PASSENGER DIARIES

EDC 営業日誌(過去のお客様)

2022年4月23日放送

Passenger

田村保乃

本日のお客様は、櫻坂46の田村保乃様。
1998年、大阪府出身。2018年に、『坂道合同オーディション』に合格され、欅坂46の2期生としてデビュー。その後、グループは2020年に櫻坂46と改名し再出発。櫻坂46の1stシングル『Nobody’s fault』で表題曲歌唱メンバー入りを果たし、個人PV『恋のラブアタック大作戦』は、異例の185万再生超え!さらに、2021年には自身初の写真集『一歩目』(小学館)を発売。3rdシングル『流れ弾』ではセンターを務めました。
また幼少期からバレーボールに打ち込み、推薦で大学に入ったほどの実力者。一方で、読書好きとしても有名。今年1〜3月、TBS『ラヴィット!』の水曜日シーズンレギュラーとして、川島さんと共演していました。
今日は、田村さんのアイドル人生を巡るドライブ!アイドルへの道は、紆余曲折があったそうです。

 

 

〜川島さんとの関係〜

田村さんは、川島さんがMCを務める朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』に、今年1〜3月、水曜日のシーズンレギュラーとして参加。この共演を機に、田村さんは川島さんのことを“お父さんのような、お兄さんのような存在”として尊敬しているそうです!『ラヴィット!』水曜日のレギュラーメンバーは、柴田英嗣(アンタッチャブル)、見取り図(盛山晋太郎・リリー)、矢田亜希子さん。川島さん曰く、水曜日は、普段は安定感があるが、ゲストが来ると場が荒れることが多い曜日・・・。笑
そんな、“学級崩壊”をたまに起こす水曜日チームに加わった田村さんを、川島さんは“進学校から転入してきた優等生”のように感じ、安心感があったと言います。この言葉を聞いた田村さんは、「“私はどういう存在”に見られているのだろう・・・?とずっと思っていたので、とても嬉しいです!」と喜んでいました。
『ラヴィット!』では、シーズンレギュラーとして、坂道グループ(乃木坂46・櫻坂46・日向坂46)のメンバーが定期的にご出演されていますが、川島さんにはある悩みが・・・それは、バラエティ色の強い番組で、坂道メンバーの方に普段と違ったプレッシャーを与えているのではないか、ということ。乃木坂46の久保史緒里さんは、ラジオで『ラヴィット!』のことに触れ、“1ヶ月半経ったが、一向に手応えがない”と吐露・・・笑 日向坂46の松田好花さんは、大喜利問題で1発目に答えた回答が正解だったことに罪悪感を覚え、本番中に号泣・・・といった出来事が続き、坂道メンバーから“『ラヴィット!』は嫌われているのでは・・?”と、不安になっていました。笑
そんな不安があった川島さんにとって、田村さんの“よく笑う”姿は救いでした。川島さんが“田村さんの笑顔”で一番印象に残っているのは、2022年3月16日放送回!この日は、オープニングで、スタジオのメンバー間で、予算1万円でプレゼント交換をすることに。現場は和やかな雰囲気で進行していきますが、ゲストで出演していたアルコ&ピースの平子さんの番で悲劇が・・・!!平子さんがもらうことになったのは、矢田亜希子さんが選んだストーンフレグランス。平子さんは、ストーンフレグランスの良い香りに幸せなそうな表情を浮かべます。さらには入れ物もおしゃれな陶器で出来ており、別の活用法を説明しようとした瞬間・・・誤って手を滑らせてしまいます!その直後、スタジオには“パリーン”という音が鳴り響き、一瞬にしてスタジオが静まり返りました。矢田さんはその光景を見るや否や、驚きのあまり口を大きく開け放心状態。川島さん、柴田さん、見取り図のお二人は、割れた陶器がカメラに映らないように必死に動き回ります!スタジオがパニックになるなか川島さんが、ふと田村さんの方に目をやると・・・・・田村さんはお腹を抱え、机に突っ伏した状態で大爆笑!笑 この時のことを川島さんは、「アイドルとして人の失敗を“笑ってはいけない”という葛藤があったのか、息を殺していたせいで、顔が“紫色”になっていた。ミョウガみたいな色だった。笑」と振り返り、ショックを受けている矢田さんの横で、誰よりも爆笑している田村さんを見て、“本当にお笑いが大好きなんだな”と感じたそうです。田村さんは笑い上戸。『ラヴィット!』では、毎回涙を流すほど笑っていたそうで、「幸せな朝でした。」と川島さんに伝えると、川島さんは、「笑いを取った人の顔を見て笑うのが良いよね。保乃ちゃんが笑ってくれるから、おじさん達はさらに頑張っていた。逆に助けられました。」と、感謝を伝えました。

 

 


(『ラヴィット!』 水曜日シーズンレギュラー中 ロケでのお写真)

〜アイドルへの軌跡〜

幼稚園から大学までバレーボール一筋のスポーツ女子だった田村さん。そんななかで、小学校4年生の頃からアイドルが好きになり、学校や部活で辛い時は、全力で頑張る“アイドルの姿”から勇気と活力をもらっていたと言います。
そして田村さんは、友人の薦めで、「けやき坂46」(ひらがなけやき ※現在の日向坂46)の2期生オーディションに応募。しかし、2〜3次審査あたりで田村さんは落選してしまいます。この落選にはまさかの理由が・・・。なんと、次の選考に進む人だけに送られる通知がポストに届いていたにもかかわらず、他の郵便物に紛れてしまい、それに気付かず・・・通知に気付いたのは、次の審査がちょうど終わるタイミングでした。運営の方から電話も掛かって来ていたそうですが、その時は知らない番号だったので出ず・・・そのまま失格に。田村さんのアイドルへの道はここで一度、閉ざされてしまうことになります。この時、田村さんは、通知に気付かなかったこと、また、気付いたタイミングがちょうど次の審査が終わる時間だったことに不思議な縁を感じ、天から“アイドルとは違う人生を歩め!”と、言われている気がしたと言います。
そこから、気持ちを切り替え、再びバレーボールに打ち込むことを決意。ですが、気持ちを切り替えた矢先に、『坂道合同新規メンバー募集オーディション』(合格者は、乃木坂46・欅坂46・けやき坂46の、どこかのグループに配属される)が開催されることを知ります。その1次審査の前に開催されるセミナーでは、現役メンバーが直接、活動内容を教えてくれるというものでした。“アイドルになること”は諦めていましたが、“アイドルが好き”なのは変わりません。握手会やライブに足繁く通っていた田村さんは、“メンバーに会える!”という目的のみでこのセミナーに参加!笑 完全にファン目線の行動ではありますが、この時、田村さんはセミナーに参加した人の中で数人しかもらえない、“1次審査が免除になるシード権”を受け取ります。これがきっかけで、再びオーディションに参加。しかし、目的は合格では無く、“また、メンバーの人に会えるかも・・・!”という、ファンならではの期待!笑 握手会やライブに行く感覚で、再びオーディションに参加されたことに対して、「“クーポン券(シード権)もらったからご飯行こう!”みたいなもんでしょ?」と、川島さんからツッコみを受けますが・・・笑 選考が進むにつれ、心に変化が。“やっぱり、アイドルになりたい!”という思いが強くなり、合格を目指して真剣にオーディションに取り組むようになりました。
そして見事合格し、2018年に「欅坂46」(現・櫻坂46)の2期生としてデビュー。“推す側から推される側”になった当時の心境について、「私は、“あの子を応援したい!” “大好きだ!” というファンの方の気持ちが分かるので、そういった気持ちを自分に向けてくださる方がいるのが、嬉しくて、有難くて、大切にしたいなとすごく思いました。」と語ってくださいました。アイドルファンからアイドルへ。そんな田村さんをファンの方は、“Top of the ファン”と呼ぶことも!
そして、2020年に欅坂46は「櫻坂46」へとグループ名を変更。田村さんは、櫻坂46に名前を変更して以降、シングル表題曲メンバーへの選出や写真集発売など、さらに活躍を広げていきます。欅坂46時代は、“すごいグループに入ってしまった!”と、先輩方の背中を見て様々なことを学ぶ日々でしたが、櫻坂46になってからは“自分たちで何とかしていかなくてはならない!”と、チーム全体のことを考えるように。その後、3rdシングル『流れ弾』では、自身初の表題曲のセンターを務めることになるのです!

 

 

〜好きなアイドル〜

田村さんが小さい頃、まずハマったアイドルグループは「AKB48」。なかでも大好きだったのは前田敦子さん。「AKB48選抜総選挙」では、もちろん前田敦子さんに投票!テレビの前で、絶叫に近い形で応援されていたのだとか。笑 今でも、当時のライブ映像を見返すほど、その輝きやスター性に惹かれていると言います。しかしまだ、前田さんに直接お会いしたことはないそうで、憧れが強すぎて“会いたいけど会いたく無い”という複雑な想いだそうです。実際に会ったら“自分がどうなってしまうのか?” “興奮しすぎて気持ち悪がられないかな?”と心配に・・・!
AKB卒業メンバーでお会いしたことがあるのは、篠田麻里子さん。テレビ局のお手洗いで遭遇したそうです。ですが、場所が場所ということもあり・・・声を掛けることはできませんでしたが、楽屋に戻るや否やメンバーに「聞いて〜〜〜!篠田さんがっ・・!」と興奮気味に伝えたそうです。今では、田村さんも憧れられる立場。ファンに夢を与えつつ、いつか前田敦子さんに会える日が来ることを願っています。

 

 

〜憧れの舞台〜

田村さんが人生で思い出深い出来事についてもお聞きしました。
1つ目は、2019年に行われた、欅坂46初の東京ドーム公演。田村さんにとっては、デビューした翌年の出来事で、開催を知らされた時は、ご自分のことよりも、“先輩方が遂に東京ドームに立つんだ!”と、ここまで欅坂を大きくしてきた先輩方への尊敬の念が強かったと言います。と、最初は客観的に感じていた東京ドーム公演ですが、もちろん田村さんも出演する側。笑 当日の緊張は今までに感じたことがないほどでした。東京ドームのステージから観た景色は、「天井まで人がいた。」と感じるほど、大勢のファンの方の熱量に包まれていて、忘れられない光景となりました。また、アンコール曲のイントロが流れた際のファンからの声援は、地響きのように感じられ、心を揺さぶられる瞬間だったそうです。

田村さんの思い出深い出来事の2つ目は、昨年末に行われた『NHK紅白歌合戦』。披露した曲は、田村さんがセンターを務める『流れ弾』。昔からずっと観てきた紅白歌合戦に、まさか自分がセンターとして歌って踊る日が来るとは夢にも思ってもいませんでした。また、昨年、紅白歌合戦が開催された場所は、櫻坂46として初めてライブパフォーマンス(櫻坂46 デビューカウントダウンライブ!!)を行なった場所でもある、東京国際フォーラム。新しく歩み始めた思い出の場所で、今回は、紅白歌合戦という大舞台。この時のことを田村さんは「もう本当に感謝しかないですね」と振り返りました。

 

 

〜普段の田村さん〜

周りから“変わっている”と言われることについても伺うと・・・「ありがとうございます」の“す”が言えないことが多い、とお答えに!普段から、「ありがとうございま〜・・・。」と、“す”が抜けた返事をしてしまうことがあるそうです。「パチンコ屋でバイトしてました?」と川島さんも思わずツッコんでしまうほど、あまり聞かない類の悩み。笑 さらに田村さんは「“ありがとうございます”って、ちょっと長いじゃないですか。」と、独自の見解を展開!「“ありがとうございます”が長いと思っていたら、日本でやっていける?」と川島さんに最後まで心配されていました・・・!
そんな意外な一面も教えてくれた田村さんは、読書好きとしても有名!高校を卒業してから大学に入学される1ヶ月ほどの間は、1日1冊読破されていたそうです。最近のオススメは、『木曜日にはココアを』(著: 青山美智子) こちらの作品は、人との繋がりの素晴らしさを描いた作品。優しい世界に浸りたい方にはピッタリの1冊だそうです!川島さんは、「今後、本を書く可能性もあるのでは?」と質問。田村さんは、文章を書くのも昔から好きで、過去に何度か挑戦したことはあるそうですが、架空のストーリーを作るのはまだ難しいとのこと。すると川島さんは、「自叙伝はどう?人は誰でも1冊、本が書ける。それは自叙伝だって誰かが言ってましたよ。」と優しくアドバイスを送っていました。誰もが歩める道ではない人生を送っている田村さんの自叙伝、是非読んでみたいですね!


(田村さんオススメの本!「木曜日にはココアを」(著: 青山美智子))

 

 

〜田村保乃さんのエウレカ!〜

ご自身を緊張するタイプだと分析する田村さん。ですが、川島さんは逆の印象を持っていたそうで、『ラヴィット!』の前室(本番前に出演者が団欒する場所)では、田村さんはリラックスしているように見えていました。『ラヴィット!』について、田村さんは、大阪出身でお笑い好きということもあり、前室での芸人さんのやりとりが面白く、「あ、ラヴィットは大丈夫だ〜!」と、自然に馴染めたと言います。ライブ前などにはやはりアガってしてしまうことが多いため、緊張と上手く向き合い、その上で実力を発揮するために努力をすることを決めたそうです。「緊張をしないことは無理だから、それに負けない気合を持つことが大事」と気付き、それを実践されています。

 

 

〜最新シングル『五月雨よ』〜

櫻坂46は、今月6日、4枚目のシングル『五月雨よ』をリリースされました。今作は、今までの激しくカッコいい楽曲とは異なり、“ゆったり”と心に響くナンバー。歌詞は心情を天気で表しており、振り付けもファンの皆さんが真似しやすくなっているそうです!センターを務めるのはグループ最年少メンバーの山崎天さん。田村さんは、しっかりしている山崎天さんに信頼を置きつつ、皆で支え合っていきたいとおっしゃっていました。更なる飛躍が期待される櫻坂46の新曲『五月雨よ』。皆さん、是非チェックしてみてくださいね!

 

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PLAYLIST
  • 「流れ弾」
    櫻坂46
  • 「思ったよりも寂しくない」
    櫻坂46
  • 「Nobody’s fault」
    櫻坂46
  • 「不協和音」
    櫻坂46
  • 「五月雨よ」
    櫻坂46
  • 「車間距離」
    櫻坂46