Yuming Chord
松任谷由実
2013.07.26.O.A
♪Onair Digest♪
あのシーンが、あの風景が、あのときの気持ちがあざやかによみがえる・・・!
映画とオリジナル・サウンドトラック、そしてその映画を観て感じたあの時の気持ちは、ずっとずっと、永遠の宝物です。そこで、この夏の「Yuming Chord」は、とっておきのオリジナル・サウンドトラックを一挙大特集!
記念すべき初回のコードは「That's Entertainment! It's Musical!」です。


■今週のChordは “サウンドトラック コレクション〜「That's Entertainment! It's Musical!」”

m1 夢やぶれて
アン・ハサウェイ

最近、話題になったミュージカルといえば、『レ・ミゼラブル』。
第85回アカデミー賞では3部門の受賞(助演女優賞にアン・ハサウェイなど)、第70回ゴールデングローブ賞でもミュージカル・コメディ部門ほか3部門を受賞しました。日本でも大ヒットを記録して、最初から最後まで泣きっ放しだった!という声も続出でした。
監督は「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したトム・フーバー。
アン・ハサウェイ、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウなど豪華キャストたちが、同時録音、つまり舞台同様、演技をしながら本人たちがその場で歌も歌う、という形での撮影でした。


m2 シェルブールの雨傘
ダニエル・リカーリ

たくさんあるミュージカル映画の名作の中でも、私がまず思い浮かべたのは、『シェルブールの雨傘』(1964年)。
ヒロインのジェヌビエーブを若き日のカトリーヌ・ドヌーヴが可憐に演じています。アルジェリア戦争で引き裂かれてしまった恋人どうしが別々の人生を歩み、再会するまでを描いた物語で、監督はジャック・ドゥミ、音楽はミシェル・ルグラン。台詞はすべて歌、という元祖ミュージカル映画。
過度に叙情的になるのを避けて、話し言葉にできるだけ近いテンポで歌った作品。この映画で、ドヌーヴの歌はフランスの歌手、ダニエル・リカーリが歌っています。


m3 Night Fever
Bee Gees

台詞がすべて歌になっているわけじゃないけれど、ミュージカル映画と呼んでもいいんじゃないかな、と思うのが『サタデーナイトフィーバー』(1977)。
このアルバムは、サントラ史を変えた1枚とも言われています。脚本も監督もギリギリで決まった、と言われるこの映画。急遽監督をつとめることになったジョン・バダムは、「大変だな!これはミュージカルだ!」とつぶやいたとか。
本編は大ヒット、ディスコ文化をとりまく音楽、ファッション、ライフスタイルなど、一大カルチャーとして世界中を席巻しました。このサントラももちろん大ヒット。全世界で4000万枚を売りあげ、アメリカのビルボートチャートでは24週連続1位を記録しました。


m4 Lady Marmarade
オリジナル・サウンド・トラック

往年のミュージカル映画といえば『雨に歌えば』(1952)、『ウエスト・サイド物語』(1961)、そして『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)、『フットルース』(1984)『コーラスライン』(1985)
ちょっととんで、2000年代にヒットしたものといえば、モータウン全盛時代、スプリームスのメンバーをモデルにした映画『ドリーム・ガールズ』(2006)個人的にも好きだったのは、2010年に公開された『バーレスク』。そして、なんといっても傑作だったのは『ムーラン・ルージュ』(2001)です。
ニコール・キッドマン演じる高級娼婦とユアン・マクレガー演じる貧乏な青年詩人、二人の禁断の愛のゆくえを描いた、豪華絢爛なミュージカル。バズ・ラーマン監督がアヴァンギャルドなミュージカル映画に挑戦!本編もサウンドトラックも秀逸でした!


♪番組からのお知らせ♪
映画のサウンドトラックをまだまだ、大特集します!
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