Yuming Chord
松任谷由実
2012.05.04.O.A
♪Onair Digest♪
ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝ・ｳｨｰｸ中の金曜日、いかがお過ごしですか？旅先でこの番組を耳にしている方もいらっしゃるでしょうか。ﾎﾃﾙに備え付けのﾗｼﾞｵをつけて聴こえてくるのは、ﾛｰｶﾙな言葉や耳慣れない音楽…。旅心がいっそう、もりあがりますよね。国内でももちろん、海外ならなおさらです。そこで！今週のｺｰﾄﾞは「ﾎﾃﾙ」。
■今週のChordは “ﾎﾃﾙ”
・ご存知、英国・ﾛﾝﾄﾞﾝﾌﾘｰｸのﾕｰﾐﾝ、まずはﾛﾝﾄﾞﾝのﾎﾃﾙ！

「ﾎﾟｰﾄﾍﾞﾛｰﾎﾃﾙ」
ﾛﾝﾄﾞﾝ最大のﾏｰｹｯﾄで、毎週土曜日に開くｱﾝﾃｨｰｸの蚤の市が有名な、ﾎﾟｰﾄﾍﾞﾛｰ。この通りの近くにあるのが、こじんまりした「ﾎﾟｰﾄﾍﾞﾛｰﾎﾃﾙ」。ﾉｯﾃｨﾝｸﾞ・ﾋﾙ・ｹﾞｰﾄ駅から歩いて5分、とありますね。ｼﾝﾌﾟﾙな内装の部屋もあれば、ｺﾞｰｼﾞｬｽな部屋もあり。中近東風、ｱｼﾞｱﾝﾃｲｽﾄなど、個性的な部屋がいろいろ。ｹﾞｽﾄ専用の裏庭もあり、静かなたたずまいです。

「ﾌﾞﾚｲｸｽ」
おしゃれなﾎﾃﾙとして有名。ﾛﾝﾄﾞﾝでも高級なｴﾘｱ、ｻｳｽ・ｹﾝｼﾞﾝﾄﾝにあって、客室は48室。全体のﾄｰﾝはｼｯｸで落ち着いたﾑｰﾄﾞで統一されていますが、部屋それぞれはやっぱり個性的です。ﾐｾｽ・ﾏｰｸｽというおしゃれなｵｰﾅｰの趣味！部屋で楽しめるｱﾌﾀﾇｰﾝ・ﾃｨｰもおすすめだそうです。

・そして一流ﾎﾃﾙでは！

「ｱｽﾄﾘｱ」（ﾛｼｱ、ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸﾞ）
ﾖｰﾛｯﾊﾟのﾎﾃﾙ以上に格式が高い、5つ星のﾎﾃﾙです。市内中心部に、ｱｰﾙ・ﾃﾞｺの荘厳な雰囲気を保ちつつ建っています。2002年、ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸﾞ建都300周年にあわせて全館ﾘﾆｭｰｱﾙしました。（ﾎﾃﾙの創業は1912年）

旅の印象はﾎﾃﾙで決まる、とはよく言ったもの。ﾎﾃﾙで完璧なおもてなしをされると、その街がよりいっそう、好きになりますよね。そんな、高級で星がいくつもついた一流のﾎﾃﾙは、やっぱりさすが！と思うことが多いです。

・今まで泊まった中でも、最高によかったﾎﾃﾙ！

「ﾃﾗﾝｶﾞ」（ｾﾈｶﾞﾙ）
1987年、ﾊﾟﾘ・ﾀﾞｶｰﾙﾗﾘｰを観戦しに行ったついでに、ｱﾌﾘｶ旅行へ。ﾊﾟﾘ・ﾀﾞｶの終点となるﾀﾞｶｰﾙはｾﾈｶﾞﾙの首都、西ｱﾌﾘｶ有数の都市です。ﾎﾃﾙ「ﾃﾗﾝｶﾞ」は、友達からすすめられて泊まったんだけれどﾁｪｯｸｲﾝした直後は、良さがわからなかった。 かやぶきで丸太小屋みたいな外観で・・・。ところが、中に入るとﾌﾗﾝｽのｴｱﾎﾞｰﾝの家具があったり、ｵﾚﾝｼﾞ色の毛足の長いｿﾌｧにｼｮｯｷﾝｸﾞﾋﾟﾝｸのｸｯｼｮﾝ置いてあったり・・・。朝、窓をあけるとすぐ目の前に大西洋が広がっている。そばを通る舟の櫓をこぐ音とか、投網の音が聞こえてくる。それはもう・・・！（『THE YUMING　松任谷由実1972-2011ﾌｫﾄｽﾄｰﾘｰ』より）

記憶に残るﾎﾃﾙって、自分なりの「居心地のよさ」だったり、日常にはない「ｻﾌﾟﾗｲｽﾞ」に出会えたか、で決まるんですよね。ﾎﾝﾄにまだまだ、たくさんあるんですよね。印象深いﾎﾃﾙ！また、機会を作ってお話したいと思います。

m2 A Lover’s Concerto
Sarah Vaughan
ﾊﾞｯﾊの旋律を用いた名曲ですね。ﾎﾃﾙはやっぱりｸﾗｼｯｸが似合うかも？仕事柄、旅に出ることも多いので、ﾎﾃﾙで過ごす時間も多くなります。今日はその中でも、印象に残っている海外のﾎﾃﾙ、いくつか思い出してお話してみました。
m2 Don’t Leave Me
Regina Spektor
ﾛｼｱ出身のｼﾝｶﾞｰｿﾝｸﾞﾗｲﾀｰ、ﾚｼﾞｰﾅ・ｽﾍﾟｸﾀｰ。今回の曲は非常にﾎﾟｯﾌﾟですが、この人はｸﾗｼｯｸがﾊﾞｯｸｸﾞﾗﾝﾄﾞ。とにかく声が素晴らしいですね。今月ﾘﾘｰｽ予定のﾆｭｰｱﾙﾊﾞﾑから。
m3 愛と遠い日の未来へ
松任谷 由実
5月19日から公開となる映画『虹色ﾎﾀﾙ〜永遠の夏休み〜』の主題歌。作家の川口雅幸さんが自身のｻｲﾄで連載していたSFﾌｧﾝﾀｼﾞｰを原作とした作品。ぜひ観てみてください！
♪番組からのﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ♪
今日は5月19日から公開となる映画『虹色ﾎﾀﾙ〜永遠の夏休み〜』の劇場鑑賞券を5組10名様にﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄします！
ご応募はこのﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞのﾒｯｾｰｼﾞﾌｫｰﾑからどうぞ！
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