Yuming Chord
松任谷由実
2014.06.06.O.A
先週に引き続き､｢POP CLASSICO｣ﾂｱｰで訪れた青森を旅していきます｡
ﾏｲﾅｽｲｵﾝたっぷりの｢みちのく･あおもり｣すっごく癒されます｡
■今週のChordは“みちのく・あおもり紀行”
Babies are popstars
松任谷 由実
Laughter
松任谷 由実
愛と遠い日の未来へ
松任谷 由実
・ 蔦温泉
今私は､ﾌﾞﾅの原生林に囲まれた秘湯｢蔦温泉｣にやってきました｡平安時代の文献にも登場する蔦温泉旅館は､ﾚﾄﾛな風情漂う旅館｡
ﾌﾞﾅの原生林は日本の原風景なんですって､もし何かの事情で日本が無くなったとして､ほっておくと何百年後かにﾌﾞﾅ林で覆われていくそうなんです｡
以前､ﾌﾞﾅ林を散策した事があって､ﾌﾞﾅの木の幹に耳を当てると"ｻﾗｻﾗｻﾗ"と水の音がするんですよ｡葉脈が透けるくらい葉っぱが薄いので､ﾌﾞﾅの森は明るいんです｡ﾌﾞﾅの原生林を歩くのは素敵｡ｻﾜｻﾜしたいい感じになってきますね｡
青森は海にも山にも恵まれているので､郷土料理がとっても美味しいんですよね｡私が今日いただくのは､ｲﾜﾅの塩焼き､あと､山菜うどん｡今は山菜が旬ですからね｡この辺りに来れば取り放題ですね｡ｼﾄﾞｹ､ｺｺﾞﾐ､ﾎﾞｰﾅ､ｺｼｱﾌﾞﾗ､ﾀﾗの芽．．．旬の取れ立ての物は､おひたしがいいですね〜､大人にならないとわからないあの苦み！ﾌｸﾞだの何だのを卒業した後､行き着く先は山菜ですよ（笑）｡
・十和田湖
奥入瀬の流れを辿って､十和田湖に到着しました｡今､私の目の前には静かな湖が広がっています｡十和田湖は標高400ﾒｰﾄﾙにある二重式のｶﾙﾃﾞﾗ湖､20万年前の火山の噴火で出来た湖です｡御前ｹ浜の奥まった所に立つのが｢乙女の像｣｡詩人で彫刻家の高村光太郎の代表作､最後の作品とも言われています｡
妻･智恵子がﾓﾃﾞﾙのﾌﾞﾛﾝｽﾞ像､見る角度によって雰囲気が全然違うんですよ｡私の中学の修学旅行が､東北一周だったんですけど､十和田湖の一番の観光ｽﾎﾟｯﾄである｢乙女の像｣これを見た後､宿舎に戻ってお風呂に入ると､みんなで誰かと手を合わせたりして｢乙女の像｣の真似をしました（笑）｡ｽﾃｰｼﾞのﾎﾟｰｽﾞに取り入れたり出来るかもしれませんね｡
ﾎﾟｰｽﾞは､今まで見てきた名画でもいいし､ｲﾗｽﾄﾚｰｼｮﾝ､ﾊﾟﾘの銅像とか､気に入ったﾎﾟｰｽﾞをｲﾝﾌﾟｯﾄしておいて､ｽﾃｰｼﾞのﾎﾟｰｼﾞﾝｸﾞに取り入れます｡
ﾀﾞﾝｽはﾎﾟｰｽﾞの連続､ﾎﾟｰｽﾞが動画になってるから､一個一個のﾎﾟｰｽﾞが綺麗なら､踊りが綺麗という事になるんです｡ちゃんと踊りを習ったわけじゃないので､偉そうな事は言えないけど､何しろﾎﾟｰｽﾞで勝負してますから！動くよりも疲れるんですよ（笑）｡
旧展望台
乙女の像
今回のお天気がﾓﾔっていた事もあり､かねがね思っていた｢青森ってﾐｽﾃﾘｱｽだな〜｣というのが浮き彫りになって､行く先々で､伝説や逸話がある事が身に染みました｡
こうやって音楽で旅が出来て､そこから足を延ばして､色々な所に行けるのは幸せだなと思います｡少しでも聴いて下さっているあなたが､ﾏｲﾅｽｲｵﾝなり､土地のﾊﾞｲﾌﾞﾚｰｼｮﾝを一緒に味わっていただけたら嬉しいなと思います｡
そして！旅の締めくくりはｸﾞﾙﾒですね！大間のﾏｸﾞﾛ､これは津軽海峡に面した大間町で水揚げされるんですけど､こっち方面に来る事があると､いただいていただいたんですけど､今回締めくくりで目の前に出てくるとﾋﾟｶﾋﾟｶしてます｡本ﾏｸﾞﾛの最高峰､これをいただきながら､みちのくの旅をしめて心に刻み付けたいと思います！
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