語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2020年04月05日(日)

親子をつなぐ音楽のチカラ

ボクの宿主は、54歳。
音楽が大好きなトモヤさんです。

今日は久しぶりに、高3になる娘のサヤカちゃんと、ドライブデート。
サヤカちゃんに褒められたい、その一心で、ドライブ・ミュージックをセレクトして、準備万端です。

サヤカちゃん:「じゃあ、出発進行!」

サヤカちゃんの掛け声で、ドライブ・スタート。
トモヤさんの選曲は、最近のヒットチャートです。
サヤカちゃん、嬉しそうだね。

ところが、帰りの車の中…。

サヤカちゃん:「パパ、サヤカに合わせてくれるのは嬉しいけど、パパの青春時代の曲も聴いてみたいな〜」

あれれ、サヤカちゃんから意外な言葉!

トモヤさん:「え、そうなの? じゃあ、これなんかどうかな?」

う〜ん。カーペンターズの『青春の輝き』。

トモヤさんが、年頃のサヤカちゃんに贈りたい曲は、コレなんだ〜。

サヤカちゃん:「へー、夕暮れ時に聴いたら、泣けちゃうかも。」

トモヤさん:「そうそう、この曲、なんかジーンと来るんだよな。」

あは!
世代を超えて音楽で繋がれるなんて、トモヤさん、最高のドライブだね!

ボクら乳酸菌は、どの世代の人ともつながっているよ。
みんなの元気のサポーター。それがボクらなんだ!

じゃあ、また、日曜のお昼に!