ボクの宿主は59歳。
地元で食堂を切り盛りする典子さんです。
典子さん:「いらっしゃい! ご相席でもいいですかぁ〜?」
「ありがとうございましたぁ〜」
近くにショッピングセンターができた時は大変だったけれど、今は盛り返して、地元の人気店です。
そんな典子さんの心配の種は、息子のコウジくん。
1ヶ月前、夢を諦めて、都会から戻ってきたんだよね。
コウジくん:「お袋は、この食堂がヤバかった時、なんで諦めて、店じまいしようと思わなかったの?」
休憩中、コウジくんから突然質問された典子さん。
典子さん:「え? なんで?って言われても、うーん、諦めなかったんじゃなくて、諦める選択肢があることに気づかなかったんだな〜。」
コウジくん:「気づかなかった?」
典子さん:「うん。だって私の夢は、代々続くこの店を、人気店にすることで、それ以外、やりたいことなんてなかったから。」
コウジくん:「ふ〜ん。夢に向かって没頭してたってことかぁ〜」
翌日。
コウジくん:「お袋、俺、やっぱり、もう一度、頑張ってみるよ。お袋みたいに。」
あは! 典子さんの何気ない言葉が、沁みたみたいだね〜。
コウジくんがまた家を出て行くのは、ちょっぴり寂しいけれど、息子の覚悟、応援しないとね!
典子さん:「よし! いってらっしゃい!」
ボクら乳酸菌は、母の愛を応援しているよ。
みんなの健康を絶対に諦めない、これがボクらの愛なんだ!
じゃあ、また、日曜のお昼に!