Yuming Chord
松任谷由実
2012.05.25.O.A
♪Onair Digest♪
先日、ヘア・デザイナーのヴィダル・サスーン氏が亡くなったというニュースを耳にしました。この人も60年代のロンドン・カルチャーを代表する人ですね。美容界のみならず、ファッション界にも革命を起こしたサスーン氏、彼のカットで、世界中の女性たちが新たな魅力を開花させていったといいます。明日、26日(土)からは彼の生涯を描いたドキュメンタリー映画が公開となるそうです。そこで、今週のコードは「ヘアスタイル」♪
■今週のChordは “ヘアスタイル”

m2 All You Need Is Love
The Beatles

ビートルズと言えば、ベタですが、マッシュルームカット。60年代のカルチャー「スウィンギング・ロンドン」を代表するバンドですね。先頃「TIME」誌が発表した「100人のファッションアイコン」にこのビートルズが選出されています!
髪は女の命、ですよね。髪型ひとつで、その人の印象はすごく左右されるし、ヘアスタイルが決まらないと出かけるのが憂鬱になるという女性は多いと思います。私も若い頃は洗いざらしのロングヘアでさっとお出かけでOK、だったけど、今は朝、ヘアスタイリングだけで1時間近くかかってしまいます。面倒ではあるけれど、その日のファッションのテーマにあわせて、色々なスタイリングを楽しむことにしています。最近だとインドをテーマに、三つ編みのヘアエクステを使って編みこみ風や着物の時はボブのウィッグをかぶってピン止めをつけたり。


m2 Heaven
Emeli Sande

イギリス出身の女性ソウルシンガー、エミリー・サンデー。ADELEも絶賛、コールドプレイの前座も務めた実力派シンガーです。パンクス風なルックスもイギリスっぽいです。
さて、ヘアスタイル。昔は、男性も女性も、髪形がその人の身分や階級、職業をあらわしていましたよね。女性の場合だと、明治時代くらいまでは長い黒髪が当たり前、髪を切るのは夫が亡くなって仏門に入るとき、みたいな感じ。その後、大正時代に女性解放がすすんで、モダンガールの象徴として、髪を切る女性が増えてきました。モダンに「毛」を「断つ」という漢字をあてて、「毛断嬢」と書いてモダンガール、だったとか!昭和から平成へ、ヘアスタイルの流行はめまぐるしく変わってきました。聖子ちゃんカット、テクノカット、ハウスマヌカンカットにワンレン、ソバージュ…。90年代になるとオンザ眉毛にワッフルパーマ、シャギー、2000年代は雑誌のモデルがお手本に。懐かしい!


m2 川景色
松任谷 由実

今日のコード「ヘアスタイル」にちなんだユーミンナンバー。私の場合は子供の頃は(松島)トモコちゃんカットに乙女刈り、小学校4年でセシルカット。忘れられないのは、高校生の頃。学校から呼び出されて反抗!ひつじカットに!流行なんかもふりかえりつつ、私自身の思い出もお話してきました。最近はもう、なんでもアリ、って感じの時代ですよね。エクステもウィッグも、若い女の子たちは普通に使いこなしてるし、パーマもカラーも進化してきて、なりたい髪形に近づけるようになりました。いい時代です!
サスーン氏は、「瞳の奥に輝きを生む髪形を造る」と、常々語っていたそうです。結局、すべては髪の美しさから、って気もします。と、いうわけで、来週は「ヘアケア」をコードにしてお話してみようと思います。



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