Yuming Chord
松任谷由実
2021.12.24.O.A
今年も､去年に続いて､本来の意味でのｸﾘｽﾏｽｲﾌﾞ､静かでおだやかな一日を過ごす方が多いかもしれません｡
今日のｺｰﾄﾞは｢Winter's Love Ballad〜あの冬の恋と､ﾕｰﾐﾝと｡（後編）｣です｡
■今週のChordは“Winter's Love Ballad〜あの冬の恋と､ﾕｰﾐﾝと｡（後編）”
ﾛｯﾁﾞで待つｸﾘｽﾏｽ
松任谷 由実
お送りしているのは､1978年11月ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ､『流線形'80』から｢ﾛｯﾁﾞで待つｸﾘｽﾏｽ｣です｡
では早速､ﾘｸｴｽﾄをくださった､東京都のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢ｺｽﾀ｣さんからのﾒｯｾｰｼﾞをご紹介しましょう｡
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｺｽﾀ＞さん
これはもうﾛﾏﾝﾁｯｸなｴﾋﾟｿｰﾄﾞを想像しますが､特にそんな事も無く･･･｡
でも､夫とはｽｷｰ場で出会いました｡
志賀高原でしたが､苗場に行くと､その頃の事を懐かしく思い出します｡
今も二人揃って､苗場やｺﾝｻｰﾄﾂｱｰで､ﾕｰﾐﾝに会いに行ける事を幸せに思っています｡
まずは､来年の苗場を楽しみに過ごします！
先週も｢ｹﾞﾚﾝﾃﾞﾏｼﾞｯｸ｣の思い出を書いてﾘｸｴｽﾄを下さった方がいましたが､｢ｺｽﾀ｣さんはその魔法が溶けることなく､ご結婚されたということで､夫婦円満のためにも､苗場のｺﾝｻｰﾄ､できる限り､続けていきますからね！
ｳｨﾝﾀｰﾘｿﾞｰﾄｿﾝｸﾞ｢ﾛｯﾁﾞで待つｸﾘｽﾏｽ｣でｽﾀｰﾄした『Yuming Chord』｡
今年の9月からｽﾀｰﾄした｢深海の街｣ﾂｱｰは､おかげさまで第一幕を無事終えて､ほっとひと息｡
気づけば今日はｸﾘｽﾏｽｲﾌﾞなんですね〜｡
今年も､去年に続いて､みんなでわいわいﾊﾟｰﾃｨｰを･･･というご時世でもない気がするので､本来の意味でのｸﾘｽﾏｽｲﾌﾞ､静かでおだやかな一日を過ごす方が多いかもしれません｡
そんなあなたにぴったりのﾘｸｴｽﾄ企画､｢Winter's Love Ballad〜あの冬の恋と､ﾕｰﾐﾝと｡｣｡
番組ｻｲﾄで募集したﾘｸｴｽﾄとﾒｯｾｰｼﾞ､続けてご紹介しますね｡
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢ﾌﾟﾙﾌﾟﾙｺｱﾗ｣さんからいただきました｡
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ﾌﾟﾙﾌﾟﾙｺｱﾗ＞さん
冬の恋といえば､若かりし頃ﾆｭｰｼﾞｰﾗﾝﾄﾞへひとりでｽｷｰに行ったときのこと｡
（日本では夏の盛りですが）､現地でいい感じのｽｷｰｲﾝｽﾄﾗｸﾀｰと知り合い､夜､地元のﾚｽﾄﾗﾝで一緒に夕食をとりました｡
相手は私より多分7−8歳くらい年上で､独身と言っていましたが本当かどうかは疑わしく･･･､私は一人旅でしたのでﾍﾘｺﾌﾟﾀｰｽｷｰにも誘われて参加｡
夕食の楽しいひとときを終え､宿泊先まで送ってもらうことになりました｡
宿泊先はﾛｯｼﾞ式になっていて､ﾌﾛﾝﾄﾛﾋﾞｰを通らず自分の部屋に行けるところです｡
どこまで送ってくれるのかと少しどきどきしながらいると､とうとう部屋の前まで来てしまいました｡
ﾄﾞｱの前で､彼は”Thank you."と言うと､私の唇に軽いｷｽをして小走りで去って行きました･･･｡
部屋に入った私はﾍﾞｯﾄﾞの上で､しばらくの間､呆然としてしまいました｡
｢小走りで去って行きました｣という描写にちょっと笑ってしまったのですが､その人にとっては､軽い挨拶の代わりだったのか､それとも？
でも､ｹﾞﾚﾝﾃﾞﾏｼﾞｯｸは､かかったﾓﾉ勝ちですからね！
素敵な旅の思い出､大切に｡
では､ﾘｸｴｽﾄにおこたえして､2001年11月ﾘﾘｰｽの2枚組ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ『sweet, bitter sweet YUMING BALLAD BEST』に収録された1曲､｢One more kiss｣｡
One more kiss
松任谷 由実
『Yuming Chord』｡｢Winter's Love Ballad〜あの冬の恋と､ﾕｰﾐﾝと｡｣｡
続いては､ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢はるみん｣さんからのﾘｸｴｽﾄで｢ANNIVERSARY｣｡
ANNIVERSARY
松任谷 由実
お送りしているのは､1989年11月ﾘﾘｰｽのｱﾙﾊﾞﾑ『LOVE WARS』から｢ANNIVERSARY｣｡
この曲にﾘｸｴｽﾄをくださった30歳の会社員｢はるみん｣さんのﾒｯｾｰｼﾞ､ご紹介しますね｡
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜はるみん＞さん
私の両親はﾊﾞﾂｲﾁ同士の再婚です｡私の母はｼﾝｸﾞﾙﾏｻﾞｰとして私を育てつつ､今の父と出会って､私が中学生になったときに正式に籍を入れて､家族になりました｡
二人の出会いは､私が教会系の幼稚園に行っていたことがきっかけです｡
園児と近隣の方々が合同で開催するｸﾘｽﾏｽの礼拝に､再びｼﾝｸﾞﾙになった父も参加し､出会ったそうです｡そこから､二人がどういう経緯で結ばれたのかは､私が大人になって探りを入れても､｢神様のお導きだから｣と言われて､ちゃんと答えてもらってはいません（笑）｡
でも､つい先日､たまたま父と二人で食事をしていた時に､酔っぱらった勢いで､籍を入れようと決めたきっかけを教えてくれたのです！
小学校に入って､自分の事情がだんだんわかってきた私は､ある日急に父に向かって､｢ﾊﾟﾊﾟと私は血がつながってないけど､同じことでﾏﾏに叱られてるし､いろいろ似てるじゃん！だからもう､血がつながっちゃったよね｣と､言ったのがきっかけだったとか｡
私はまったく覚えていないのですが､小学生の私､いいこと言った！とほめてやりたいです（笑）｡
でも､実際､長く一緒に暮らしてきたからか､父と私､よくそっくり親子だと言われてしまいます｡
そんなわけで､｢ﾕｰﾐﾝｺｰﾄﾞ｣をいつも聴いている母に､二人の｢あの冬の恋｣を思い出してもらえたらいいな､と思って､母の好きな｢ｱﾆﾊﾞｰｻﾘｰ｣をﾘｸｴｽﾄします｡どうぞよろしくお願いします！
ｸﾘｽﾏｽの日に届いた､心あたたまるお話｡お母さんへのｸﾘｽﾏｽﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄのつもりで､｢ANNIVERSARY｣､お届けしました｡
｢はるみん｣さん､ﾘｸｴｽﾄありがとうございました！
『Yuming Chord』｡今日のｺｰﾄﾞは､｢Winter's Love Ballad〜あの冬の恋と､ﾕｰﾐﾝと｡｣｡
続いて､今日最後のﾘｸｴｽﾄは､宮城県のﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢ｔｎ｣さん､30歳会社員の方からです｡
ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ＜ｔｎ＞さん
10年くらい前に､年下で顔の整った人と付き合いましたが浮気され､１ｸｰﾙほどで別れてしまいました｡
その後何年か経って､今もお付き合いしてる人と同じ喫茶店に行った冬のある日｡
まさに｢静かなまぼろし｣と同じｼﾁｭｴｰｼｮﾝになりました｡
自分のとっておきの憩いの場所を教え､付き合っている間ふたりで何回か行った思い出の場所｡
いつも座るふたりの席｡でも､そこにいる相手はお互いに違う人｡どうか気づかずいて欲しい｡
･･･本当にその通りだと思いました｡最後の｢もう忘れて｣に何度救われたことかわかりません｡
自分にとって一番大切にしているﾕｰﾐﾝの曲です｡
（話は変わりますが｢深海の街ﾂｱｰ｣､横浜公演初日に参加させていただきました｡
本当に感動しました｡苗場初日への参加が決まっています！
目一杯楽しませていただこうと思います｡お体ご自愛ください｡）
では､ﾗｼﾞｵﾈｰﾑ｢ｔｎ｣さんのﾘｸｴｽﾄで｢静かなまぼろし｣｡
静かなまぼろし
松任谷 由実
お送りしたのは､1978年11月にﾘﾘｰｽしたｱﾙﾊﾞﾑ『流線形'80』から､｢静かなまぼろし｣でした｡
今日のｺｰﾄﾞは｢Winter's Love Ballad〜あの冬の恋と､ﾕｰﾐﾝと｡｣ということで､先週に引き続き､番組の公式ｻｲﾄで募集したﾗﾌﾞｿﾝｸﾞのﾘｸｴｽﾄにおこたえしてきました｡
ますます､来年3月から再びｽﾀｰﾄする｢深海の街｣ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰが楽しみなんですが､さらにﾌﾞﾗｯｼｭｱｯﾌﾟしてお届けする予定ですので､ご期待ください｡
引き続き､感染対策を徹底しながら､みなさんのお越しをお待ちしています｡
なお､ﾁｹｯﾄの一般発売に関しては､随時､情報をｱｯﾌﾟﾃﾞｰﾄしていますので､今後の日程やﾁｹｯﾄ購入の方法などは､私の公式ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞをご確認ください｡
そのほか､私の最新情報や近況は､私の公式ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞやﾂｲｯﾀｰ､ｲﾝｽﾀｸﾞﾗﾑなどでお知らせしています｡
ぜひ､ﾁｪｯｸしてみてくださいね｡
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