ボクの宿ぬしは、22歳の女性です。
彼女、春から新社会人。
故郷の仙台を離れ、東京で部屋探し。
宿主「大丈夫!一人で探せるから!」
…と言っても、心配で付いてきた、お父さんとお母さん。
選んだ物件へ行くと…。
お母さん「恵美!このキッチン、使いやすそうじゃない!」
お父さん「おーい!ベランダから、桜の木が見えるぞ!」
ちょっとちょっと!二人だけで盛り上がっちゃって!
そこへ来た、恵美ちゃん…
宿主「あ、ホントだ、桜の木! 仙台の家と同じ…」
あの桜が咲く頃には…
料理、洗濯…、家族で楽しくやってきたことも、ひとり。
宿主「わたし、ここにする!なんか、ウチと似てるし…」
恵美ちゃん、やっぱり、ちょっと寂しいんだね…。
…すると、お母さんとお父さん…
お母さん「ここは、あくまで恵美の部屋…。家は、仙台だからね。」
お父さん「そう。たまには、帰ってきなさい。」
恵美ちゃん、ほら、今夜はせっかくだし…。
宿主「ねえ…三人で、ごはん食べにいこっ!」
桜の時季は、もうちょっと先…。
この時間、大切にしなくちゃね。
お父さん、お母さん。恵美ちゃんの健康は、
ボクら乳酸菌が、一番近くで見守るからね!
じゃあ、また、日曜のお昼に。