ボクの宿主は51歳。
子育ても一段落した聖子さんです。
一念発起して、今年から大好きな油絵を学んでいるんだけど、最近、ちょっぴりスランプです。
先生:「恋をしてみたらどうですか?」
アドバイスをくれるのは、先生。
先生:「ダリにはガラ、ジョン・レノンにはオノヨーコ。
絵画も音楽も、名作を残した芸術家には、創作の源になったミューズがいるものですよ。」
聖子さん:「それはそうですけどねぇ〜、先生〜、わたし、見た目は若いですけど、一応、結婚してるんです…」
あは! そうそう、そうだよね。
すると…。
先生:「だから、イマジンですよ。」
聖子さん:「えっ! イマジン?」
先生:「映画スターでもアイドルでも漫画の世界だっていいんです。
好きな人を見つけて、その人とデートをする。
そんなことを想像するだけで、作品が生き生きと輝き出すものですよ。」
聖子さん:「イマジンかぁ〜。うーーーん。誰にときめくかなぁ〜??」
聖子さん:「えっ、ウッソ?」
あは! 聖子さん、その反応は、もしかして?
聖子さん:「やっぱり、パパほどの男性はいないんだよな〜」
あぁ。ごちそうさま。
次回の作品は、きっとパパの肖像画だね。
でも、ボクら乳酸菌ほどの存在も、いないんじゃないかな。
みんなのおなかの守り神だよ!
じゃあ、また、日曜のお昼に!