Yuming Chord
松任谷由実
2019.08.30.O.A
♪Onair Digest♪
今日のコードは、先週に引き続きお送りする「短い夏と、Yumingと。〜夏の思い出リクエスト」。


■今週のChordは“短い夏と、Yumingと。〜夏の思い出リクエスト”

m1 ようこそ輝く時間へ
松任谷 由実

1982年リリースのアルバム『PEARL PIERCE』からの1曲。
この曲にはこんな歌詞があります。

「―――大人になったら宿題は なくなるものだと思ってた」

・・・我ながら名言です! 大人は宿題をいっぱい抱えつつ生きてます!

では、この曲にリクエストくださった、東京都にお住まいのラジオネーム<ちえり>さんからのメッセージをご紹介します。

この曲にリクエストくださった、東京都にお住まいのラジオネーム<山>さんからのメッセージ、ご紹介しますね。

東京都 ラジオネーム<ちえり>さん
「私が、10歳頃の思い出です。夏休みのある日、近所の少し年上のお姉さん達と遊んでいた時、線路近くの空き地に、小さな小屋があるのを見つけました。
中に入ると誰もおらず、それでも居間のようになっており、ちゃぶ台や食器類が揃っていました。
当然のようにそこでおままごとを始めた私達。とても楽しく、気がつくと外は暗くなっていました。
慌てて家に帰ったのですが、親からこっぴどく叱られたことは、言うまでもありません。
数日後、楽しかったことが忘れられず、またその小屋に行こうとするのですが、どうしても見つかりません。そして、一緒に遊んでいたお姉さん達の中に、名前も顔も全く知らない人が数人いたことに、気がついたのでした。
不思議と、怖いという感情は全くなく、ただただ、夏の楽しかった思い出として今も残っています。
子供の頃はこうやって、たくさんのキラキラした不思議と出会いますよね。
夜風が涼しくなり、夏の終わりを少し寂しく感じる季節にこの曲を聴くと、土と雑草のむせるような匂いと共に、その時の情景が懐かしく輝き、脳裏に浮かぶのです。」

夏は、ちょっと不思議なことが起こりやすいかも。
それを当たり前に受け取れるのも、また夏ならでは、かもしれませんね。
<ちえり>さん、メッセージ、ありがとうございました!


m2 守ってあげたい
松任谷 由実

1981年にシングルとしてリリースしたあと、秋に発売したアルバム『昨晩お会いしましょう』に収録した1曲です。
この曲にリクエストしてくださった、ラジオネーム<永遠が見たい>さんからいただいたメッセージ、ご紹介しますね。

ラジオネーム<永遠が見たい>さん
「まさに今、現在、今年の夏、忘れられない思い出ができました!
私には好きなひとがいます。この夏にいくつか、彼と一緒に思い出を作りました。
彼は私の存在自体が、自分を苦しみから救い、そして、生きる糧や喜びになっているんだと言ってくれました。
私は、過去の恋愛では、自分の欲求を誇示したり、相手に見返りを求めたりすることもありました。
でも、今の好きな人に出逢って、遠く離れていても、会えなくても、この先どんなことが起ころうとも、そんなこと、どうでもいいって思えるんです。
彼が健康で元気に、美味しいものを食べて、彼と彼の周りの人もみんなが幸せで、彼が人生を楽しんで、私と同じ空の下で笑って過ごしてくれるなら、それだけでいい、って心の底から思えるんです。
彼を大切に思うこの気持ちが、まさに!ユーミンの「守ってあげたい」の歌詞そのものなんです。
私が彼を守ってあげたいだなんて、彼にとって私では役不足かもしれないし、おこがましいのですが、私の存在が彼の苦しみを軽減し、幸せな人生の歩みのお手伝いが少しでもできることを祈って、「守ってあげたい」をリクエストさせて下さい。」

お2人の状況が具体的には書かれていないけれど、恋愛を通して出会う新たな自分・・・ありますよね。
<永遠が見たい>さん、メッセージありがとうございました!


m3 あなたに届くように
松任谷由実

2006年リリースのアルバム『A GIRL IN SUMMER』に収録されている1曲。
この曲へリクエストをくださった<シャトン>さんからのメッセージ、ご紹介します。

石川県 ラジオネーム<シャトン>さん
「私にとっての夏の思い出曲は「あなたに届くように」です。
この曲を聴くと中学3年の夏休みにオーストラリアへホームステイした時の事を思い出します。
期間はたった2週間でしたが、私にとっては不安と喜び、涙と笑顔に満ちた大冒険でした。
隣の県にすら1人で行ったことが無い、当時はスマホも無い、英語は教科書レベル、そんな状況だったため、私は初日からホームシックと不安とでふさぎこんでしまいました。
そんな私を救ってくれたのは、ホストファミリーの暖かさでした。
私のために事前に日本文化の勉強をしてくれたり、ホームシックで泣いている私を抱き締めてくれたり、本当に素敵な方々で、お別れの日には号泣でした。
その後、日本に戻ってからもしばらくは文通をしていました。
でも、高校受験・高校進学後の慣れない中での生活にかまけて、私はいつしか手紙を書くことをしなくなり、連絡先すら分からなくなってしまいました。
今でも鮮明に思い出せるような、大切な人たちだったのに・・・・・・。
「あなたに届くように」を聴くと「もうそちらでは夏のようですか?またいつか訪ねてもいいですか?」と、手紙を出せたらどんなに良いだろうと思います。
この曲は、青春時代の最高の思い出と、もう会うことの出来ない切なさが混ざりあった気持ちになる、私にとっての大切な夏の1曲です。」

ずっと忘れずに想い続けていれば、いつかまた、つながるタイミングがあるかも。
ぜひ、今の気持ちを忘れないでいてくださいね。
メッセージ、ありがとうございました。


m4 深海の街
松任谷 由実

今日お届けした新曲「深海の街」。こちらは現在、MUSIC VIDEOも制作中です。
なお、配信スタート日ほか詳細は、私のオフィシャルサイトをご確認ください。
また、これまで私が作ってきたすべての曲のハイレゾ配信もスタートする予定です。
松任谷正隆氏の音質監修の元、エンジニアGOH HOTODA氏の手によって最新デジタルリマスタリング!楽曲に宿る時代の空気はそのままに、現代のサウンドクオリティに仕上がっています!
こちらの配信も今月中旬を予定していますので、どうぞお楽しみに!

また、「TIME MACHINE TOUR Traveling Through 45years」模様をおさめたDVD/Blu-ray、こちらも11月6日にリリースされることが決定していますので、ぜひ、チェックしてみてください。

そのほか、今後の予定や最新情報は、私のオフィシャルサイトや、FacebookTwitterInstagramを、チェックしてくださいね。




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