シュミ活！水曜日はエンタメとスポーツ！
まずは歌舞伎の世界へご案内しました。

歌舞伎のシュミをお話しいただいたのは、
歌舞伎を見始めて10年という関亜弓さん。

歌舞伎って興味あるけど、初心者が見に行って良いの？とか
マナーを知らないと見に行けないんじゃ？
という疑問を聞いてみようと、お話しを伺いました。

まず、関さんに歌舞伎に関する３つの質問を聞いてみました。
「歌舞伎ってどんな雰囲気なんですか？」

歌舞伎座は足を踏み入れただけでタイムスリップした感覚になります。
客席の雰囲気や檜の舞台の雰囲気が、お祭りみたいな雰囲気があるので
歌舞伎、気になるなと思った瞬間に歌舞伎座に行ってほしい。

「歌舞伎の演目って難しくないですか？」

いろんなジャンルがあるんです。
コメディタッチや恋愛モノとか
いわゆる歌舞伎という様式のものだったりとか
狂言から来ているだと、もう随所に笑える話になっていて
周りを気にせずにおかしいところは皆さん笑って、
盛り上がりますね。あとジャンルがいっぱいあるので、
たまたま観た演目が難しいコトもあるので、
観るのをあきらめないで、２回3回と是非行ってほしい。

「初心者にお勧めのチケット、ありますか？」

最初の方にオススメなのが、『一幕見席』というチケット。
こちらは4階席に当たるチケットですが、当日のみの販売。
値段も演目によって値段はマチマチですが、
大体１０００円から１５００円。高くても２０００円で楽しめます！
もちろん初心者でも楽しめるようにイヤホンガイドもあるし、筋書きもあります。

また、今の歌舞伎は「見取り狂言」といって、
お話の中のいいところだけを詰め込んだ形が主流なので、
一幕といっても十分お話になっていて楽しめるそうです。

と言いましても、なかなかはじめの一歩を踏み出すのにはハードルが高い。
そんなあなたのために「初めて見に行くときの心構え」を伺いました。

その場面だけ見て分かりづらいなと思ってもお客さんが悪いわけじゃなく、
説明を省いて上演をしている事もあるので、お話を追うのではなく、
今行われていること、衣装とか荒事といって荒々しい表現とか
なんかインパクトがあるなとか、何か１つ持ち帰ってもらうだけで楽しめると思います。

たとえば、音楽のフェスとかに行くと、自分の目当てじゃないアーティストの知らない曲でも
盛り上がっているとテンションが上がるじゃないですか。
そうやって最初から参加型で行ってもらうと、ストーリー云々じゃなくて
歌舞伎って空間として面白いなって思っていただけると思います。

東京・東銀座の歌舞伎座での公演は、
午前11時からの「昼の部」と
夕方4時30分からの「夜の部」がある。
夜の部でも「一幕見席」はあるので、
仕事帰りに気軽に行ってみてはいかがでしょうか。

また、歌舞伎の公式サイト「歌舞伎美人」（かぶきびと）にて
最新情報をチェック出来ます。気になった方は是非！

歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人」のサイトはこちらから！