Yuming Chord
松任谷由実
2013.09.06.O.A
♪Onair Digest♪
9月に入って、秋の気配をずいぶんと感じるようになりました。猛暑の間もがんばった私たちへのご褒美は、店先に並び始めた秋の味覚。その中でも、ユーミンが毎日欠かさず食べているモノ、今日のChordは「Fruits」です♪


■今週のChordは “fruits”

m1 Fresh Strawberries
Franz Ferdinand

ニューアルバム『Right Thoughts, Right Words, Right Action』から。
最近話題になったフルーツといえば「グレープフルーツ」。連勝記録を更新し続けて話題の楽天投手、田中将大選手が、毎日グレープフルーツを食べていることが強さの秘密、と言われています。妻の元タレント里田まいさんが“ジュニア・アスリートフードマイスター”の資格をとって、毎日グレープフルーツを出している、ということですが、疲労回復に効くクエン酸が豊富なグレープフルーツはこの時期にぴったりです。
松任谷家の食卓も負けてはいません!フルーツは毎朝必ず食べてます。さいの目に切ってカクテルにしたり、ブルーベリーは豆乳ヨーグルトとの相性抜群!夏からすでに旬を迎えている桃は桃と水茄子の料理に。見た目も楽しみながら、フルーツの力を借りて夏の疲れをとりたいですね!


m2 KIWI
MAROON 5

今でこそ、さまざまなフルーツが手に入りますが、昔はフルーツといえばバナナ。高級品でした。
実は、私の姉が珍しいフルーツ好き。フルーツハンターだったんですね。当時、高いお金を出してはタカノフルーツパーラーで珍しいフルーツを買ってきて、私にもおすそわけしてくれました。ライチ、ランブータン、ロンガン(龍眼)などなど。
旅に出るようになって、特に南国へ行って、初めてのフルーツに出会うこともありました。今ではネットで購入できるみたいですが、「チェリモヤ」はマンゴー、マンゴスチンと並んで“世界三大美果”のひとつで、「森のアイスクリーム」とも呼ばれているフルーツです。原産はペルーのアンデス山地で、現地語では「冷たい胸(乳房)」。かなり古いフルーツで、ギリシア神話にも「金のりんごよりチェリモヤを選ぶ」と出てくるそうです。その味は甘くクリーミー、かすかな酸味。糖度は20度以上だとか。アメリカでは「カスタードアップル」と呼ばれています。


m3 スラバヤ通りの妹へ
松任谷 由実

フルーツの話をしていると必ず出てくるのが「ドリアン」。「天国の味と地獄のにおい」と言われる“悪魔のフルーツ”ですね。
あのにおいの元は、43種類もの硫黄化合物が含まれていて、その一部はタマネギ、にんにく、スカンクの肛門腺からの分泌液(ランチ前に失礼!)と同じ成分なんだそうです。いかにも強烈。栽培業者は、匂いのないドリアンを開発しているらしいですが、愛好家はそれも含めて大好き!ということなんでしょうね。
果実、という言葉はラテン語のhruor「享受する」と、fructus「楽しみ、感謝」に由来する、という説があります。つまりフルーツは、楽しみを与えてくれるもの!食べなくても生きてゆけるけれど、あるとうれしいし、幸せな気分になりますよね。
秋から冬にかけてのフルーツといえば、りんご、ぶどう、みかん、梨、いちじく、柿などなど。南国の派手な色彩とは違った、旬のフルーツを楽しみながらいただくことが、心にもいい気がしますね♪


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