Yuming Chord
松任谷由実
2018.10.19.O.A
♪Onair Digest♪
「松任谷由実 Time machine tour Traveling through 45years」と平行して、番組でも時間旅行をお楽しみいただいています。
私が生まれた60年代から始まって、10年間ずつ区切って、時代を彩った音楽をお送りしてきましたが、今日は、私の90年代ソングのリクエストを大募集!
番組サイトに届いたメッセージとともに、おこたえしていきますが、そんな今日のコードは「Time machine tour Traveling with Yuming〜90's Yuming Song Request」。
私自身の90年代も軽くふりかえりつつ、お届けします。


■今週のChordは“Time machine tour Traveling with Yuming〜90's Yuming Song Request”

m1 満月のフォーチュン
松任谷 由実

お送りしているのは、90年にリリースしたアルバム『天国のドア』から。
大阪府にお住まいの<まなか>さんからリクエストをいただきました。

22枚目のオリジナルアルバムとなった『天国のドア』。
この年の夏は、ソビエトのバイコヌール基地でソユーズの打ち上げに立ち合う・・・・・・そんな貴重な体験をしたのが印象的でした。
では、この曲に届いたメッセージをご紹介しましょう。

「満月のフォーチュン」大阪府 <まなか>さん
「私のとっておきの1曲は『満月のフォーチュン』です。
まだ私がユーミンを知らない頃、テレビから流れてきて忘れられないくらい気になり、誰のなんという曲か探し、ユーミンだと知り、それからずっとずっと大好きです。
今聞いても25年以上も前の歌だとは思えないくらい新鮮だし、中学生だった頃の気持ちがよみがえり、なんとも言えない不思議な気持ちになります。10月14日の大阪城ホール見に行きます。めっちゃ楽しみにしてます」

テレビから流れてきて気になって、探し当ててくれた・・・というエピソード。
うれしいですね!テレビ番組は何だったんでしょう?気になります。
大阪城ホールのライブは楽しんでいただけたかな。メッセージ、ありがとうございました。

世界的には冷戦後の時代であり、日本ではバブル経済の崩壊に続いた、いわゆる「失われた10年」といわれた90年代でした。それでも、私は音楽を作り続けて駆け抜けた10年でした!
では、ここで再び90年代ソングのリクエストにお応えします。
栃木県のゆっこさんからのリクエスト、94年のシングル曲で「春よ、来い」。


m2 春よ、来い
松任谷 由実

お送りしているのは、94年にNHK朝の連続テレビ小説の主題歌として書き下ろした「春よ、来い」。
その年にリリースしたアルバム『THE DANCING SUN』にも、アルバムミックスを収録しました。

この曲は、東日本大震災の被災地を支援するために立ちあげた、「(みんなの)春よ、来い」プロジェクトで、みなさんにご協力をいただいた1曲です。
この曲にいただいた、ゆっこさんからのメッセージです

「春よ、来い。」栃木県 <ゆっこ>さん
「仕事と家庭と子育てと。必死の1990年代、私にとっての応援歌でした。
あっという間の四半世紀!今ではいい思い出です」

まさに、四半世紀もあっという間!ですよね。
でもそれは、一生懸命走り続けていたからこその感覚。お互い、がんばってきました・・・が、人生はまだ続く。
私もまだまだ、やりたいことがたくさんあります!
これからも、前へすすんでいきましょうね。


m3 輪舞曲
松任谷 由実


95年のシングルで「輪舞曲」ですが、いくつか届いているメッセージをご紹介しますね。

「輪舞曲」神奈川県 <てんてん>さん
「私にとって90年代は、結婚出産など変化の大きい時代でした。
学生時代から聴いていたユーミンの曲は、環境が変わってもいつも隣にありました。
「輪舞曲」をリクエストします。結婚した年のアルバムに収録されていた、大好きな曲です」

「輪舞曲」新潟県 <いちごみるく>さん
「ユーミン、こんにちわ。
「かなり、久しぶりにユーミンのラジオを聞いてます。
25年前から(小学生から)聞いて、社会人になって、聞いたり聴けなかったりして、今日休みでラジオをつけたら、ユーミンの声。感激してます!!
今年の11月に結婚致します。
その時に、私達の好きなユーミンの『輪舞曲』を使わせて頂きます」

「輪舞曲」はちょっとヒネリのきいた結婚式SONG、といえる1曲ですが、シングルリリースののちに、アルバム『KATHMANDU』にも収録しました。

95年という年は、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件が起こった年。不穏な始まりでした。 そんな中、音楽業界ではミリオンセラーが続出。不穏だったから、みんなが音楽を欲したのか、前の年にリリースしたアルバム『THE DANCING SUN』は、217万枚以上をセールスしました。


m3 天国のドア
松任谷 由実


この曲にいただいたメッセージ、ご紹介しますね。

「天国のドア」 兵庫県 <おひるね>さん
「こんにちは!私はユーミンの大ファンです。今度のタイムマシーンツアーにも参加させていただきます!
リクエスト曲は、アップテンポが特徴的な「天国のドア」をお願いします。
この曲は私が初めてユーミンの曲のなかで聞いた曲で、なぜか聞くと暗い気分も吹っ飛んでしまいます!ぜひよろしくお願いします!」

メッセージ、ありがとうございました!
ただいま開催中のアリーナツアー「松任谷由実 Time machine tour Traveling through 45years」にちなんで今週は90年代にリリースされた私の曲へリクエストをいただいています。

今回のツアーは、これまでステージでやってきたこと、名場面を再現するようなつもりで、みなさんにはタイムマシーンにのって時空を超えた旅を体験していただいています。
各年代の曲をステージでパフォーマンスしているんですが、私自身も当時のことが思い出されますね。
ステージでどんな90年代ソングを、どんな演出で歌うのか?
楽しみにしていてくださいね。


m3 Bye bye boy
松任谷由実

94年にリリースしたアルバム『THE DANCING SUN』の中の1曲。
この曲にいただいたメッセージ、ご紹介しましょう。

「Bye bye boy」<りりさん>さん
「この歌が私の中で大ヒットしたのは、23歳の頃。リリースしてずいぶん経ってからの事です。
当時つき合っていた人とドライブデートの帰り、私が運転して彼を家まで送って行ったのですが、着いても助手席をなかなか降りてくれなくて、向こうはとても離れたくないようだったので、疲れていましたが、ずっと待ってあげて・・・。
朝方やっと引き上げて来る途中で車をガードレールにぶつけて大変だった事をよく覚えています。
「帰ろう、すぐ帰ろう、でも帰れなかった、あの時のふたり」この歌詞の通りです。
でも、女にとって思い出は上書きされるもので、今では別の彼(もう16年近く交際している、フィアンセ)との思い出の曲にもなっています。
「ごめんね、許せなくて」、そういう気持ちでいったん距離をとって、それから前よりもっと深くつながる事が出来ました。
私の人生に、こんなに関わってくださって、ありがとう。ユーミン!」

1曲に、ふたつの恋の思い出がつまっているとは・・・この曲のもつパワー?
ぜひ、末永く聴き続けてくださいね。

今日は「Time machine tour Traveling with Yuming〜90's Yuming Song Request」。
番組サイトで募集した、私の90年代ソングリクエストにおこたえしてきました。ぜひあなたも、音楽でご自身のヒストリーをふりかえってみだくさい。
ただいま、荒井由実・松任谷由実時代の全424曲を、最新リマスタリングにてデジタル配信中です。
より良質な音源をお届けするために、エンジニアのGOH HOTODA氏にリマスタリングしていただきました。
ぜひ、ベストな音で私の曲を聴いていただけるはず。
主要な音楽配信サイトにて配信中ですので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。

また、全曲配信を記念して、WIZYより松任谷由実モデル Bluetoothワイヤレスイヤフォンを発売中です。
こちらは、私が実際にコンサートで使っているイヤモニをイメージしたもので、ブラックカラーのアーティストロゴ入りのデザインになっています!
WIZY(W-I-Z-Y)での限定発売となっていますので、くわしくはWIZYのオフィシャルサイトをごらんください。

そして、現在進行中のアリーナツアー、「松任谷由実 Time machine tour Traveling through 45years」。
今夜、広島でのコンサートを終えたら、しばらくお休みして、来月、宮城、静岡へと向かいます。
なお、今後のライブの日程チケット発売の詳細ほか、最新情報は私のオフィシャルサイトや、FacebookTwitterInstagramを、チェックしてくださいね。



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