ボクの宿ぬしは、22歳の女性です。
彼女、病院に勤める、看護師さん。
この春、看護師になったばかりで…。
宿主:「すいません。はい。わかりました。」
今日も先輩に、いろいろと指導されて…。
職場の厳しさに、彼女…。
宿主:「わたし、看護師に向いてないのかな…」
ああ…、ねえ、元気を出して!
ほら、気を取り直して、患者さんの血圧、計りに行こ。
501号室の村田さんは、かなりのおしゃべり好き。
血圧を計っていると、いつものように…。
村田さん:「ねえ、ウチの娘、4月から社会人になったんだけどね…」
村田さんの娘さん、自分と同世代なんだね。
村田さん:「営業回りで断られてばっかりで、人の役に立ってるのかなって…。そんな話ばっかり。」
ああ、これも自分と同じ…。
宿主:「それ、わたしもです。みんなの役に立ってるのかなって…」
すると…。
村田さん:「何言ってるの。私、あなたから、毎日元気をもらっているのよ。」
宿主:「え?」
村田さん:「いつも、一生懸命、面倒みてくれてるじゃない。」
ねぇ…、今はとにかく、がむしゃらでいいのかも。
ボクらも、一生懸命なキミに、おなかのなかから、元気を送るよ。
じゃあ、また、日曜のお昼に。