ボクの宿主は33歳。
10年前、東日本大震災で被災したアツシさんです。
今でも思い出してしまう、あの頃のこと。
アツシさん「はぁ〜、あったかいもの、食べたいなぁ〜」
被災してひと月がたっても、ガスの復旧がすすまず、不安で寒くて心細い日々。
かあちゃん「ほんと、お風呂にも入りたいね〜」
かあちゃんも疲れがたまっているみたいで、ボク、とっても心配だったんだぁ〜。
でも、そんなアツシさんたちを救ったのは…。
かあちゃん「あら、福岡のお姉さん。はい。えぇ、はい、はい。なんとか。ええ、何度もありがとうございます」
アツシさん「はーい!」
アツシさん「えっ! マジ?! かあちゃん、かあちゃん!
大阪のおじさんから、カセットコンロとガスボンベが届いた!」
かあちゃん「えーッ! もう5年近く会ってないのに〜?」
アツシさん「これでいつでもカップラーメン食えるよ〜」
全国にいる親戚から、安否を気遣う連絡とあったか〜い届け物。
あの時は、泣けてきちゃったね〜。
あれから10年たった今では、疎遠だった親戚とも頻繁に連絡をとりあって、ますます絆を深めているアツシさん!
ボクら乳酸菌も、負けていられないなぁ〜。
絆って、日々の積み重ねでもっと強くなるんだ!
じゃあ、また、日曜のお昼に。