Yuming Chord
松任谷由実
2017.12.22.O.A
11月27日から12月20日までの間､19日間･26公演｡
“純愛物語 meets YUMING”『ﾕｰﾐﾝ×帝劇 Vol.3 朝陽の中で微笑んで』｡
おかげさまで千秋楽を終えて､無事､座長をつとめあげることができました｡
舞台を観にきてくださった皆さん､ほんとうにありがとうございました！
今日のｺｰﾄﾞは｢朝陽の中で微笑んで〜Reprise｣です｡
■今週のChordは“朝陽の中で微笑んで〜Reprise”
朝陽の中で微笑んで
荒井由実
今回､帝劇で座長をつとめるのは3回目｡
それなりに経験をつんできて､少しだけ余裕も出てきたかな･･･という感じです｡
座長としてのつとめ･･･今回も恒例の準備からはじめました｡
まずは､演者のみなさんの楽屋に使っていただくのれん作りから｡私がみなさんをｲﾒｰｼﾞして､実家の荒井呉服店にある色見本帳から色を選んで､のれんを作ってみなさんにさしあげました｡
そして､ﾜｲﾄﾞｼｮｰなどでもとりあげていただいた､｢座長弁当｣｡
こちらにも力を注ぎました！中身はもちろん､入れ物にもこだわりぬきました！
そして､やはり同じ釜の飯を食う､というのはｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝを深める第一歩！みんなでお酒を飲んで､食べて･･････という機会も何度かありました｡
そんなﾒﾝﾊﾞｰとともにのぞんだ今回の舞台『朝陽の中で微笑んで』｡
役者のみなさんが物語を演じて､私が彼らの感情を受け取りながら歌い､さらにそれを受け取った役者さんたちが物語の世界を広げていく､というものなんですが､これまでの2作では､正直､客観性が持てないままやっていたところもありました｡
でも､今回の舞台では､確かな自信のもと､歌いきることができました｡感情のやりとり､3Dを超えた世界を再現できたような気がします｡
PARTNERSHIP
松任谷由実
3年の構想を経て出来あがった今回の物語は､ｼﾞｬﾝﾙでいうとSF｡舞台になるのは500年後､2517年の未来でした｡
そこで､繰り広げられる人間たちの物語は､突拍子もない設定に見えて､｢あるかもしれない｣と思わせるﾘｱﾙがあったと思うんですね｡
なぜなら､やっぱり人間の心は､500年先でも変わっていないと思うから｡
今回の舞台のﾀｲﾄﾙにもなった『朝陽の中で微笑んで』は､1976年にﾘﾘｰｽしたｱﾙﾊﾞﾑ『14番目の月』に収録した1曲｡
物語の舞台は､2517年の未来｡寺脇康文さん演じる職を失った中年男･鳴沢肇には､20年前に結婚を約束しながら､不治の病で亡くなった恋人･恵美という女性がいました｡
どうしても､もう一度彼女に会いたい､と強く願った彼は､医師に彼女のｸﾛｰﾝ製作を依頼します｡
その女性が､宮澤佐江さん演じる･紗良｡彼女は､自分の生い立ちにかすかな違和感を抱きながら､ごく普通の女子高生として､恋をしたり､女友達との微妙な関係を保ちながら暮らしています｡
そんな彼女に､悩みながらも近づいていく肇｡一方で､その秘密がもれ､人々が翻弄されていきます｡
舞台を観にいらした方の心にも､登場人物たちの台詞や私の歌が､深く染み入ってそれぞれの胸のうちで､永遠の灯りになっていますように｡
Called Game
松任谷由実
つい先日､幕を閉じた舞台『ﾕｰﾐﾝ×帝劇 Vol.3 朝陽の中で微笑んで』｡
ほんとうに､無事､すべての公演をつとめられたことに感謝！
大仕事を終えて､ここからはつかの間､ｸﾘｽﾏｽﾎﾘﾃﾞｰへ｡
私がﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽしたﾌｧﾐﾘｰﾏｰﾄのｸﾘｽﾏｽｹｰｷ､｢SURF & CHRISTMAS｣を食べたいと思います！
そして､年が明けたらすぐにﾓｰﾄﾞを切り替えて､冬の恒例｢SURF & SNOW in Naeba｣の準備を早々にｽﾀｰﾄします｡ｲﾝﾀｰﾈｯﾄでお送りする苗場情報満載の期間限定ｽﾍﾟｼｬﾙｻｲﾄ､｢NET MAGAZINAE IN NAEBA｣もｵｰﾌﾟﾝします｡
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