ボクの宿ぬしは、14歳の女の子、美雪ちゃん。
今年も、もうすぐ、バレンタイン。
恥ずかしがり屋の美雪ちゃん。
去年は結局、手作りの本命チョコは、渡せないまま…。
美雪ちゃん「今年は絶対、渡すもんね!」
丸、星、ハート型…。
おぉ〜、ボクら乳酸菌の仲間みたいに、カタチもイロイロ!
でも、いざ、渡す場面をイメージすると…。
…放課後、目の前には、高木くん…、あぁ、やっぱり勇気が…。
…と、そこに…。
お母さん「あら〜、気合入ってるわね、誰に渡すのかな〜?」
…と、お母さん。
美雪ちゃん「ねぇ、お母さんも、本命チョコ、渡したことある?」
お母さん「もちろん。」
美雪ちゃん「ドキドキした?」
お母さん「うん、でもね…」
美雪ちゃん「ん…?」
お母さん「想いの込もったチョコの味は、ずっと残ってるって。」
…って、それ、誰の意見?
お母さん「あなたの、お父さんよ。」
…ねえ、美雪ちゃん。
あとは、勇気だけかも!
美雪ちゃん「うん! 今のドキドキ、私もずっと、忘れない!」
ほっぺもとろけるようなチョコに、胸いっぱいの愛を込めて、渡してみよう!
ボクら乳酸菌も、おなかの中から、全力で応援するからね。
じゃあ、また、日曜のお昼に。