きょうのシュミ活は「ローカル線の旅」を特集しています。「鉄モ」市川紗椰さんにお話を伺いました！

ここからは「非鉄」。つまりビギナーにオススメのローカル線を聞いてみました。


Q：ビギナーにオススメなローカル線はありますか？

「ローカル線に乗ってみたいけど、そんなに時間が無いっていう方にお勧めしたいのが、やっぱり都内で近いのが何個かありまして、一番近いのがJR鶴見線。JRの鶴見の駅から出てる支線入れても全部で12駅しかなくて、これってホントに神奈川って。横浜なのに信じられないぐらいのローカル感が味わえます。工場地帯を走ってるんですね。工場を縫うようにくねくね走って何個か個性的な駅があって。

「国道」っていう戦時中の雰囲気が残ってる珍スポットもあれば、一番最後に「海芝浦」っていう東芝の工場がある駅なんですけど。もうドアが開いたら目の前海なんですよ。この「海芝浦駅」はですね、実は普通の一般の人は降りてはいけないんですね。東芝の工場に用がある人しか利用してはいけないんですけど、特別の公園を作ったんですよ。駅出なくても入れる公園があって。本数も少ないんですね。THEローカル線ばりに少ないのでちょっと公園で時間つぶしてからまた乗って戻るっていうのはお勧めです。」


Q：ローカル線で味わったオススメのグルメはありますか？

「ローカル線の旅の一つの醍醐味はやっぱりグルメで、地元でしか食べられない物。実際、私も人を誘う時に、ゴハンをエサにして、鉄道にハマっていない人、非鉄を誘うんですけど。

一つのおススメはですね、能勢電鉄の川西能勢口という駅にある、降りてすぐに団地みたいな場所があるんですけど、そこに入っているたこ焼き屋さんがあって、そこの唐揚げがムチャクチャ美味しいっていう。この能勢電鉄なんですけども、阪急宝塚線の川西能勢口から出ている路線で、妙見口という妙見山の方に行く路線なんですけど。私が能勢電鉄に乗りたいという時に、ちょっとじゃあ、ぷらっと降りて、たこ焼きがあるらしいと思って調べて、たこ焼き目当てで行ったら、そこの唐揚げが美味かったっていう、正にこういう発見が大好きなんですよ。調べても調べても、「実は唐揚げが美味いよ」なんて出てこないんですよね。マニアックなお店ですし、そもそも唐揚げではなく、たこ焼きを売りにしているし。なので、これは自分の足で見つけた最高グルメだという気分で。見つけた時は、とてもとても幸せでした。

後は、長良川電鉄、岐阜ですね。そこに、「豚のもちもちフライ棒」という物を見つけて。お米を豚で巻いて、それを揚げているんですよ。かなりガッツリな。何ですかね、揚げた肉巻きおにぎりみたいなイメージなんですが、それも凄く美味しくて。なかなか他の場所では食べれなそうなB級グルメだったので、オススメです。」


そんな市川さんが、小西康陽さんプロデュースで、浅川マキさんの「夜が明けたら」という曲をカバー夜が明けたらの他にはボーナストラックが10曲。その10曲全部鉄道の走行音なんだそうです！


「夜が明けたら」1389円（税抜）（TRJC-1041）2015年5月13日発売

【収録曲】
＜01＞
夜が明けたら

＜Bonus track＞
01.ratatat
02.ぼっち営業
03.春
04.イルパラッツォ様
05.喝
06.リアルぼっち
07.metropolis
08.通り雨
09.闊歩
10.二日酔

※ご購入はこちら