Yuming Chord
松任谷由実
2020.09.04.O.A
今日のｺｰﾄﾞは｢秋の気配〜Yuming Song ﾘｸｴｽﾄ（見送る夏編）｣です｡
■今週のChordは“秋の気配〜Yuming Song ﾘｸｴｽﾄ（見送る夏編）”
September Blue Moon
松任谷 由実
今日､最初の｢秋の気配ﾘｸｴｽﾄ｣は､1988年11月ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『Delight Slight Light KISS』から､｢September Blue Moon｣｡
今週と来週は､『Yuming Chord』のﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞで募集した､｢秋の気配〜Yuming Song ﾘｸｴｽﾄ｣にお応えしていきます｡
では早速､｢September Blue Moon｣にﾘｸｴｽﾄして下さった､福島県のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ﾕｰｺ＞さんからのﾒｯｾｰｼﾞをご紹介しますね｡
福島県 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ﾕｰｺ＞さん
今年は恐ろしい感染症と猛烈な暑さで忘れられない夏になりましたね｡
行きたい所へも行く事が出来ず､本当に辛い日々が続いています｡
そんな中､ﾕｰﾐﾝの曲を何度も何度も聴いて季節を感じたりしています｡
ちょうど今の時期に聴きたい曲は､｢September Blue Moon｣です｡
詞の内容を見ると決してﾎﾟｼﾞﾃｨﾌﾞでは無いのですが､とにかく曲がｱｯﾌﾟﾃﾝﾎﾟで､心が弾んでしまいます｡2018年の苗場でのｻﾝﾊﾞｱﾚﾝｼﾞは最高でした！
今のﾓﾔﾓﾔした気持ちが吹き飛ぶように､あの時のﾕｰﾐﾝとﾀﾞﾝｻｰの皆さんを頭に思い浮かべながら聴きたいと思います｡（^^）v
まさに！この曲はﾗｲﾌﾞ映えするんです！
＜ﾕｰｺ＞さん､“私の曲を聴いて季節を感じたりしています” と､いうことなんですが､季節感をたっぷり味わえる曲､たくさんありますからね〜｡
日本の四季は二十四節気･七十二候というぐらい､細やかに別れていますけど､すべての暦に当てはまる曲がある！と､自負してます｡
秋の始まりから深まり､終わりまで｡これからもぜひ､味わってくださいね｡
続いては､福島県のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｾﾐﾄﾞﾗｲﾏﾝｺﾞｰ＞さんのﾘｸｴｽﾄで､1985年ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『DA･DI･DA』から｢青春のﾘｸﾞﾚｯﾄ｣｡
青春のﾘｸﾞﾚｯﾄ
松任谷 由実
ﾘｸｴｽﾄしてくださった＜ｾﾐﾄﾞﾗｲﾏﾝｺﾞｰ＞さん､福島県の50代･会社員の方からのﾒｯｾｰｼﾞ､ご紹介しましょう｡
福島県 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｾﾐﾄﾞﾗｲﾏﾝｺﾞｰ＞さん
はじめまして｡ﾕｰﾐﾝﾐｭｰｼﾞｯｸと一緒にｵﾄﾅになった私｡中学生から兄の彼女について行き､ｺﾝｻｰﾄに通っていました｡
あれから40年（きみまろみたいです）､秋を感じる一曲は｢青春のﾘｸﾞﾚｯﾄ｣｡
夏に恋しても､秋になり離れていくのは心だけではなく､身体もなんだと､高校生の頃には解りもしませんでした（笑）｡
化粧品のｾｰﾙｽにつかまった話や､｢真珠のﾋﾟｱｽ｣がどう構築されたかという話など､おませなﾃｨｰﾝｴｲｼﾞの私たちには､ﾕｰﾐﾝの存在が憧れだった事を思い出しました｡
この後は､今の季節に眺める空の色を歌にした1曲､お届けします｡
晩夏（ひとりの季節）
荒井 由実
お送りしているのは､山形県＜ぴんくの母＞さんからの1曲､1976年ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ､『14番目の月』から｢晩夏（ひとりの季節）｣です｡
♪何もかも捨てたい恋があったのに･･･という歌詞もありますが､ｿｰｼｬﾙ･ﾃﾞｨｽﾀﾝｽのこの時代､そんな｢激しい夏の恋｣におちることも難しい？
では､ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ぴんくの母＞さんからのﾒｯｾｰｼﾞ､ご紹介しましょう｡
山形県 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ぴんくの母＞さん
ﾕｰﾐﾝ､はじめまして｡
事務所で仕事をしながら､なかなかﾁｭｰﾆﾝｸﾞが合わないｱﾅﾛｸﾞﾗｼﾞｵで､毎週聴いています｡
今､ふとﾂｲｯﾀｰを覗いたら､浴衣ﾏｽｸが早々に売り切れてしまったようで､うｰん､残念です｡
また､第3弾を期待しております｡
秋の気配を感じるﾕｰﾐﾝｿﾝｸﾞで真っ先に思い出したのは､｢晩夏（ひとりの季節）｣です｡
せつないﾒﾛﾃﾞｨｰと､藍色､群青､茜､紅､といった日本の情緒ある色合いの表現が絶妙で､とても大好きな曲です｡
清少納言が｢秋は夕暮れ｣と『枕草子』に書き記したぐらい､秋の空は美しく､刻々と色を変えていきますよね｡ﾎﾝﾄ､見飽きません！
そして､そんな和の色使いの浴衣の布を使ったﾏｽｸ､今回も売り切れ御免！になってしまいました｡買えなかった方､ごめんなさい｡
第3弾､検討します！
残暑を忘れる､｢秋の気配〜Yuming Song ﾘｸｴｽﾄ｣｡
今日は､『Yumimg Chord』の番組ｻｲﾄで募集した､秋の始まりを感じるﾘｸｴｽﾄにお応えしてきましたが､続いてのﾘｸｴｽﾄは､千葉県のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜せいこ＞さん､19歳の方からいただきました｡
まずは､ﾒｯｾｰｼﾞからご紹介しますね｡
8月の日時計
松任谷 由実
千葉県 ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜せいこ＞さん
私がﾘｸｴｽﾄしたい｢秋の気配〜Yuming Song｣は ｢8月の日時計｣です｡
私はある年の夏の終わりに､自分の中でとても大切に思っている人に､心を込めて､初めて手紙を書きました｡
その手紙を届けるために街へ出かけた日は､行きの道も帰りの道もずっと､この曲を聴いていました｡
この日はとても暑かったのですが､夏らしいｶﾗｯとした天気ではなく､少し曇った空を見上げて､どことなく秋が訪れる気配を感じていました｡
手紙をﾎﾟｽﾄに落とすとき､もうすぐ夏が終わってしまうという虚しさや､手紙に対する不安｡いろんな気持ちが入り交じって､とても切ない気持ちになっていたこと､あの日の空の色や着ていたﾜﾝﾋﾟｰｽなどと共に､この曲を聴くたびに､はっきりと思い出します｡
夏の終わりの大切な思い出と一緒に心に刻まれている｢8月の日時計｣は､私にとって秋の気配を感じる､切なくも大好きな一曲です｡
大切に思っている人に､心を込めて初めて書いた手紙｡
その内容や､返事があったのか､なかったのか､それについては書かれていないけど､でも､手紙をﾎﾟｽﾄに投函したときの映像､私の頭の中にも鮮明に浮かんできました｡
素敵なﾒｯｾｰｼﾞ､ありがとうございました｡
では､ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜せいこ＞さんからのﾘｸｴｽﾄにおこたえして､1999年ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『FROZEN ROSES』から､｢8月の日時計｣｡
今日は､番組ｻｲﾄで募集した｢秋の気配〜Yuming Song ﾘｸｴｽﾄ｣､お届けしてきました｡
今､ｱﾙﾊﾞﾑ制作中なんですが､みなさんからいただくﾒｯｾｰｼﾞは､本当に､私のﾓﾁﾍﾞｰｼｮﾝになります！
これを糧に､引き続き､ｱﾙﾊﾞﾑ作りに精を出していきますね｡
なお､ﾘｸｴｽﾄには来週もお応えしていきます｡
ぜひ､番組ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞにあるﾘｸｴｽﾄﾌｫｰﾑにｱｸｾｽして､｢秋の気配｣を感じる私の1曲を､ﾒｯｾｰｼﾞとともにﾘｸｴｽﾄしてくださいね｡
そして､私からのお知らせです！
さきほどもちらっと触れましたが､Yuming×荒井呉服店 浴衣ﾏｽｸ第2弾分､第1弾の枚数の倍に増やして先日発売したんですが､すでに完売してしまいました｡
楽しみにしてくださっていたみなさん､ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ！
そして､手にいれたみなさんは､ぜひ､ご愛用くださいませ｡
また､呉服といえば､9月1日発売の家庭画報特選､『きものSalon （2010-21）秋冬号』に､作家の林真理子さんとの対談が掲載されています｡
｢真理子の部屋｣というﾍﾟｰｼﾞがｽﾀｰﾄしたということで､その記念すべき1回目のｹﾞｽﾄにお声がけいただきました｡
｢わたしのきもの愛 対談｣､ご覧くださいね｡
そして！大人気ｵﾝﾗｲﾝｹﾞｰﾑ『刀剣乱舞-ONLINE-』の新主題歌に､私が書き下ろした新曲｢あなたと 私と｣｡
こちらも､おかげさまで話題を集めております〜｡
先日､“始まりの五振り” の刀剣男子お二人､｢加州清光｣役の増田俊樹さんと｢陸奥守吉行｣役の濱健人さんとお会いしたんですが､彼らが歌うﾊﾞｰｼﾞｮﾝも制作中ということなので､公式ｻｲﾄをﾁｪｯｸしてみてください｡
私が歌っているﾊﾞｰｼﾞｮﾝは､各･主要音楽配信ｻｲﾄで配信中です！
そのほか､今後の予定･近況は､私のｵﾌｨｼｬﾙｻｲﾄや､TwitterやFacebook､Instagramを､ﾁｪｯｸしてみてくださいね｡
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