Yuming Chord
松任谷由実
2013.11.01.O.A
♪Onair Digest♪
11月に入って秋から冬へ、寒さも本格的になってきました。冷えた身体を温めるなら、やっぱりこれ!今日のChordは「SOUP」です☆


■今週のChordは “SOUP”

m1 Babies are Popstars
松任谷 由実

今月20日にリリースとなりますニューアルバム『POP CLASSICO』からオープニングを飾る重要な1曲!
野菜スープで脂肪燃焼ダイエットに挑戦中!という人から、ランチタイムにスープジャーを愛用中!という人まで、スープはいまや季節を問わず流行中!
“世界三大スープ”というものもあるようですが、これには諸説あって、タイの「トムヤムクン」/南フランスの「ブイヤベース」/中国の「フカヒレスープ」というのが定番みたいです。でも、他にロシアの「ボルシチ」、フランスの「コンソメスープ」、アメリカの「クラムチャウダー」という説もあったりします。
手作りといえば思い出深いのが、本場ロシアの手作りボルシチ。「SHANGRILA」のメンバーに作ってもらったんですが、本当にそれぞれ、味が違っていました。スープは家庭の味、おふくろの味、ってことなのかな。
SOUPは本格的なものを作ろうとすれば手間がかかるもの。でも、お鍋に向かって過ごすゆったりとした時間を味わうのも、贅沢なひとときですよね。


m2 Life Is A Minestrone
10 CC

今日のコード「SOUP」から。1975年の作品、邦題は『人生は野菜スープ』!
スープにまつわる有名な言い回しで「スープの冷めない距離」ってありますよね。この言葉の出典には諸説ありますが、直訳すると「温かい食事を家から家へ、温め直す必要なく冷まさずに運べる距離」のことで、歩いて5分以内の距離をさしたようです。親世帯と独立した子供世帯が近すぎず遠すぎず、適当な距離で暮らすことを表現したんですね。その後、核家族化が進んだ日本でも「味噌汁の冷めない距離」と日本語訳も出てきます。でも確かに、嫁・姑の仲もこの距離なら悪化しなくてすむのでしょうか?
ところで、江戸時代のことわざに“医者に金を払うよりも、味噌屋に払え”なんて言葉もあるくらい、味噌は身体にもいい食材。地域によって、家庭によってさまざまな味がありますよね。日本の味噌汁もしかり、スープ文化は国の数、家庭の数だけありますね。
最後に、こんなスープにまつわるこんな名言をひとつ。「私は美味しいスープで生きているのであって、上品な言葉で生きているのではない」(17世紀の喜劇作家で俳優、モリエールの言葉)そんな言葉をふまえつつ、「SOUP」について思うこと。100の言葉よりたった1杯の滋味豊かなスープが、人を救う、幸せにする、ということなのかもしれないですね。


m3 CHINESE SOUP
荒井 由実

今日のコード「SOUP」から私の曲を。
最近、ちょっと体調を崩してしまったので、スープを飲んだりしましたが、この季節は身体をあたためること、冷やさないことが大切ですね。
浜内千波さんの本『即効!野菜スープ』には、忙しい人におすすめの簡単スープの作り方が紹介されています。例えば、ちょっとびっくり!のワザなんですが、市販のポタージュ系のカップスープに、そのままコンビニで売っている生野菜を入れてしまう、というもの。とろりとしたスープにしゃきしゃきの歯ごたえが意外にあうらしいです。
とにかく、ぐんと寒くなってきましたので、みなさまもお身体、大切に。私もいよいよ、今月はアルバム『POP CLASSICO』のリリース、そしてツアーも 始まります!スープを飲んで、がんばらなきゃね!



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