ボクの宿ぬしは、22歳の女性です。
彼女、今年の春からは、社会人。
東京の会社へ就職が決まって、新しい暮らしの準備も、いろいろしなくちゃだけど…。
でも、毎年、お正月は妹の美佳ちゃんとふたりで、デパートの初売りへ。
ふたりの目的は…。
妹:「お姉ちゃん、ほら、売ってる売ってる!」
そう!福袋!
毎年、一袋だけ買って…ふたりで中身をシェア。
これ!というひとつを選んで、家に帰って開けてみると…。
妹:「お姉ちゃん、ねえ、これ!」
あ!それ!前からふたりで「いいよね」と言っていた、ジャケット!
何度見ても、かわいいね。
と…。
妹:「お姉ちゃん…これ。東京に持っていきなよ。」
…あれ、美佳ちゃん、いいの?
妹:「もうすぐ社会人だし、あっちでは素敵な服が必要でしょ。」
ああ、美佳ちゃん…。
妹:「でも…たまには、それ着て、帰って来てね。
…わたしだって、それ、着たいんだから!」
どこへ行っても、故郷はここ。
ボクらも、キミがどこへ行っても、おなかの健康を見守っていくよ。
じゃあ、また、日曜のお昼に。