今日のお客様

20年間…フランスに住んでいらしたという、宇田川悟さん。

“フランスという国に魅了され…ファンファタール『運命の女』チョット悪く言うと『悪女』に、とてもひかれまして…そのままずっと居ついてしまい、ズルズルと20年。住んでいた所は、パリなんですけれども…”

最近は海外で“日本食”がブームとなって広がっていますが、フランスは…“フランスは『食の大国』と言われまして、世界の料理の頂点に立っていました。ですから、フランスがひとつのムーブメントを作ると世界中に波及するんです。それでココ10年『寿司ブーム』というのがありまして、このブームもフランスがパイオニアとして先鞭をつけたんです。15年ほど前に、シャンゼリゼの近くに、お洒落な『回転寿司』が出来まして、それがフランスの回転ずしの1号店。そしてお寿司屋さんも今ではパリに約400〜500店舗ぐらいあります。寿司ブームによって、フランスの中産階級、普通の人たちも日本食に…寿司を通じて日本食に興味を持ち出したので、とても良い傾向になったと思います。”

“芋焼酎は…フランスのチーズにもあうんですよ。香りがとてもいいので、昭和のノスタルジーを誘うというか…いろんな要素がありますよね。それでフランス料理で「香り」というのは、ひとつの生命なんです。それで、香りを出すために、いろんな素材を組み合わせて、その香りを作り出すんですが…すると化学変化を起こして、それで…でてきた香りが、この芋の香りと非常にマッチするんです。私はそれが好きで…それで、どちらかというと芋焼酎にあうチーズはハード系のチーズ「カンタル」とか「コンテ」という固いチーズがあいますよ。”

来週も…フランスのお話、7月に晶文社から出版される宇田川さんの最新刊『最後の晩餐 〜死ぬ前にたべておきたいものは?〜』のお話などなど伺いま〜すヨ♪