語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2021年02月07日(日)

変わらない朝の風景

ボクの宿主は60歳。
毎朝、町内を散歩しているタケルさんです。

てくてくてくてく、
もうすぐ“かどや鮮魚店”が建つT字路…。

おばちゃん「おはようぅ! はい、おはようさん。おっはよ〜!」

ほら、聞こえてきた! 魚屋のおばちゃんの声。
ここは、この町内の小学生の朝の集合場所。
おばちゃんは、集まってくる子供たち全員に声をかけているんだ。

集合時間は7時40分。
遅れて走ってくる子には…。

おばちゃん「大丈夫! まだ42分! みんな今、出かけたばかりだよー」

あは! こんな感じ。

商いはもうやっていないのに、この光景は変わらない!
いったい、いつから続いているんだろう?
もう40年以上だよね?

ねぇ、ねぇ、おばちゃん!
なんで毎朝、声をかけているの?

おばちゃん「えっ?! なんでって…
だって、子供は地域の宝でしょ! みんないい子たちだもの〜」

小学1年生「おばちゃん! おはようございます!」

おばちゃん「あ、はい! おはよう! 気をつけてね〜」

今朝も飛び交う「おはよう」の声!

子供が少ない地域だけど、ずーっと、こんな朝の風景が続けばいいなぁ〜。
ね、タケルさん!

タケルさん「みんな、おはようー!」

ボクら乳酸菌は、毎日おなかの中から働きかけているよ!
みんなを元気にする! この習慣は変わらないんだ!

じゃあ、また、日曜のお昼に!