Yuming Chord
松任谷由実
2014.06.27.O.A
♪Onair Digest♪
知らない街を歩く私に、音楽が魔法をかける。雨粒が活き活きと踊りだし、花は甘く薫りたつ。すれ違う人たちはみな、物語の主人公。恋に酔いしれ、愛に哀しむ。お気に入りのフレーズを口ずさむ私に、世界が語りかけてくる。あなたの旅に、幸あれと。


■今週のChordは“『POP CLASSICO』Music Library〜旅を彩る音楽〜”

m1 Get Lucky feat. Pharrell Williams
Daft Pank

現在進行中の『POP CLASSICO』ツアー。その間は旅が日常になってしまうので、普通の生活で必要なモノと共に移動することになります。その中でも絶対に持って行くアイテムといえば、やっぱり音楽。
そこで今日は、旅のお供としてずっと一緒だった音楽を紹介しつつ、ツアー中、どんな日々を送ってきたのか・・・ちょっとしたこぼれ話をしていきます。
音楽を持ち運ぶ作業は、iPodの時代になって身軽になりましたね。オープニングでお送りしたDaft Pankは、ツアー先のパーティーで....というとカッコいいですけど、つまり、メンバーと共に楽しむホテルの部屋飲みBGMですね(笑)。
先月末に出かけた帯広では、デパ地下でお酒やお惣菜、おつまみを買ってきて、音楽をかけながらみんなで過ごしました。
実は、今回のツアーでは「お酒も飲まず修道女のような生活を送っています!」そんな風にステージのトークでお話しするくらい、基本的にはお酒も飲まず、夜更かしもせず、ストイックな日々を送っていたんですけど・・・、リフレッシュの時間も仕事のうちですよね!移動の合間にちょっとしたお楽しみをはさみながら、旅をしてきました。
中でも印象に残っているのが、名古屋から松本へのルート。今回は車での移動が多かったんですが、ここで二日間のブランクがあったので、信州のとあるワイナリーに立ち寄りました。
知る人ぞ知る!という感じのひっそりとしたワイナリーで、ここの自慢は「ブルゴーニュのような小さなワイナリーであること」「自社農場の比率が高いこと」「輸入ワインを一切混ぜない自家製100%」。
この道中を含め、車の移動中によく聴いていたのがジョニ・ミッチェル。特に、この名古屋から信州へ向かう中央道の風景にぴったりでしたね。


m2 Nothing Can Be Done
Joni Mitchell






m3 Origin Of Love
MIKA

今回、ツアー中によく聴いていたアーティストのひとりがMIKA。印象に残っているのは、大阪フェスティバルホールで聴いたこのアルバムです。
『POP CLASSICO』コンサートツアー、今回は全国36都市66公演をめぐっていますが、数えてみたら残りあと9公演・・・、なんですね。
MIKAのほかに、KEANEもツアー前、例えばメイクしてもらっている時間によく聴きました。メイク前って、ある意味"散らしの時間"。新鮮な気持ちを取り戻すために、気持ちを散らしたいんですよね。そんな時に聴くのにぴったりでした。
昨年11月20日にスタートした今回のツアー。実は、アルバムもまだ出来ていないうちから公演の予定がぎっしりとつまっていて「この約束を守らなくちゃ!」みたいな、そんな決意めいたものを抱いてアルバムを作り、そして、ツアーが始まりました。
ひとつとして同じステージはない『POP CLASSICO』ツアー。残りひと月となった今もなお、何がどう作用するかわからない!進化し続けるステージを、最後まで楽しもうと思います。


m4 Laughter
松任谷 由実

旅に持っていった音楽を改めてホームで聴くと、あのときの風景や空気、香りまでよみがえる気がします・・・。やっぱり音楽の力って、すごい!
今日、ご紹介したアーティストもアルバムも、本当におすすめです!そして、来週も引き続きツアー中のエピソードとともに、旅先で聴いて新たな発見があった曲をご紹介します。



名古屋から信州へ移動中のオフショット

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