今週もありがとうございました♬
この番組は、明日からのお仕事に向けて元気をチャージしてもらえるような本を毎週ご紹介しています📕✨
先週に引き続き、7月9日（水）からすみだパークシアター倉で上演されている舞台「海と日傘」で共演する俳優の大野拓朗さんをお迎え。
二人の舞台の役柄でもある「夫婦」というテーマで持ち寄った本をご紹介しました。

まず、奈央さんの選書は...
◯『月夜の森の梟』 著：小池真理子　出版：朝日新聞出版
病と死に向き合う作家夫婦が限られた時間をどのように過ごしたのか...52遍の喪失エッセイです。
奈央さん曰く、今回の舞台「海と日傘」に登場する夫婦像と重なる部分が多かったとのこと。役作りの参考に読まれた1冊です📚
「海と日傘」では病に伏せている佐伯直子を演じる奈央さん。実生活では幸いにも大きな病気や怪我なく過ごしてきた奈央さんにとって、
死を前にした時の季節の移ろいに対する感情など、リアルな表現が勉強になったそうです。
1遍が3ページほどと短く、日記の感覚で読むことができます。本編に差し込まれた自然の美しい表現も見どころの作品です✨

続いて、大野さんの選書は...
◯『きいろいゾウ』 著：西 加奈子　出版：小学館
お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う都会からやってきた若夫婦が、田舎暮らしを始めます。
ムコは背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家。周囲の生き物の声が聞こえてしまう過剰なエネルギーに溢れた明るいツマを優しく見守る日々が続きます。
夏から始まった二人の話はゆっくりと進み、その年の冬に差し掛かった頃、背中の大きな鳥にまつわる「ある出来事」を機にムコがツマを残して東京へ向かい、2人は離れ離れに...
大野さん、西 加奈子さんの文章が大好きで中学生の頃に初めて西さんの作品を読んでから、ご自身が描く文章も西さんの書き方に寄せるほどの熱量でした😳
奈央さんも西さんの作品が好きで、きいろいゾウも大好きとのこと。お二人の本の好みも近いようで、舞台の期間も本トークで盛り上がりそうですね🤭

舞台「海と日傘」の情報はコチラをご確認ください📗



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アーカイブ聴取可能期間は1週間となっていますので、気になった方はお早めに‼✨

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それでは来週の放送もお楽しみに😆

～オンエア楽曲～
M1　しるし / Mr.Children
M2　氷の花 / ゴスペラーズ