PASSENGER DIARIES

EDC 営業日誌(過去のお客様)

2022年1月15日放送

Passenger

髙橋ひかる

本日のお客様は、髙橋ひかる様。
2001年、滋賀県生まれ。2014年、『第14回全日本国民的美少女コンテスト』でグランプリ獲得され芸能界デビュー。2016年に公開された映画『人生の約束』のヒロイン役でスクリーンデビュー。翌年にはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に出演。さらに2019年からは女性ファッション誌「Ray」の専属モデルも務めています。今年の春には、WOWOWオリジナルドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』のヒロイン・刈谷優里役、実写映画『おそ松さん』のヒロイン・トト子役での出演が決定しています。また近年では、関西弁を活かした鋭い“ツッコミ”で、バラエティ番組でも大活躍!
今年、成人式を迎えたばかり!エウレカ・ドライブ・コーポレーション史上最年少のお客様です!

 

 

〜川島さんとの関係〜

女優業だけではなくバラエティ番組でも大活躍中の髙橋ひかるさんが、川島さんと初共演をされたのは日本テレビの番組『スクール革命!』(関東ローカル)。川島さんは初めて会った時のことを、“清楚でおとなしい印象だった”と振り返りましたが、共演を重ねるごとに印象が変わり・・・“小さいアンミカ”と名付けるまでに!笑 本日のドライブ序盤はその経緯についてたっぷりと伺いました!
『第14回全日本国民的美少女コンテスト』でグランプリに輝き、芸能界の道へ進んだ髙橋さん。滋賀県のご出身ですが、芸能界に入った当初は、国民的美少女のイメージを保つために方言(関西弁)を隠し、おしとやかな感じでバラエティ番組に出演されていました。しかし、もともとはアイドル志望で大のバラエティ好き!次第に本来の姿が溢れ出て・・・元気でツッコミも鋭い現在のキャラクターが確立されました。笑 もはやベテランの風格すらありますが、髙橋さんは今年、新成人になったばかり。20歳の誕生日を迎えた昨年も、テレビ東京の連続ドラマ『春の呪い』で主演を務め、テレビ・ラジオなど100本以上のメディアに出演する大活躍でした!

 

 


(幼少期の髙橋ひかるさん)

〜芸能界の道へ〜

幼少期から芸能界に入りたいと思っていた髙橋さん。しかし、生まれ育った滋賀県は、芸人さんは多く輩出していますが、俳優・女優として芸能界に進んだ方は少なかったそうです。芸能界は遠い存在で入り方も分からず、“夢で終わるのかな・・・”と思っていたところ、通っていたダンススクールの先生が『全日本国民的美少女コンテスト』を勧めてくれます。過去にも、先生から様々なコンテストへの応募を促されていましたが、“どうせ受からないよな・・・”と避けていた時期もあったそうです。しかし今回は、締め切り最終日に再び先生から連絡があり、“先生がここまで言うなら!”と応募を決断。
また、“落ちたら先生に申し訳ない”という気持ちが芽生えた髙橋さんは、同時期にアイドルグループのオーディションにも応募!もともとAKB48や乃木坂46が大好きでした。『全日本国民的美少女コンテスト』では、瞬く間に予選を勝ち進み、東京審査の際は、“審査のついでにディズニーランドに寄って、思い出だけでも作れたら良いかな!”という感覚でしたが・・・結果は見事グランンプリ!「運も大きかったと思います。」と謙虚に振り返る髙橋さんですが、81,031通の応募の中から日本一に輝き、芸能界入りを果たしたのです。


(グランプリに輝いた髙橋ひかるさん)

2014年にグランプリを獲得し、翌年、早速2本のCMに起用され、2016年には映画『人生の約束』のヒロイン役でスクリーンデビュー。2017年にはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも出演されました。おもに女優として活動していた髙橋さんのバラエティ能力が開花したきっかけは、『スクール革命!』。内村光良さん・オードリー・アンタッチャブルの山崎弘也さん・Hey! Say! JUMP・髙地優吾(SixTONES)さんがレギュラー出演されていて、内村さんが作り出すアットホームな現場は、安心感があり、自由に出来たと言います。それまでは、素の自分でありつつも、心のどこかに“ちゃんとしなければいけない”という感覚があり、自分を押さえていたそうです。そんな髙橋さんにとって、『スクール革命!』の現場は、“もっと自分を出していいんだ!”“受け入れてもらえるんだ!”と感じられる場所でした。

 

 

〜悩み事〜

髙橋さんの最近の悩みは・・・“話がまとまらないこと”。話したいことがありすぎて、ご自身のYouTubeチャンネル「たかしの部屋」の生配信では四方八方に話が飛び、視聴者が“今、何の話をしてるんだ?”と混乱してしまうのだとか!笑
もう一つの悩みは・・・“番組アンケートに書くことが無くなっていること”。バラエティに引っ張りだこの髙橋さんは、番組アンケートを書く機会が多く、その都度、アンケートを埋めるために努力しますが、最近は話が尽きてきているそうです・・・。特にそれを感じるのが、過去のエピソード。それもそのはず!髙橋さんはまだ20歳で、過去のことを聞かれても、最近まで学生で経験が少ない分、エピソード数に限界が・・・。「確かに!俺らとは引出しの数(生きてきた年数)が違うもんね!」と納得する川島さんに対して、髙橋さんは「芸人さんは、エピソードトークを作りにいくってよく聞きますけど、どうされているのですか?」と質問。この質問に川島さんは、「まぁまぁ狙いに行っていますけどね。笑
日常でイラッとしたことはチャンスだと思うようにしている。」とお答えに。イラッとしたことをそのまま終わらせてしまうと嫌な思いだけが残ってしまうと考える川島さんは「例えばお店で失礼なことをされたら、本来はそのタイミングで帰ればいいんだけど、あと2〜3歩踏み込めば“エピソードが生まれるのでは?”と考えてしまう。そうすると、日常であまり怒らなくなる。」とお話に。これを聞いた髙橋は、芸人さんの凄さに感嘆されると同時に、今後の参考にされていました!そんな髙橋さんに川島さんは、「まだ若いから、(エピソードを取りに行かず)気ままに過ごしたら良いと思いますよ。笑 ただ、芸人ではなかなか体験できないお芝居の撮影中のエピソードなどを持っておくと良いかもしれませんね。」とアドバイスを送りました。
さらに、髙橋さんのバラエティ番組出演時の悩みは・・・“忘れっぽいので、さっき観たVTRをすぐ忘れてしまうこと”。『衝撃映像10連発!』のような番組では、20分ほどVTRを観た後に感想を求められことが多く、最初の方に流れた映像の内容を忘れてしまうことが・・・笑 トップバッターで感想を求められる場合は良いのですが、後半に感想を求められると、ほかの人と被らないようにコメントをしなくてはならず、困ってしまうことも・・・。1番最後に感想を求められることが多い川島さんも、実は同じ悩みを持っていました。笑 なので、髙橋さんのように、人と違うことをコメントしようと意識している方がいると大変助かるそうです!たまに、バラエティに慣れていない俳優さんが「あれも〜、これも〜」と、観た映像全てにコメントされると、そのあと何も言うことがなくなってしまうそうです・・・。芸歴20年を超える川島さんと、20歳の髙橋さんが、同じ悩みを持っていたとは意外ですね!
そんな、何事にも全力で取り組む髙橋さん。家でテレビを観ている時も、同世代のタレントさんが出演されていると、“良いところは盗もう!”とつい意識してしまうそうです。女優業・バラエティ業でも、同世代の人たちは仲間でありライバル。その向上心が髙橋さんの最大の武器なのかもしれませんね!

 

 


(20歳を迎えた、髙橋さんの振袖姿)

〜印象的な言葉〜

最近言われた印象的な言葉は、バカリズムさんのひと言だそうです。
バカリズムさん司会のバラエティ番組に出演された髙橋さん。共演者のずん・飯尾さんなどのコメントが面白く、「アッハッハッハッハ!」と漫画のような笑い方をした時に、バカリズムさんから「めっちゃ愛想笑いじゃないですか?」と指摘されました・・・笑 髙橋さんは決して愛想笑いをしたわけではなく、本当に面白い時は漫画のような笑い方になってしまうそうですが、この笑い方には、マネージャーさんからも「嘘っぽい!」と言われたことがあり・・・“人からの見え方はとても難しいんだな”と学んだと言います。川島さんも、“伝え方・見え方の難しさ”は芸能界の永遠のテーマだと考え、特にバカリズムさんは凄い所を拾ってくるから、指摘されたことは気にしなくていい、とアドバイス。
実は川島さん、バカリズムさんとの共演で忘れられない出来事があるそうです!それは、10年程前のテレビ東京『ゴッドタン』。その日は2本収録で1本目が午前中、2本目が夕方からで、間の空き時間が6時間ほどあったそうです。そして、2本目が始まる前に共演者の野呂佳代さんが、バカリズムさんに「空き時間何してたの?」と尋ねられたそうです。野呂さんは「家に帰って稲庭うどん食べてました。」と言うと、すぐさまバカリズムさんが「今の“稲庭”って要る?うどんで良くない?“稲庭”で笑いを取ろうとしてない?」と詰め寄ったそうです。笑 直後にスタッフの方が「それでは本番いきまーす!」と声が掛かり、変なテンションで2本目の収録が始まってしまいました・・・。“稲庭”に関しては、確かに周りの芸人さんたちも少し違和感を覚えましたが・・・、芸人でもない野呂さんに対して詰め寄るバカリズムさんを見て、川島さんは、面白さと怖さを同時に感じたそうです。笑 「あの人は、あえて言うのが趣味だと思うので、言われたことは気にしなくていいですよ。笑」と髙橋さんにバカリズムさんの取り扱いを説明していました。

 

 

〜川島さんへの質問〜

ドライブも終盤。髙橋さんは川島さんに聞きたいことがあるそうです。それは、“要領が良いタイプか否か?”
髙橋さんはご自身を、要領が良くないタイプだと分析すると同時に、芸能界の方は要領の良い人が多い気がするそうです。髙橋さんの言う“要領が良い”とは、“やるべきことをしっかりやれるか”“後回しにしないか”という意味。この点で、川島さんはご自身を要領の良いタイプだと分析されました。この時間まで頑張ると決めたら、そこまでは全力で頑張れるタイプ。しかし、1分でも予定時間を過ぎると脳が回らなくなるそうです。なので、やるべきことは時間内になんとか形にするのだとか!
一方、その反動で、残業と打ち合わせが大嫌い。笑 中身のある“打ち合わせ”ならもちろんしっかり行いますが、時にはただ集まるだけの打ち合わせにうんざりすることも・・・。ルーティーンや決め事を大事にする川島さんは、例えば、喫茶店で2時間集中すると決めたら、まず座る位置や、携帯やコーヒーを置く位置を決めて臨みます。もし、その際に店員さんが注文と違うドリンクを持ってきたら、一旦店を変えて仕切り直すこともあるそうです!
「ルーティーンや決め事を大事にするのは良い部分もあるけど、1つ崩れたら弱い部分がある。なので、マイペースで頑張るのが一番良いと思いますよ。」と、ご自身の経験からアドバイスを送りました。

 

 

〜実写映画『おそ松さん』〜

『おそ松さん』は赤塚不二夫さんの漫画「おそ松くん」に登場する6つ子たちが、20歳を過ぎてもクズでニート、だけどどこか憎めない大人に成長し、自堕落に過ごす日々を描いたアニメ。この作品が、今年の春、実写映画に!人気アイドルグループ・SnowManのメンバーが、松野家の6兄弟に加え、3人のオリジナルキャラクターとして登場し、髙橋さんは、ヒロインのトト子役!「おそ松くんや、おそ松さんを知っている方ならご存知かもしれませんが、トト子ちゃんは、“ちょっとうるさいけど、可愛くて憎めないキャラ”。そこを実写版でもしっかり表現出来たらと思います。」と作品への想いを語りました。“おそ松さん”特有のカオスな魅力が実写版でもしっかり表現されている映画『おそ松さん』は、3/25日公開です!

 

 

〜髙橋ひかるさんのエウレカ(気付き)

髙橋さんが芸能界に入って見つけたエウレカは“気付かないことや、知らないふりをすることの、嘘ついてはいけないタイミングの難しさ”。優しい嘘も時には必要なのかもしれませんが、最近は、自分にも嘘を付かず、ありのままでいて良いと感じています。“嘘と演出”の区別が難しいテレビ業界ですが、自分らしく進んで行くことを決めたそうです!
現在、バラエティやラジオなど幅広く活躍されている髙橋さんの今後の目標は、女優業でもしっかり活躍すること!
今年は舞台にもチャレンジされるそうです。さらなる可能性を秘める髙橋さんの今後に大注目ですね!

 

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PLAYLIST
  • 「青春病」
    藤井風
  • 「大声ダイヤモンド」
    AKB48
  • 「キン肉マンGo Fight!」
    串田アキラ
  • 「のびしろ」
    Creepy Nuts
  • 「ズンドコ パラダイス」
    ジャニーズWEST