語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2018年10月07日(日)

ナイス!ユーモア

ボクの宿主は、16歳の茂雄くんです。

東京で働くお姉ちゃんが、結婚することに。
今日は、お相手の家族と初めて会う、お食事会です。


お父さん、お母さんと一緒に上京した、茂雄くん。
東京は初めてだし、


店員さん: 「いらっしゃいませ」

こんな、高級店に来たのも、初めてなんだよね〜。

店員さん: 「今日は、季節のお料理と、名物のお鍋をご用意しております。」


はぁ、なんだかスゴそうで、緊張しちゃうね〜。
食事がすすんでも、お父さん、お母さん、まだガチガチです。

そこで…。

店員さん: 「小鍋は、ひと煮立ちしたらお召し上がり下さい」

店員さんに言われて、大きくうなずいた茂雄くん。
いきなり、隣のお父さんに、

勢いよく、タッチ!

えっ? 茂雄くん、急に、どうしたの?

茂雄くん: 「だって、?人にタッチしたら召し上がってください″だろ?」

えーーー、?人にタッチ″じゃなくて、?ひと煮立ち″。
沸騰したらっていう意味なんだけど、一同

大爆笑!
一瞬で空気が和んで緊張が吹き飛んだ〜!
茂雄くん、ナイス!ユーモア、だね!

ボクら乳酸菌は、おなかの調子を整えて、みんなの毎日を明るくするよ!
いつも身近に、ユーモアと乳酸菌! ねっ!

じゃあ、また日曜のお昼に!