「裸の王様」「 みにくいアヒルの子」「人魚姫」「マッチ売りの少女」
童話と言う、文学であり芸術である世界を、きらめく夢と共に
世界中の子供たちへ届けた人物が誕生したのが
1805年の今日、4月2日。
そう、ハンス・クリスチャン・アンデルセン　が産声を上げた日です。

時代はうつり、2001年の4月2日。
数々の大記録を打ち立てたプロ野球選手、
イチローが日本人野手として初めてメジャーリーグの試合に出場した日です。
1人のサムライがメジャーの舞台で見せたプレイは、まさに芸術！
12年たった今もなお輝き続けています。

今まで様々な顔が彩ってきた「4月2日」という日。
2013年の4月2日の今日は、第五期となる新しい歌舞伎座が開場しました。
明治から平成と、それぞれの時代の苦難を乗り越えて、また新たな歴史を刻むため、今日からこけら落とし公演が行われています。

そんな歌舞伎座からすぐの裏路地に、1軒の和菓子屋さんがあります。

本日、4月2日(火)の「アポロン今日の顔」は、

1922年創業で新旧歌舞伎座を知る老舗和菓子屋、
「よしや」店主の中村良章さんとお電話を繋ぎ、お話を聞きました。

開場にむけて客足がどんどん戻ってきていて、どら焼きをメインでやってるが、
ありがたい事にお客さんをお断りする状態だそうです。予約なしでは買えない状態とのこと。

今日も朝から働きづめで、出勤は始発でも間に合わないためにタクシーでしたそうです。

現在お店では歌舞伎座開場を記念して、どら焼きに歌舞伎のくまどりの焼印が入ってるものを販売しているそうで、デザインを指定してくれたら、そのデザインの焼印のコテを作るサービスが好評とのこと。

最後に、今日から明日へ向かっての夢を聞くと、
「真っ赤なフェラーリによしやの焼印を入れてどら焼きを配達すること！」
と熱く語ってくれました。

中村さん！お忙しい中ありがとうございました。