語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2015年09月27日(日)

9月のおなか

9月最後の日曜日は、
ボクらのちょっとした思いを聞いてください。

新米の季節。
みんな、おいしいごはん、食べているかな?

80代女性:「はじめチョロチョロ、なかパッパ、赤子泣いてもフタとるな」
お釜を使ったごはんの炊き方。
昔は、こんな風に言ったけれど…今では…。

10代女性:「スイッチ!オン!」
賢い炊飯器が、ほどよく炊き上げてくれるよね。
お米の研ぎ方も、時代とともに変わっているよ。
“ギュッギュッ”から“シャカシャカ”へ。
昔は、力を入れて研いだお米も、今は、やさしく、手早くが常識!
でもね。
炊飯器が進化しても、お米の研ぎ方が変化しても、変わらない美味しさがあったり…。
50代男性:「おふくろのにぎり飯、うまかったなぁ〜」
想い出の中のあの味は、いつだって最高の“おいしい”だよね。

そこで、今日の乳酸菌ワンポイント。
「時代は変わる。でも、いいものは変わらない」
人の好みも、時代によって変わっていくもの。
大切なのは、“自分の心地いい”を、見つけることだよ。

ボクら乳酸菌は、昔も今も、心地いいおなかを作る名人。
みんなの健康は、ボクらにまかせてね。

じゃあ、また日曜のお昼に。