PASSENGER DIARIES

EDC 営業日誌(過去のお客様)

2023年1月7日放送

Passenger

小宮山雄飛

本日のお客様は、小宮山雄飛様。
1973年、東京・原宿出身。
ワタナベイビーさんとの音楽ユニット『ホフディラン』のボーカル&キーボーディストとして、1996年にシングル「スマイル」でデビュー。また、近年では音楽活動以外にラジオ・テレビ・雑誌などへと活躍の場を広げており、特にカレー好きとしても知られています!カレーに関する著書は「カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー」「簡単!ヘルシー!まいにちカレー」「レモンライスレシピ」など様々!そんな“音楽界のグルメ番長”の小宮山さんと、2023年最初のドライブに出掛けました!

 

 

〜“グルメ通”の小宮山さん〜

川島さんは、もともとホフディランが好きで、尊敬するアーティストの1組。
ですが、お二人は共演経験こそあるものの、なかなか直接会うことが出来なかったそうで・・・。というのも、小宮山さんが出演していたディズニープラスの番組『Disneyイッツ・ア・クイズワールド』では川島さんが天の声のみを務め、川島さんがMCを務める『月曜の蛙、大海を知る。』では小宮山さんがロケのみに参加するなど、同じ番組でも現場が違ったそうです!

そんな小宮山さんは近年、グルメ通としてラジオ・テレビ・雑誌など各媒体でも大活躍中!
当初は、カレーなど専門的なジャンルの仕事を受けていましたが、徐々に小宮山さんの“グルメ愛”が業界に拡まっていくにつれ、『デートに使えるお店』 『川沿いで景色の良いお店』『1000円以下でマグロが美味しいお店』など、グルメ全般の細かい情報を求められるように・・・。“なんでも知っている訳じゃないから!”と当時は困っていたそうですが、依頼されると受けてしまう小宮山さん。笑 そのため自分では行かないようなお店にもリサーチのため足を運んでいるそうです!
数多くの連載の中でも「これだけは本当にやりたかった。」と語るのは、食べログで執筆している居酒屋の連載。通常のグルメ取材は、お店の休憩時間や開店前に取材をさせてもらいますが、この方法だとお店の人に申し訳なく、“気持ちよく飲めないな・・”と感じていた小宮山さんは、営業中にいちお客さんとして取材することを食べログの担当者に提案!「こっちの方が、読者にも伝わりますよ!」と説得した結果、“友達とカメラを持って居酒屋へ→お客さんとして普通に飲みつつ自分で写真を撮る→そのまま領収書だけ貰って帰ってくる”という小宮山さんの理想の連載企画がスタート!小宮山さんが伝えるリアルな居酒屋レポートを、皆さんも是非参考にしてみてくださいね!

https://magazine.tabelog.com/articles/author/komiyama_yuhi

 

 

〜小宮山さんオススメのお店〜

今回、小宮山さんにオススメのお店を3つご紹介いただきました!
1つ目は、新宿区・四谷三丁目にあるお蕎麦屋さん『稜花(りょうか)』。
こちらのお蕎麦は、小宮山さんいわく“水みたいなお蕎麦”。これまでに食べたことのない、スッと溶けてしまうような食感と、風味を同時に味わうことが出来るそうです。大の日本蕎麦好きの小宮山さんも「最近食べたお蕎麦の中で一番面白い!」と太鼓判!また、友人の田中みな実さんを連れて行ったところ、気に入って3枚も食べたそうです!


(小宮山さんのオススメは“せいろ”)

 

2つ目のオススメは、巣鴨の『元祖千成もなか』という最中や甘味が売られているお店。特に“和風パンケーキ”が小宮山さんのお気に入り。和風パンケーキとは、どら焼きの皮の部分のことで、店頭で焼きたてを食べるのがたまらないそうです!また、そのまま食べる以外にも、家でバターや蜂蜜をつけたり、チーズやレタスを挟んだりと、甘い具材・しょっぱい具材の両方と相性が良いとのこと!お土産としても買いやすく、とても喜ばれる一品です。


(和風パンケーキ!お値段もお手頃ですね!)

 

そして3つ目は、小宮山さんが手掛ける『Lemon Rice TOKYO』。こちらは、カレー好きの小宮山さんに、「渋谷でカレー屋をプロデュースしませんか?」という話があった際、普通のカレー屋ではなく、“新しい名物を作りたい!”と思ったことがきっかけで出来たお店。レモンライスは、レモン風味のご飯にカレーソースがついているインド料理で、Lemon Rice TOKYOでは東京風(渋谷風)にアレンジしています。現在、実店舗はありませんが、渋谷・東急プラザの「もしも食堂」など、メニュー提供の形で渋谷のいくつかのお店で食べることができるので、皆さんも一度味わってみてくださいね!


(Lemon Rice TOKYOのレモンライス!)

 

 

〜ホフディラン結成秘話〜

グルメ話は尽きませんが、ホフディランとしての音楽活動についても伺いました!
もともと、渋谷系音楽ブームが始まる1990年代初期、ワタナベイビーさんは1人で音楽制作を行っていました。その際に作ったデモテープが渋谷系界隈ではちょっとした話題に!小沢健二さんやスチャダラパーさんなども「なんか面白いヤツがいる!」と注目するほどだった言います。そんな経緯から、ワタナベイビーさんは、1994年に行われた『TOKYO No.1 SOUL SET』のワンマンライブに前座として出演することに。そのライブに出るにあたり、急遽組まれた6人組バンドがホフディランの始まりだったのです!小宮山さんも以前からワタナベイビーさんの楽曲を聴いており、“すごい曲を作る面白い人がいる!”と思っていましたが、まさか自分が呼ばれるとは想像すらしていなかったと振り返ります。その後、ホフディランは小宮山さんとワタナベイビーさんの2人組になり、1996年にメジャーデビューを果たします。川島さんから「“ホフディラン”というグループ名は誰が付けたのか?」と質問されると、こんなエピソードを教えてくださいました。小宮山さんいわく、ワタナベイビーさんは学生時代から変わったグループ名をよく付けていて、当時、ワタナベイビーさんと組んでいた方の中にバイトをコロコロと変える方がいたらしく、その方のバイト先をバンド名に付けることが多かったそうです。葬儀屋のバイトの時は『葬儀屋 On My Mind』というバンド名・・・。最終的に採用されたのは、保父さんをやっていた時に付けた『ホフディラン』だったとのことです!バイト先がバンド名の由来とは、意外でしたね!

 

 

〜何もしない相方・ワタナベイビーさん〜

そんなワタナベイビーさんは、小宮山さんにとって“最も影響を受けた人物”でもあります。
どんな影響を受けたのか伺うと…「ワタナベイビーっていうのは本当に何もしないんですよ。」というお答えが! 続けて、「ワタナベイビーは渋谷系界隈で話題になったデモテープだけで一生食っていこうとしている」と言います。笑 先ほども触れたこのデモテープは、実は全部で100曲近くもの楽曲が収録されており、これ以上は無いというほどやり切ったワタナベイビーさんは、“もう努力はしたくない”と、その後の人生に反動が!笑 例えば地方でライブがある際は、会場へ自力で向かわないそうで・・・。何故か前日から現地のスタッフに連絡を取り、「駅から会場はどうやって行くんだっけ・・・?」と、しつこく確認。スタッフの方が「分かりました、迎えにいきます。」と折れるまで、絶対に「1人では行けない!」と言い張り続けるそうです!笑 そんな様子を見た小宮山さんは、ワタナベイビーさんを“わざとやっているわけではないけど、とにかく人に面倒を見させるプロ”と称します。もちろんプロ具合はスタッフだけでなく小宮山さんにも発揮され、CDやライブのプロモーションなどは小宮山さんが全て担当。まさに“ベイビー”なワタナベイビーさんの面倒を見ていた影響(環境!?)で、自然とトークスキルや説明能力が伸びていき、音楽活動以外のラジオや連載などにも繋がったと考察されていました。笑

 

 

〜小宮山さんの“マイ大事件”〜

今回、番組の事前アンケートで小宮山さんの様々な活動における「マイ3大事件」を伺いました!
1つ目は「NHKの番組でカレーのコーナーを持ったこと」。
NHK『趣味の園芸 やさいの時間』の番組プロデューサーと話が盛り上がった流れで、同番組に出演することが決まった小宮山さん。しかし、あまり野菜のことは詳しくなく・・・。どうしようかとなった挙句、始まったのが、“小宮山さんが元サッカー日本代表の北澤豪さんにカレーの作り方を教える”という謎のコーナー!笑 一応、カレーに旬の野菜を使うことで野菜の番組としては成立していますが、多少の強引感が否めず・・・笑 さらには、カレーを教えてもらう北澤さんも、大のカレー好きというほどでもなく・・・笑
そんな、出演者も視聴者も意図が分からないコーナーだったそうですが、これを機に、小宮山さんは“カレー研究家”として認識され始め、結果的には仕事の幅が拡がったそうです。

2つ目のマイ大事件は「松尾芭蕉の格好をして全国の給食を食べ歩いたこと」。
こちらはNHK『シャキーン!』 の番組内でのこと。小宮山さんが松尾芭蕉の格好をして全国の小学校の給食を食べに行く「給食の細道」というコーナーが始まりました。毎回、お腹を空かせた小宮山さんが小学校の前で倒れたところに、「では、うちで給食を食べていきませんか?」と小学校の職員が現れ、そのまま給食を食べる…というシュールな内容。笑 小宮山さん自身も、なぜ松尾芭蕉の格好で給食を食べるのか理解は出来ていなかったそうですが、このコーナーは意外にも子供たちの間で人気となり、小学校に行くと「芭蕉さん!」と声を掛けられることが増えたとか!

そして、最後は「Sexy Zoneの中島健人くんと海外でバッタリ会ったこと」。
こちらは、中島さんと小宮山さんが出演するディズニープラスの番組『Disneyイッツ・ア・クイズワールド』のスペシャル版のロケで、アメリカのディズニーリゾートへ行く前日のこと。当時、ロシアのウラジオストクにハマっていた小宮山さんは、アメリカロケの前日もプライベート兼仕事でウラジオストクに滞在中でした。一方、中島さんもカレンダーの撮影でたまたまウラジオストクに来ており、空港でバッタリ遭遇!
“明日アメリカへ一緒に行く人とウラジオストクで会う”という、天文学的な確率で珍しい経験をされたのが、今でも印象に残っているそうです。そしてお二人は、このことがきっかけで意気投合し、さらに仲を深めました!

 

 

〜TOKYO No.1 SOUL SETと2マンライブ〜

2月に、“TOKYO No.1 SOUL SET”との2マンライブを開催するホフディラン。
ホフディランがデビューするきっかけとなったグループとの競演とあって、小宮山さんも気合が入っているようです!

「ロマンティック伝説23」
2月10日(金)新代田FEVERで開催!
開場 18:30 開演 19:00
※会場チケットに加えて、ライブ配信チケットも販売予定。
詳しくは、ホフディラン公式HPをご覧ください!
https://hoff.jp/e/roman/

また、ホフディラン通算10枚目のアルバム「Island CD」も現在発売中!こちらも要チェックです!

 

 

〜小宮山雄飛さんの今後の夢・目標〜

これまで本当に幅広い分野で活躍してきた小宮山さん。
今後は「割と全部をやっていきたい」とおっしゃいます。
数年前までは“ミュージシャンなのにグルメのこととかやっていても…”と、迷いがあった小宮山さん。しかし、去年ごろからは吹っ切れて、“何をやってもいいんだ!”と思えるようになったのだとか。現在は、来るものは全部拒まず、いろいろな活動にチャレンジしていきたいと考えているそう!もしかしたら、再び“松尾芭蕉姿”も見れるかもしれませんね!笑
2023年も小宮山さんのご活躍を期待しております!!

 

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PLAYLIST
  • 「スマイル」
    森七菜
  • 「コジコジ銀座」
    ホフディラン
  • 「スマイル」
    ホフディラン
  • 「Sexy Zone」
    Sexy Zone
  • 「生まれ変わり続ける僕たち」
    ホフディラン
  • 「花」
    ホフディラン