Yuming Chord
松任谷由実
2015.06.12.O.A
♪Onair Digest♪
じわじわと北上中の梅雨前線。私たちはつい、憂鬱な気分になってしまいますが、穀物にとっては恵みの雨です。
“瑞穂の国”日本で暮らす私たち、雨に感謝を捧げつつ、お送りする今日のコードは「お米」です。


■今週のChordは“お米”

m1 君がいるだけで
米米クラブ

お米は日本人の主食、日本という国の礎を築いてきたといっても過言ではありません!お正月にはお餅、お祝いの席ではお赤飯と、人生の節目にもお米は欠かせませんよね。そして何より、しみじみ、味わい深い・・・。
ところで、お米を庶民が普通に食べられるようになってから、実は100年とちょっと。なのに今では、食事も多様化してお米離れしている・・・、なんていう話も聞きますよね。我が家の場合も正直、毎食お米、というわけではありません。でも、その分ご飯を炊く日は、いろいろ趣向を凝らしますね。
お米はお野菜と同じ。保存や買う量にも気を使います。一般的には40日くらい、これからの季節は2週間くらいが目安だとか。そして、研いだら時間をおかずにすぐ炊く!というのが私流。
そういえば、松任谷さんが小山薫堂さんから教わった、「ル・クルーゼ」で炊くご飯、というのも試したことがあります。
お米のおとも、ご飯のおとも・・・、というのも、人それぞれに譲れない定番がありますよね。私の場合は、お味噌汁、焼き魚、ほうれん草のごまあえなど。基本はやっぱり一汁三菜、そうなると、趣向を凝らしたくなるのが食器です。
日本各地で、ご飯のお供の定番も違いますよね。その土地のお米に合うものだったり、名産品だったり。お米はやっぱり、「力のもと」ですね!


m2 Fields Of Gold
Sting

私がよくつくるご飯ものといえば、あまりにも好きで、よく作るのが鯛茶です。美味しさの決め手は「だし」でしょうか。
炊き込みご飯も好きですね。旬のものを使うと気持ちがあがります。おかゆにすることもありますね。やっぱりおなかにやさしいです!おにぎりを作ることもあるんですよ。
お米の美味しさを“売り”にしているお店も増えましたよね。最近、私が行ってハマったのは、日本一のしゃけ定食が評判のお店「しゃけ 小島」です。
場所は、世田谷・代田橋の杉並和泉明店街に広がる“沖縄タウン”の一角。かなり昭和の香りただよっているエリアです。ちなみに杉並区は、23区内でも沖縄関係の方の在住が多くて、沖縄料理の店も都心では一番多いんだとか。
そこで、商店街おこしのため、沖縄をテーマにして10年前にスタートしたそうです。そして、沖縄料理のお店の前になぜか出現するこの「しゃけ小島」!

m3 私のロンサムタウン
松任谷 由実

日本だけじゃなくて、お米料理は世界中にあります。タイのガパオ、インドネシアのナシゴレン、イタリアのリゾット、スペインのパエリア…などなど。
そういえば、ひと昔前までの日本の食卓では、お米一粒の中に神様が居る、と大人が子どもに教えていましたよね。一粒に7人とか、八百万とか、諸説あるようです。
この7人、の説については“太陽・雲・風・土・水・虫、作る人”で7人、とする説もあるんだとか。いずれにしても、お米は一粒残さず、感謝をこめてしっかりいただきましょう!

過去のO.Aはコチラ!
♪menu♪
番組TOPページ
番組へお便りはコチラ!
Message to Yuming
Yumin最新情報!
Information
TOKYOFM TOPページ

▲ページ上部へ
(c) TOKYO FM