年長メンバーとして他のメンバーのお手本となるよう“しっかり者”としてグループを引っ張ってきました。しかし、若いメンバーも大人になり、一人一人がしっかりしてきたことで、“もう大丈夫だな”と感じた薮さんは、しっかり者の自分を解放してあげることに。今では、しょうもない下ネタを延々と言う薮さんを年下メンバーがツッコんでいるそうです。笑 薮さんから見た八乙女さんの素顔は、メンバーで一番静かな性格だということ。テレビではとても明るい印象ですが、楽屋では静かにイヤホンをして動画を見ているか、寝ていることが多いそうです。これには、ちょっとした事情があるらしく・・・のんびりな性格の八乙女さんは、メンバーの皆さんの会話スピードに付いていけないそうで、会話に参加しようと試みたこともあったそうですが、すぐに話題が切り替わるため、オフモードの八乙女さんは取り残されてしまうことがしばしば・・・。「え、その話さっき終わったじゃん・・・」という空気を何度か経験したこともあり、楽屋では“そっとしていよう” と決めているそうです。今では、皆さんの会話をニコニコしながら聞くか、寝ているそうです。笑 ちなみに、スタッフから呼びかけられた時、八乙女さんをそっと起こす係は薮さんだそうです。

 

 

〜思い出の場所〜

薮さんの思い出の場所は、ジャニーさんに連れて行って頂いたハワイ。夕食は、ジャニーさんがメンバーみんなにお気に入りの中華料理屋をご馳走してくださる事になり、「すごく美味しいから、お腹を空かせて楽しみに待っていてね」と言われていたそうです。夕食の集合時間の18時までは自由行動。薮さんはメンバーの伊野尾慧さんと共にハワイを満喫されていましたが、途中でお腹が空いてしまいます。すると目の前には美味しそうなチーズケーキ屋さんが!しかし、時刻は17時半・・・!悩んだ末、1つのケーキを2人で食べる事にしました。しかし、出てきたのはアメリカサイズの大きなチーズケーキ!笑 とても美味しかったそうですが、お二人は胃袋がパンパンになった状態で待ち合わせ場所へ向かいました・・・。そんなことは梅雨知らずのジャニーさんは、みなさんに美味しい中華を食べて欲しくてウキウキされています。しかし、2品目ぐらいのところで、ジャニーさんは薮さんと伊野尾さんのお箸が進んでいない事に気付きます。「YOUと伊野尾、あんまり食べないけどどうしたの?」と聞かれ、正直に答えた2人・・・。するとジャニーさんは大激怒!「最悪だよ!美味しい中華って言ったのに!こんなに食べさせたかったのに!なんでチーズケーキ食べちゃうんだよ!」 と、今までで1番、ジャニーさんに怒られたそうです。笑 また、お二人が怒られている現場にいた八乙女さんは次の日に、「2人が食べたチーズケーキが美味しそうだから買いに行っこかな〜」とうっかりジャニーさんの前で言ってしまい、「もうチーズケーキの話はやめろよ!」と怒られたそうです。笑 ジャニーさんは心の底から、皆さんに美味しい中華料理を食べて欲しかったのですね!

 

八乙女さんの思い出の場所は、東京の巣鴨。巣鴨は、実は八乙女さんが初めて東京で住んだ街。お母様と二人暮らしをするということもあり、何十年も宮城で生活をされていたお母様にとって少しでも慣れ親しんだ宮城の雰囲気を感じられる場所を探していたところ、巣鴨に辿り着いたそうです。実際に住んでみた感想は、昭和みたいな空気が流れており、年配の方が多く、落ち着いた雰囲気がとても合っていました。東京駅を毎週利用していた時は、歩くスピードの速さや、人の多さに怖さを感じていた八乙女さん。巣鴨のゆっくりしたスピードが、心地よかったそうです。中学2〜3年の多感な時期に巣鴨の魅力に取り付かれた八乙女さん。今でもたまに巣鴨を訪れ、お好きな辛いおせんべいのお店や、とげぬき地蔵などで、心を休めているそうです。

 

 

〜薮さん・八乙女さんのエウレカ(発見)〜

薮さんが人生で見つけたエウレカ(発見)は、「感情移入し過ぎないこと」。役者・アーティスト・タレントとして様々な仕事をこなすアイドル。喜んだり、凹んだり、悲しくなったりと感情の起伏が大きいそうです。その感情を正面から受け止めすぎると、次の仕事に影響が出てしまい、しんどくなってしまうと感じた薮さんは、「感情移入し過ぎないこと」を意識されています。自分を俯瞰することで、うまく気持ちのコントロールが取れるようになったそうです。 八乙女さんのエウレカ(発見)は「時間が経っても変わらない関係があるということ」。中学1年生で宮城から東京へ引っ越した八乙女さんは、携帯電話を持っていなかったため、当時の親友と連絡が途絶えていたそうです。しかし最近、番組きっかけで18年ぶりに連絡を取ることができました!その時、長年の空白はあったものの、お二人の関係・空気感は、当時のまま何も変わっていなかったそうです。また、親友の方は、八乙女さんなら「テレビをきっかけに連絡してくれると信じていた」とおっしゃってくれました。八乙女さんの心優しい性格がもたらした素敵なお話ですね!

Hey! Say! JUMP記念すべき通算30枚目のシングル「群青ランナウェイ」が、8/25日にリリースされました!ミステリアスで疾走感のあるイントロから始まる、かっこいい曲!川島さんも聴き惚れていました。ドライブにもぴったりの曲です!みなさん是非チェックしてみてくださいね!

 

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PLAYLIST
  • 「ウィークエンダー」
    Hey! Say! JUMP
  • 「我 I Need You」
    Hey! Say! JUMP
  • 「巣鴨地蔵通り」
    金田たつえ
  • 「群青ランナウェイ」
    Hey! Say! JUMP
  • 「ちっぽけな勇気」
    FUNKY MONKEY BABYS