Yuming Chord
松任谷由実
2016.01.29.O.A
♪Onair Digest♪
日本を大寒波が襲った今週は、本当に寒い毎日が続きましたよね。
こんなときは、不要不急のお出かけをやめて、暖かな部屋で手作りご飯。それが何よりの幸せかもしれません。
そこで、今日のコードは「台所道具」です。


■今週のChordは“台所道具”

m1 Cook Of The House
Paul McCartney & Wings

東京の自宅で生活している間は、ほぼ毎日、台所に立つ主婦の私。
“食べることは、生きること”と言うくらいですからね。
特に出かけることもなく家にいる日は、意外と長い時間台所に立っている気がします。
料理を始めるようになったのは、結婚して実家を出てからです。“自分の台所”を作るために、あれこれ台所道具を自分で選んで集めました。
当時、「キッチンハウス」というお店が上野毛にあって、そこでいろいろ調達。今はショールームになっているそうです。
結婚のお祝いにいただいた思い出深いものや、結婚当初からずっと使っている「年季もの」など・・・・・・。
お茶を沸かすやかん、何にでも使える小ぶりの雪平鍋・ソースパン、これさえあれば料理の下ごしらえはおまかせ!な便利アイテム、スイス生まれのハンディタイプのフードプロセッサー・バーミックス。
忘れちゃいけない小物たち!キッチンタイマー、ふきん、菜ばしなどなど。


m2 Heart Is a Drum
Beck

寒さ厳しいこの時期は、なるべく家にいる時間を作って、ちょっとした本格派のお料理を作ったりしてみるのもいいですよね。
で、やっぱり思うのは、“料理上手は道具選びから”ということ。
たとえば包丁。スパン!とよく切れる包丁は気分もいいし、仕事がはかどります。用途にあわせて、私も何本か用意してあります。
大切にしながら愛用しているのが、京都・錦市場のお店「有次」さんの包丁です。
もともとは刀鍛冶だったお店で、450年以上も刃物を作ってきた老舗。東京は築地にものれん分けしたお店があります。
あとは、「関の刃物」ってご存知ですか?
岐阜県・関市は刃物の町で、刀鍛冶がこの地に移り住んで刃物づくりを始めたのは鎌倉時代のこと。700年余りの歴史があるそうです。
ちなみに、刃物を人に贈るなんて・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、刀は神様に奉納する神聖なもの。戦国時代は大人になった武士に授けたり、君主からの褒美として刀をもらったり、ということもあったことから、今でも「未来を切り開く」門出のお祝いやお餞別、守り刀、不運を絶つおつかいものとして、包丁を贈るしきたりがあるそうです。
それから、用途にあわせて各種そろっているのが「おなべ」。なべ置き場には和モノ、洋モノ、中華モノ、いろいろ持っています。
よく使うのは、蒸し野菜を作る鍋、中華鍋、ル・クルーゼのホウロウ鍋ですね。
たまにしか使わないけれど、便利!あってよかった!という道具もありますよね。
自慢のひとつがおろしがね。鬼おろし、ざっくりとした荒い大根おろしにぴったりの木製、目の角度や並びがふぞろいなのがいい!先日、大量の大根をいただいて作ったみぞれなべ。そのとき大活躍したのは電動大根おろし器でした。
世界最速といわれるワインオープナー。何が最速かって、ワインのコルクを開けるのが、です!
これは、あの鋳物のホウロウなべで有名なフランス、ル・クルーゼ社のもの。調べてみたら「簡単で失敗のないコルク抜き」の元祖だそうです。
もうひとつ、ちょっと自慢したいのがポルシェ製のペッパーミル。片手でちょっと触れるだけで胡椒がひけてとっても便利です。
便利、といえば黒柳徹子さんからいただいた自動ビンオープナー。開かないビンのふたに輪ゴムをまいたり、スプーンでふたを叩いたり・・・そんなことしなくても、ワンタッチでビンを開けてくれます。これは、我が家でデモンストレーションしてウケてます。
進化し続ける便利グッズも、昔ながらのシンプルな道具も、私たちの食生活を支えてくれる大切なモノ。しっかり使いこなして、すこやかな一年を送りましょう!


m3 CHINESE SOUP
荒井 由実

握り寿司ができる「トング」やレンジでご飯が炊ける炊飯器など、便利グッズがいろいろあって、あれこれ使ってみたくなる台所道具。見た目もポップで、お料理するのが楽しくなったりしますよね。
私にとって、台所道具に触れつつ料理をする時間は、無心で目の前のことに集中できて、いい気分転換になることがあります。忙しいときにお料理するのは、遠回りしているようで、案外、新たなエネルギーになっていたりするんですよね。
そして、万全の体制を整えたら、いよいよ来週からは「SURF & SNOW in Naeba」へ!残念ながらチケットがとれなかった、という方は、こちらをぜひどうぞ。
「NET MAGAZINE IN NAEBA 【Y MODE】」。ライブの生配信やオンデマンド配信ほか、スペシャルコンテンツ満載です。
今回からはスマートフォンやタブレットでもご視聴いただけるようになっています。
チケットの購入方法など、くわしくは私のオフィシャルサイトをごらんくださいね。
ライブで、そしてオンラインで、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!




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