語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2019年12月15日(日)

バスガイドのブレイクスルー

ボクの宿主は22歳。
バスガイドの今日子さんです。

今日子さん:「ご乗車誠にありがとうございます。
本日ガイドを務めさせていただくのはぁ…
浅草・お台場・スカイツリー!
東京観光であなたのハート狙い撃ち!
バスガイド3年目、姫キョンこと、姫野今日子で〜す!」

修学旅行生:「うぉーーーー」

あは! 修学旅行生からの人気は上々!
でも、この間、上司からこんなこと言われたんだよね。

上司:「ご高齢のお客様にも人気が出るといいな。
現状維持よりブレイクスルー!来年も期待してるぞ!」

はぁ〜、プレッシャーだよね〜。

今日子さん:「ブレイクスルーって、何をすればいいんだろう?」

悩みながら歩く夜の街。

今日子さん:「へー、ボイパの路上ライブかぁ〜。お客さん、喜んでるなぁ〜。
結構、年配の人も足を止めるんだぁ〜」

しばらく、ボイパに聴き入る今日子さん。
すると…。

今日子さん:「あっ!コレかも。私のブレイクスルー。
ご高齢の方にもウケそうだし…。」

あれ?今日子さん、もしかして…。

今日子さん:「ブッツカットッ、ブッツカットッ、ブッツカットッ・・・・・・・・・・」

来年はボイパができるバスガイド、目指しちゃうってことかな?

今日子さん:「やってやれないことはないもんね。」

あは!頼もしいね!

ボクら乳酸菌も、幅広い世代の“ウケ”をいつも意識しているよ!
ボクらはみんなに愛されたいんだ!

じゃあ、また、日曜のお昼に!