Yuming Chord
松任谷由実
2019.05.03.O.A
今週のｺｰﾄﾞは先週に引き続き､元号またぎでお送りするｽﾍﾟｼｬﾙ企画！
令和初のｺｰﾄﾞは｢旅するYuming Songﾘｸｴｽﾄ｣です｡
■今週のChordは“旅するYuming Songﾘｸｴｽﾄ”
緑の街に舞い降りて
松任谷 由実
神奈川県にお住まいの｢遠野のｶｰﾀﾝ｣さんからのﾘｸｴｽﾄ､｢緑の街に舞い降りて｣｡
1979年にﾘﾘｰｽしたｱﾙﾊﾞﾑ『悲しいほどお天気』に収録されている1曲で､45周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ『ﾕｰﾐﾝからの､恋のうた｡』にも入っています｡
この曲にﾘｸｴｽﾄをくださった東京都のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜遠野のｶｰﾀﾝ＞さんからは､こんなﾒｯｾｰｼﾞをいただいています｡
東京都 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜遠野のｶｰﾀﾝ＞さん
｢昨年､初夏と初秋に2回､東北へ旅行に行きました｡途中いわて花巻空港に立ち寄ったら､ﾕｰﾐﾝの｢緑の街に舞い降りて｣が流れていたのです｡
岩手に降り立ったその風景とこの曲がﾋﾟｯﾀﾘで大好きになりました｡
新緑を迎えるこれからの季節にもﾋﾟｯﾀﾘですよね！｣
平成から令和へ､そして大型連休真っただ中！
番組ｻｲﾄで募集したﾘｸｴｽﾄ曲を聴きながら､旅する気分を味わってくださいね｡
続いては､飛行機を降りて､列車に乗ります！
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜おつかれみみ＞さんからのﾘｸｴｽﾄで､｢ﾙｰｼﾞｭの伝言｣｡
ﾙｰｼﾞｭの伝言
荒井 由実
1975年にﾘﾘｰｽしたｱﾙﾊﾞﾑ『COBALT HOUR』に収録されています｡
この曲にﾘｸｴｽﾄしてくださった､ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜おつかれみみ＞さん､18歳のｼｽﾃﾑｴﾝｼﾞﾆｱの方からﾒｯｾｰｼﾞ､ご紹介します｡
18歳 ｼｽﾃﾑｴﾝｼﾞﾆｱ ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜おつかれみみ＞さん
｢私が旅したくなる一曲はﾕｰﾐﾝのﾙｰｼﾞｭの伝言です！
幼いころに『魔女の宅急便』を見たときに聞いて､あの､｢旅に出るぞ｣って感じが好きで､遠出するときは必ずと言っていいほど聞いています！お願いします！流してくださいいいいい！｣
大人になって歌詞をよｰく聞くと､なかなかｼﾋﾞｱな旅だった､って気づくのかな？
でも､まさに｢旅に出るぞ｣って感じをPOPに作った1曲でした｡
時のないﾎﾃﾙ
松任谷 由実
この曲は1980年ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『時のないﾎﾃﾙ』のﾀｲﾄﾙ曲｡
ｱﾙﾊﾞﾑのｼﾞｬｹｯﾄは､ﾛﾝﾄﾞﾝのﾌﾞﾗｳﾝｽﾞﾎﾃﾙで撮影したものです｡
ﾘｸｴｽﾄをくださった会社員､ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｺﾞﾒｽ＞さんからのﾒｯｾｰｼﾞをご紹介します｡
会社員 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｺﾞﾒｽ＞さん
｢去年､ｲｽﾗｴﾙに聖地旅行に行ってきました｡
ﾋｹﾞを生やしたﾕﾀﾞﾔ人やｱﾗﾌﾞ系の人達が入り混じっている景色を見て､この景色を何と表現していいのかわからず､｢ここはどこなのだろう？｣｢今はいつの時間なのだろう？｣と､感じました｡
銃を持った軍人さんも普通に街中にいて､まさに｢時のないﾎﾃﾙ｣の世界だなぁと思いました｡
ちなみに宿泊したﾎﾃﾙの廊下には､ﾕﾀﾞﾔ人画家のｼｬｶﾞｰﾙのﾚﾌﾟﾘｶの絵がたくさんあって､旅先で内面世界に没入した感じがしました｡｣
海を見ていた午後
荒井 由実
今日は､ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｳｨｰｸ中ということで､旅の途中で聞きたくなる1曲や､旅の気分を味わえる1曲をお送りしています｡
続いてのﾘｸｴｽﾄは､北海道のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜さっこ＞さんからいただきました｡
ﾒｯｾｰｼﾞをご紹介しますね｡
北海道 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜さっこ＞さん
｢30年以上前､親友と2人でﾕｰﾐﾝﾂｱｰをしました｡
その時に真っ先に行ったのが この歌に出てくる｢ﾄﾞﾙﾌｨﾝ｣です｡
もちろんｿｰﾀﾞ水を注文して､紙ﾅﾌﾟｷﾝがなかったのでﾒﾓを千切って､｢忘れないで｣って書いてみたりしました｡その書いてる様子をお互いに写真を撮り合いました｡
今もｱﾙﾊﾞﾑにあるはずです｡札幌から横浜にきて､今思うと､女2人でなにやってるんだか､って感じですが､ﾕｰﾐﾝの歌の世界に旅をしたのだと思います｡｣
HONG KONG NIGHT SIGHT
松任谷 由実
｢旅するYuming Songﾘｸｴｽﾄ｣｡続いては､今日最後のﾘｸｴｽﾄです｡
青森県のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ﾀｰﾎﾞｰ＞さん､男性の会社員の方からのﾒｯｾｰｼﾞ､ご紹介しますね｡
神奈川県 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜jun＞さん
｢旅と聞いて思い出すのは2002年､acacia tour 香港公演を観るために訪れた香港です｡
行く前はめくるめくﾈｵﾝが輝く夜景の街､という一般的なｲﾒｰｼﾞしかなかった国｡
降りたった時からｶﾙﾁｬｰｼｮｯｸを受けました（笑）｡
近代的な街並みを抜けると､時が止まってしまったかのような古びた巨大なｱﾊﾟｰﾄﾒﾝﾄ群｡
統治時代の面影を残す西洋的な建物と､これが中国というような煌びやかな電飾に彩られた看板が突然現れたり｡どこを歩いても日本では感じられない異国の風景がとても新鮮で心が躍りました｡
近くて遠い街をﾕｰﾐﾝが繋いでくれた貴重な思い出です｡
あれから何度も訪れている大好きな街｡
香港に降り立つ際は必ずこの曲を聴いて､旅の気分を盛り上げています｡｣
私のｺﾝｻｰﾄがきっかけで旅へ出かけることになって､しかも､香港ﾘﾋﾟｰﾀｰにまでなってしまったというのも､嬉しい限りです！香港､私も大好きな街です｡
平成から令和の時代へ､私の旅もまだまだ､続きます｡
新しい時代を生きていくために必要なことはやっぱり｢旅を､やめない｣ということ｡
それは､ﾊﾟｽﾎﾟｰﾄを手にして､世界各国を訪ねる旅だけを意味するのではなくて､日々､旅をする心､さすらう魂を忘れずに生きていく､ってことでもあると思います｡
ｲﾏｼﾞﾈｰｼｮﾝの旅も､ﾘｱﾙな旅と同じくらい､いや､それ以上に楽しい時間｡
目的地はどうでもよくって､旅をすることに意味があるんですよね｡
これからも､旅心をくすぐる曲をたくさん作って､令和の時代にも､しっかり足跡を残していきたいと思っています！
さて！5月に入って､いよいよ｢ﾀｲﾑﾏｼｰﾝ｣も､ｺﾞｰﾙが見えてきつつありますが､このあと4公演､長野の2公演と､武道館での2公演を残すのみ､となりました｡
今回のﾂｱｰは､思いっきり楽しんでいただけるｽﾍﾟｼｬﾙなｼｮｰになっています！
私自身も､時空を旅するようなｽﾃｰｼﾞ､楽しみ尽くして千秋楽を迎えたいと思っています｡
そのほか､今後の予定や近況は､私のｵﾌｨｼｬﾙｻｲﾄや､Facebook､Twitter､Instagramを､ﾁｪｯｸしてくださいね｡
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