ボクの宿ぬしは、60歳の男性です。
もうすぐ、定年を迎える、彼。
屋形船に乗って、会社の暑気払い。
天ぷらに、刺身のお造り…。
みんなでワイワイ食べる、ごはん。くぅ〜、最高!
でも、こんな会社の集まりも、なくなるんだね…。
船からは、ビル灯りの、東京の夜景。
宿主:“あそこで働くことも、なくなるんだな…”
ああ、やっぱり、寂しいんだね…。
宴が進むと、一層賑やかな、船内。
加藤くん:「あの、杉山さん…、俺…」
…と、声をかけてきたのは隣に座っていた、加藤くん。
今では、頼もしいベテラン社員だけど…。
彼が新人だった頃は、よく面倒をみたね。
加藤くん:「俺、ずっと、杉山さんみたいになりたいって思ってました。」
ええ?!加藤くん、今まで、そんなこと一度も…。
加藤くん:「俺たちのこと、これからもずっと、見守っていてくださいね。」
ねえ、加藤くんも、思い出していたんじゃない?
この夜景の中で、一緒に働いた日々…。
ずっとずっと、忘れないよね。
ボクらも、一生、おなかの健康を見守っていくよ。
じゃあ、また、日曜のお昼に。