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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

TOKYO FM

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トレンド活
2015.08.17

「人気実況者マックスむらいが語る、実況の本音」

Youtubeやニコニコ動画といった動画サイトの人気コンテンツ「ゲーム実況」ゲームをプレイする映像に、実況を付けて投稿するこのスタイルが、現在若者を中心に大ヒット中。そんなゲーム実況のお話を伺うのはYouTubeのTVCMにも出演されているマックスむらいさんです。マックスむらいさんは、「パズドラ」「モンスト」のゲーム実況で大人から子どもまで大人気。ツイッターのフォロワー数121万人、YouTubeのチャンネル登録数は142万人の超売れっ子実況者なんです。



【実況者の本音?日本のゲーム実況はプレイが上手くない!】
「世界的に見てもゲーム実況って流行っているんですよ。海外のゲーム実況は、スポーツのような感覚。ゲームを競い合い、超絶技巧で魅了して、『世界一のあのシーン!鳥肌たったよなぁ!』『見た?』『見た見た!』そんな感覚なんです。対する日本のゲーム実況って、全然違うんです。あれ、たぶん私のせいなんです(笑)私が『それでいいんだよね。』という空気感をクリエイター側に蔓延させちゃったんですよ。なので、e-sportsみたいな感じで超絶上手い人が、旨さの分だけ地位も名誉もお金も手に入れる……と言うのは、日本では絶対に起こらないと思います。」

【実況者の本音?酸欠になることもあるんです!】
「最近はゲーム実況をイベントで行うことも多いんです。ステージに上がって、大画面に映し出されて、私がスマホの画面をいじっているところを何十万人に見られて。歓声が『どぉ〜〜』っと恐ろしくて。正直、震えが収まらないんです。ひどい時は4秒間パズルした後、酸欠で頭が真っ白になりますから。過呼吸になることもありますよ。それくらいのプレッシャーなんです。でも、自分が遊ぶゲームは基本的にそのゲームの責任を背負うというか。私の影響でそのゲームをダウンロードする人が何万人もいるんで。それに、そのユーザーのみなさまの貴重な時間を消費されるわけなので。そのプレッシャーを受け止めて、責任を持ってやっています。」

【実況者の本音?言葉遣いはメチャクチャ気をつかってる!】
「言葉遣いはかなり丸くなりますね。例えば、モンスターが出てきた時に、『うぉ〜ぶっ殺すぞ!』って、誰でも言いがちですよね。でも結構、実はこの単語はNG用語。こういう文脈ならセーフですが、前後の文脈をカットされてそのシーンだけ切り取って通報するとかザラなんで。だから私は、モンスターが出た時に“殺す”という単語は1回も使ったことがないんです。それを2年間徹底してきました。『倒す!』とか『いけー!』とか、そこら辺は単語として置き換えがたくさんあって。どう置き換えれば同じ文脈で喋れるかとかをみんなで研究して。そのおかげで日々の言葉遣いも変わって、生活も変わりましたよ。」

【実況者の本音?人気になるには、宣伝が命!】
「ゲーム実況は気軽にすぐ始められます。ただその分、いきなりたくさんの人に見てもらえるなんてことはありえないです。もしやるのであれば、面白い動画を撮ろうというよりも、それ以上に、その動画をより多くの人に見てもらえるように宣伝の努力をするべきです。例えばYouTubeだと、チャンネル登録をしてもらえると見てもらいやすくなる。プラスαの要素に思われがちなんですが、チャンネル登録者数というのは、ベースとして非常に大切なんです。なので、『チャンネル登録よろしくお願いします』って言えるかどうかは、結構な差なんですよ。私も始めたばっかりの頃は、恥ずかしくて言えませんでした。でも、いくら面白いものを撮っても、見てもらえないと何の意味もないわけですよ。なのでその努力は、すげー必要なんです。」

貴重なお話をお聞きしたマックスむらいさんがニコニコ生放送で歌詞を制作した新曲「マックス音頭 この夏を忘れない」が絶賛配信中。こちらもぜひチェック。

【マックス音頭〜この夏を忘れない!〜】https://itunes.apple.com/jp/album/makkusu-yin-tou-kono-xiawo/id1024348721
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