語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2020年02月16日(日)

不安の消し方

ボクの宿主は、25歳。
とっても心配性の真島百合さんです。

やってきたのはスキー場! 人生初のスキーです。

男性同期:「あれ?真島さん、“やっぱり、来るんじゃなかった〜”って思ってる?」

会社の同期2人に誘われて来たものの、リフトに乗るのも一苦労なら、降りるのも…。

百合さん:「あーーーーーー。」

前途多難だね〜。

男性同期:「さぁ、山頂から一気に滑っていくぞ〜」

えぇ、百合さんは初心者なのに、超スパルタ。
百合さん、足がすくんでるよ。

すると…。

女性同期:「百合! 先を見ると怖いから、足元だけ見て滑って行って!
ホラ、せーのー」

思いっきり背中を押す同期。
あぁ、百合さん、大丈夫かな〜。
ところが…。

あれれ、意外に快調。
転んではいるけれど、なんとか無事に下まで降りれたね〜。

男性同期:「な、やればできるだろ!」

女性同期:「先を見て怖くなった時は、今、目の前のことだけ考える。
これって、いろんな場面で言えることなんだよね。」

あは!同期のアドバイス、ありがたいね。
百合さんにとって初めてのスキーチャレンジは、大収穫だったね。

ボクら乳酸菌は、毎日コツコツ、活動しているよ。
今日の活動が、明日の健康につながるんだ。

じゃあ、また、日曜のお昼に!