Yuming Chord
松任谷由実
2012.03.23.O.A
♪Onair Digest♪
今週は、ちょっと音楽寄りのお話をしていこうかと思います。コードは「モータウン」!3月14日に発売されたユーミンの新曲「恋をリリース」、番組で何度もオンエアしているので、このコードにピン!ときた方も多いと思いますが、この新曲のつくりがもろ、「モータウン」なんです。ジャケットのユーミンは、シュープリームスのメンバーか?ってな感じの装い、プロモーションビデオもそんなイメージ。ということで、今週はモータウン・リスペクトという気分でお届けします!
■今週のChordは “モータウン”
・モータウンとは?
モータウンは1959年、ベリー・ゴーディー・ジュニアが車の街デトロイトで立ち上げたレコード会社。モータウンは「モータータウン」の略称。黒人音楽を白人層にも理解してほしいとの思いのもと設立され、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズやマーヴェレッツ、シュープリームスなどが大成功!その後も、マーヴィン・ゲイ、スティービー・ワンダーといった大スターを輩出し、いまだモータウンサウンドは根強く支持され続けています。最近ではNE-YOがモータウンの重役に抜擢されました!
m1 I Can’t Help Myself
Four Tops

まさに典型的なモータウンサウンドのひとつ!そもそも、モータウンの黄金期といえば、やはり'60年から'70年にかけて。私も、当時のヒットソングとして、リアルタイムで自然に耳にしてましたね。子供の頃は日本語訳でテレビ番組で一緒に口ずさみ、大きくなると新宿のディスコなどに行って列で踊ってみたり。初期のソウルミュージックよりさらに洗練されてビジュアルも格好いいです。

m2 Rocksteady
Remy Shand

2002年にリリースされた私が大好きなモータウンサウンド。アルバム『The Way I Feel』から。このアルバムの「Take A Message」も相当ヒットしてます。 モータウン、およびモータウンサウンドの特徴をあげつつ、その魅力を探ってみると、「洗練された衣装をまとって上品にふるまうシンガーたち」「60年代初頭から普及し始めたトランジスタラジオを意識した音質を徹底的に意識」「作詞作曲家チームの起用」「アーティスト養成にも力を入れる」「コール&レスポンス、ハーモニー」「ビートを強調するタンバリン」など。もちろん、時代によっても変わってくるんですけど、こういった黄金期のモータウンのコードや曲の構成、サビの作りなどは今も健在、という気がします。

m3 恋をリリース
松任谷 由実

そういえば、当時は邦題もインパクトがありました。 エドウィン・スター「Twenty Five Miles」“さすらいの25マイル”に代表される、ひとことつけずにはいられなかったパターン多数。シュープリームス「恋はあせらず」「恋ははかなく」「涙のお願い」は覚えやすかった!そんなわけで、このタイトルもモータウンの邦題っぽいかも?湯川れい子さんが訳詞とか放題がお得意でしたね。このナンバーもモータウンサウンドをうまく取り入れていると思いますが、どうですか?

♪番組からのお知らせ♪
ユーミンのニューシングル「恋をリリース」の発売を記念して、来週の「Yuming Chord」では「あなたが恋をリリースした瞬間エピソード」をコードにお送りします!
あなたが彼や彼女を手放した、リリースしたリアルなエピソードをユーミンに送ってください!
抽選で3名の方に、ユーミンのオフィシャルグッズ(手書きメッセージ入り!)もご用意します!
番組HPからたくさんのメッセージをお待ちしています。


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