River Of Dreams
Billy Joel
川と桜って相性もぴったりですよね｡1993年のｱﾙﾊﾞﾑ『RIVER OF DREAMS』からです｡
｢Yuming Chord｣をｽﾀｰﾄしてから3年目の春｡お花見をしながらの放送も今回が3度目になります｡毎年桜の開花予想とにらめっこしながら､お花見の場所や日程を決めるのですが､今年は東京の満開宣言を迎えてからのお花見となりました｡
1回目は六本木､2回目は紀尾井町と都心のど真ん中でしたが､今回は私の地元･多摩川のほとりへやってきました｡
ここでちょっと多摩川についてご紹介しましょう｡埼玉の奥秩父にある笠取山が水源で､小河内ﾀﾞﾑの完成によってできた人口の湖､奥多摩湖からｽﾀｰﾄしている部分を｢多摩川｣と呼びます｡全長138km､東京一の長さを誇る川です｡首都圏の暮らしには欠かせない川でもある反面､｢暴れ川｣としても有名で､流域では水害にも苦しんできました｡一時川の水質汚染も問題になりましたが､今は地元の人たちの努力で川魚や野鳥も戻ってきて､人々の憩いの川となっています｡私が住むこの多摩川近辺も桜の名所がたくさんあって､毎年さまざまな表情を楽しむことができます｡
川沿いにはもちろん､多摩川台古墳群のある多摩川台公園とか､ちょっと離れれば等々力渓谷とか､見晴らしのいい桜ｽﾎﾟｯﾄも色々あります｡川沿いの桜並木は､青い空に舞いとぶ花びらも川面へひらひらと散りゆく花びらも本当にｽﾊﾞﾗｼｲ！ｼｰﾄを持ってきてゆっくり､ながめていたいですね…｡
Taken In
Mike ＋ The Mechanics
今日は､東京FMのｽﾀｼﾞｵを出て､多摩川沿いに咲く桜の下からお届けしています｡
｢今から多摩川を渡し舟に乗って渡ってみたいと思います〜｡この渡し舟､世田谷区玉堤にある東急ｺﾞﾙﾌﾊﾟｰｸたまがわの渡し舟｡東京ｻｲﾄﾞから川崎ｻｲﾄﾞにあるｺﾞﾙﾌｺｰｽに渡るために､ｺﾞﾙﾌｧｰをのせて渡る舟なんです｡小さな舟に､ｽﾀｯﾌ一同乗り込みます！｣
調べてみたら､もともと多摩川には渡し舟が多かったそうです｡今､橋がかかっているところでも､わりと最近まで｢渡し｣は残っていたとか｡なぜかというと､多摩川は江戸を守る｢お堀｣の役目があったので､橋をかけなかったんですって｡さらに､多摩川は通称｢暴れ川｣､氾濫が多かったので､橋が流されることが多かったため､渡し舟は欠かせない存在だったそうですよ｡
町おこしで渡し舟を復活させよう！という動きもちょくちょくあるみたいです｡そんなわけで､多摩川を渡って東急ｺﾞﾙﾌﾊﾟｰｸにやってきたのですが､ここからも桜並木が見えますね〜｡
ところで､川沿いに桜並木が多いのはなぜか､ご存知ですか？隅田川沿いに桜を植えて庶民にお花見の風習が定着したのは､八代将軍･徳川吉宗の時代｡花見客を集めて川沿いの土を踏み固めることで､川の氾濫を防ぐ役割を果たしたという説があるそうです｡川沿い+桜並木､そんな理由も隠されていたんですね｡
今週末はまたお花見でにぎわうんでしょうか｡お天気が気になりますけど､雨なら雨で､また風情があります｡やっぱり桜は､わざわざ時間を作ってゆっくりながめたい花ですよね｡うちの近所の｢ﾏｲ桜｣も､見に行かなくちゃ｡
花紀行
荒井 由実
今日のｺｰﾄﾞ｢桜並木｣から私の曲を｡
今日は多摩川の川べりから｢桜並木｣というChordでお届けしてきました｡
お花見をするときに着る美しい着物を｢花衣｣と呼ぶそうです｡それからお花見ｼｰｽﾞﾝは｢花冷え｣というのもあります｡油断せず､はおり物や巻物を持ってお出かけくださいね｡数ヶ月かけてゆっくり北上していく桜前線｡今月はこのあと『POP CLASSICO』ﾂｱｰで郡山､仙台へ行く予定なんですけど､もしかしたらそこでも桜が楽しめるかも｡地元のお花見ｽﾎﾟｯﾄ､ﾁｪｯｸしておきます｡
1年に1度の桜が咲くこの季節､皆さんもどうぞ良い週末をお過ごし下さい♪
過去のO.Aはｺﾁﾗ！
Taken In
花紀行
過去のO.Aはｺﾁﾗ！
Message to Yuming
Information
TOKYOFM TOPﾍﾟｰｼﾞ