Yuming Chord
松任谷由実
2019.12.06.O.A
♪Onair Digest♪
とうとう12月に突入!忘年会やパーティーなど、いつもよりおしゃれする機会も増える時期です。
私もつい先日、思いっきりドレスアップして出かけて、素敵なごほうびをいただいてきました。
このたび私、VOGUE JAPAN「Women of Our Time」を受賞いたしまして、先日、授賞式に出席してきたんですが・・・、現在はVOGUE VIDEOにも登場しています。
ファッションについて語ったり、私物アイテムを使った新たなコーディネートを楽しんだり・・・・・・そこで、今日のコードは「Make Over」。


■今週のChordは“Make Over”

m1 Vogue
Madonna

私が先日、受賞したVOGUE JAPAN「Women of Our Time」。
今年、VOGUE JAPANは創刊20年を迎えて、その年に活躍した女性を選ぶ「Women of the Year」のほかに、今回特別に設けた賞ということなんですが・・・
“そのキャリアにおいて長く第一線で活動を続け、月日を重ねるなかでその魅力を進化させてきた女性”ということで、黒柳徹子さん、綾瀬はるかさんと並んで、私も選んでいただきました。
“POPアーティスト”として活動を現役で続ける、というのは私の目標でもあるので励みになりました〜。

授賞式で着た衣裳は、ジョルジオ アルマーニのワンショルダーブラックドレス。
マーメイドラインのドレスはスタイル勝負!ヘッドピースも気合が入りました。
シューズはマノロ ブラニク。

授賞式のインタビューでも語ったんですが、好きなファッションをして好きなレコ―ドを聴いて暮らしたいな・・・っていう夢は今、叶ったんですけど、そのあとつい「夢は叶ってからもしんどいよ!」と。
“何がきても着こなす”ためにやっていることは・・・最先端を知りつつ自分にアジャスト。守りに入らずいきすぎず。
そして、現在発売中の『VOGUE JAPAN』1月号にも、受賞者のフォトセッションとインタビューのページが掲載されています。私は、ヴェルサーチェでゴージャスにキメてみました〜。

フォトグラファーは、沢渡朔さん。なんと、1979年発売のアルバム、『悲しいほどお天気』のジャケットを撮影していただいたというご縁のある巨匠。
インタビューページでは、長くPOPアーティストとして続けてこられた理由をお話したり、デビューしたときからの夢をひとこと、“One More Song”って表現しました。
今も、もう1曲、アルバムをもう1枚・・・と、コツコツ書いていますが、ぜひ『VOGUE JAPAN』1月号、お手にとってみてくださいね!

そんなわけで、創作活動の合間に大好きなファッション関連のお仕事が続いたわけですが、もうひとつ、ただいま『VOGUE JAPAN』のYouTubeチャンネル「VOGUE VIDEO」で公開中なのが、「Yuming's FASHION Adventure」というシリーズです。
全5回のシリーズで、毎週火曜に新たな回がアップされていくので、今は第3回まで観られます。
第1回目は、ファッションライターの栗山愛以さんに、私のファッション遍歴をインタビューしていただいたんですけど、クローゼットから私物を色々持っていたんですね。


m2 Don't Start Now
Dua Lipa

VOGUE JAPAN「Women of Our Time」受賞を記念して、フォトセッションとインタビューが掲載されている今月号の『VOGUE JAPAN』。
特集は“FAITH IN FASION”ということで、ファッションの未来について、様々なジャンルのファッションのプロたちにインタビューしたページもあるんですね。

それによると・・・・・・これからのファッションのキーワードのひとつが「サスティナブル」。
流行をただ追うのではなく、“価値のあるヴィンテージのアイテムを着たり、手持ちのワードローブをリミックスすることで自己表現としてのファッションを楽しむ”そんな流れが進んでいく、とあります。
そして、ラグジュアリーなブランド側も、トータルルックではなく、他のブランドやヴィンテージのアイテムとのコーディネートを前提としたアイテムを創るようになる・・・というのです。

これって、まさに「Make Over」の精神ですよね。
「Make Over」とは、いわゆる作り直し、作り替え、という意味で、ファッション的にいえばスタイリングでリメイクしたりイメージチェンジすること。
まさに私は「Make Over」の申し子! 流行の先、行ってますよね〜(笑)。
よく“ワードローブを汚さない”っていう言い方をするんですけど、私の審美眼にかなったものだけを買って、それを、ハイエンドでもローエンドでも、ミックスして着こなすのはお手のものです!

そして、現在YouTubeで見られる「VOGUE VIDEO」で見ることができるのが、私の私物を使った「Make Over」を、スタイリストのみなさんが手がけて下さるシリーズ、「Yuiming's FASHION Adventure」です。
第1回目は、さきほどもお話したとおり、私のファッション遍歴を時代ごとに振り返ったんですが、2回目以降、実際に撮影で使った衣装や、さまざまな想いで購入した私服を使って、新たな魅力を発見させてもらっています。

現在すでに公開されている2回目は、セネガルで買った生地を、実家の「荒井呉服店」の洋裁部で仕立てたチャイナドレスを使ったMake Overです。
そのチャイナドレスをMake Overしてくれたスタイリストは、あいみょんをはじめ若い女性たちからの支持を集める服部昌孝さん。服部さんおすすめの東京・青山のショップ、「LAILA TOKIO」に一緒に行って、そこでコーディネートしてもらいました。
「LAILA TOKIO」はファッション史に名を残すメゾン、デザイナー、カルチャーのアーカイブが豊富だ、ということだったんですが・・・、そこで私が持っているセリーヌのカーキブルゾン発見!
そのチャイナドレスの上に、マルタン・マルジェラの90年代のジャケットを羽織りました。

そして、今週アップされた回は、初回でインタビューしていただいたファッションライターの栗山さんとともに、ボマー・ジャケットをMake Over。
ボマーとは「爆撃機」という意味で、第二次世界大戦中、アメリカ軍の爆撃機乗員たちが着ていた革製のジャンパーですね。ブラウンの革で、襟元にフェイクファーがついてます。
アルバム『LOVE WARS』の中ジャケットでもこれを着ています。

MIXするアイテムを探しに出かけたのは、私もプライベートでよく出かける銀座のセレクトショップ「DOVER STREET MARKET GINZA」。
ここで、予想外のMake Overが出来上がって、私自身、服の持つパワーで気分がガラッと変わってしまったんですよね。
このあとも、気鋭のスタイリストさんたちによる私の私物の「Make Over」は続きます。
VOGUE JAPANのYouTubeチャンネルで、「Yuming's FASHION Adventure」、ごらんくださいね!


m3 深海の街
松任谷 由実

「Make Over」、洋服のリメイクや新たな着こなしをするためには、ワードローブ管理がきっちり出来ていないと成立しません! 大掃除、まずはクローゼットから始めましょうね。

そして、順次公開中のVOGUE JAPANのYouTubeチャンネル、「Yuming's FASHION Adventure」、ぜひ観てみてください。コーディネートの参考になるかもしれません。
そして、現在発売中の『VOGUE JAPAN』1月号のインタビューも、楽しんでくださいね。

YouTubeといえば、最新LIVE映像作品「TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」の発売を記念して、これまでに映像作品化されたコンサートツアー11作品より厳選された映像が、YouTubeにて公開されています。
衣裳も見もの! ぜひチェックしてみてくださいね!

そのほか今後の予定や最新情報は、私のオフィシャルホームページTwitterInstagramにも近況をアップしているので、 そちらもあわせて、チェックしてくださいね。




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