Yuming Chord
松任谷由実
2018.01.12.O.A
♪Onair Digest♪
毎年この時期、思いませんか?もう1月も半ば!って。
新年を迎えた瞬間はゆったりとした気持ちになっても、すぐにいつものペース・・・何かとあわただしい日常生活が始まっています。
それにしても、今期の冬は寒さが厳しいし、乾燥もひどいですよね。
風邪やインフルエンザも流行しているようで、体調のケアも、いつもより入念にしたいところ。
そこで、今日のコードは「Oil」です。


■今週のChordは“Oil”

m1 We Found Love
Rihanna

私たちの体を構成する最小単位の部品といえば細胞。
その細胞の膜をコーティングしているのが脂質、つまり「Oil」です。
「脂(油)」といえば“太る”とか“老化を招く”、“生活習慣病のリスクを高める”といった、よくないイメージが先行していますけど、実はとっても大切な栄養素。
よい「Oil」を摂取して、ひとつひとつの細胞が元気でいることが美と健康の基本なんですね。
もちろん、脳や内臓、ホルモンや神経、皮膚の健康にも深〜い関わりがあります。
そこで前半では、美容オイルコンシェルジュ、YUKIEさんの本『読むオイル事典』を参考に、食用としての「Oil」についてのお話。エネルギー代謝を中心とした生命維持のための働きをする、食用としての“ウェルネスオイル”。最近は気を遣っている方、多いんじゃないでしょうか。

結婚して主婦になって、お料理をするようになって・・・・・・その当時は、ひとまずサラダオイル、ごま油あたりをそろえて使っていたのかな。
その後、今から20数年前の「イタ飯」ブームとともにみんなが使うようになったのが、オリーブオイル。
ここ数年はOilブームも手伝って、いただきものも含めて色々なOilが並ぶようになりました。
といっても、Oilは酸化してしまうので、全部を同時にあけて使うわけではないんですが・・・・・・。

ひまわりオイルは血管の病気を防ぐオレイン酸が多く含まれていて、アンチエイジング効果もあるとか。クセのない味でどんな料理でもOK。

グレープシードオイル、白ワインをつくるぶどうの種子を乾燥させて絞ったオイル。
もちろんポリフェノールを含んでいるので抗酸化力が高い、つまりはアンチエイジング効果がある、といわれています。さらっと軽い味わい、香りもほぼないので万能タイプ。

アボカドオイル、ビタミン、ミネラル、眼病予防が期待できる栄養素などが含まれます。
色は濃い目のアボカドグリーンですが、これまたクセや主張のない味。

ココナツオイル、こちらはちょっと前からハリウッドセレブたちが使っていることで大流行。体内で脂肪に変換されにくく、効率よくエネルギーになるというスグレモノ。
飽和脂肪酸と呼ばれる種類のOilで、食べたときの満足感もあるし、ほんのりとした甘さも魅力です。

そして、これから流行しそうな注目のOilをピックアップしてみると・・・・・・ピスタチオオイル、アンチエイジングが期待できるビタミン・ミネラルたっぷりのオイル。
加熱しても使えますが、香りを楽しむためにフレッシュな状態で、そのままアイスクリームやヨーグルトにかけてもおいしいそうです。美しいグリーンで芳醇な香りがするとか。

パンプキンシードオイル、多種多様なビタミン、ミネラル類、たんぱく質など栄養たっぷり。
抗アレルギー効果も期待できるとか。香ばしくて甘さを感じるオイル。
サラダや温野菜にかかえるなど、できるだけ加熱せず使うとよいとか。
そのままスプーンでいただくデザートオイルでもOKだそうです。

すでに女性に人気なのがマカデミアナッツオイル、全身から脳の血管にまで入り込んで栄養をいきわたらせる、「パルミトレイン酸」というのが含まれているとか。
血管を強くしたり、アンチエイジングの効果も期待されています。
ほんのり甘いのに糖質はゼロ。デザートオイルに最適だそうです。庭木などのエネルギーを浄化し整える。

なんだかとっても美味しそうなオイルたち、私も興味津々!今年、使ってみようかな。


m2 I've Still Got My Health
Bette Midler

原生の植物は、古くから世界各地で「薬」として使われてきました。
そうした植物を凝縮したものが「Oil」になるわけですが、薬としてのほか、明かり燃料や、皮膚の保護、防寒などに使われていたそうです。
そのほか宗教的儀式に使われたり、地位の象徴としても利用されてきました。
やがて、前半でご紹介したとおり、食用としても使われるようになったわけですが・・・・・・今は歴史がめぐって、食べるだけじゃなく、ふたたび“塗る”オイルの時代。美容オイルコンシェルジュのYUKIEさんいうところの“ビューティーオイル”、愛用している方、多いと思います。
昔からあるオイルといえば「馬油」。馬のたてがみや尾っぽのあたり、皮下脂肪層からとれるオイル。
日本には奈良時代に渡来した鑑真和尚の一行が伝えたという説があります。やけどや化膿に効く薬として、そして乾燥から肌を守るクリームとして、幅広い世代から使われていますよね。

そして、モロッコの黄金「アルガンオイル」。最高級の「アルガンオイル」は「モロッカンオイル」と呼ばれています。
モロッコ南西部のサハラ砂漠でのみ生息する植物、アルガンの種子の中の「仁」と呼ばれる部分を使ったオイルで、100kgの仁からできるのは1リットル。
最大の特徴はビタミンEで、体内の活性酸素を除去したり、脂肪燃焼にも効果的。皮膚や紫外線ダメージを修復するなど、スキンケア的な活用性も注目されています。最近ではヘアケア用品に利用されていますよね。

「スクアランオイル」も使います。アイザメほか、深海に生息するサメ類の肝油からとれるもので、実はヒトの皮脂にも含まれているとか。ちなみに「植物性スクアラン」というのもあり、市場に流通しているのはオリーブオイル由来のものだそうです。

「ホホバオイル」も万能ですよね。アメリカ・アリゾナ州ソノラン砂漠に誕生したホホバオイル。
外的ストレスからからだを守って、水分や栄養分をキープしてくれます。乾燥肌にも、脂性肌にも有効で、皮脂バランスを調整してくれます。
この番組でも以前とりあげたことのあるのが、バスオイル。愛用しているのはアロマテラピー・アソシエイツ社のもので、気分にあわせて使います。
そして、5000年前から存在するインドの伝統医療・アーユルヴェーダにも回帰中。アーユルヴェーダではカスターオイル(ひましオイル)がおもに使われるそうですが、鎮痛剤や抗炎症剤の薬効があって、西洋では「キリストの御手」と呼ばれているとか。人の波動と共振するといわれていて、腹部に塗って老廃物の排出に使ったりもします。

眉間のあたりにある「第三の目」と呼ばれる箇所に温めたオイル(セサミオイルを使うことが多い)を垂らし続ける施術。ここにオイルを垂らし続けることで、感覚神経が刺激され、リラックスすると同時に感情のデトックスや心の浄化になるとか。
おもに、植物が自分の命を守るための成分が凝縮されたオイル。
パワーがとても強いので、直接肌につけたりすると、人によってはアレルギー反応を起こすことがあります。
そのあたりを注意しながら、オイルライフを楽しんでくださいね!


m3 風の中の栗毛
松任谷 由実

今日、参考にさせていただいたのは美容オイルコンシェルジュ YUKIEさんの本、『読むオイル事典』。オイルに興味をもった方、ぜひ、読んでみてくださいね。
そこにも、こう記されています “大自然の豊かな恵みとパワーを宿した種子や果実から採れるオイルたち”。
そのエッセンスを味方にして、今年も活き活きツヤツヤ、過ごしていきましょう!

そして、Oilで心身を整えたら、いざ、「SURF & SNOW in Naeba Vol.38」へ!
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詳しくは、【Y MODE】NET MAGAZINE IN NAEBA 2018、私のオフィシャルホームページTwitterFacebokなどをチェックしてみてくださいね。



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