ボクの宿ぬしは、小学4年生のゆかりちゃんです。
おばあちゃんから送られてきた、大量の栗。
マンションの新しい管理人さんに、お裾分けしてくるようママに頼まれたんだけれど…。
ゆかりちゃんは、いかつい顔の管理人さんが、少し怖いんだよね。
宿主:「このままドアの前に置いていっちゃおうかな」
あ〜あ、そんなことしたらママに叱られるよ。
ほら、勇気を出して…。
ピンポーン
そう、その調子!
すると…。
管理人:「おぉ!これはこれは」
そう言いながら、うれしそうに栗を受け取る管理人さん。
管理人:「栗、大好きなんだよオジサン。ありがとねぇ。あ、ちょっと待ってて」
あれ?管理人さん、ちっとも怖くないね。
管理人:「じゃあ、これはオジサンからの、お福分け・・・・・」
あっ!サツマイモ!
これは、ゆかりちゃんの大好物!
宿主:「え?お福分け?」
管理人:「そう。うれしくて幸福な気持ちの“お裾分け”を、“お福分け”って言うんだよ」
へー、そうなんだぁ〜。
手から手へ、ちょっとしたお福分けは、
相手のことを知るきっかけになるんだね。
ボクら乳酸菌も、みんなのおなかを幸福に。
その幸せを、大切な人にも“お福分け”してあげてね。
じゃあ、また、日曜のお昼に!