Yuming Chord
松任谷由実
2022.01.14.O.A
私にとって欠かせないごほうびｱｲﾃﾑといえば､これ一択､とっても助けられています｡
今日のｺｰﾄﾞは｢ｽｲｰﾂ･ｾﾗﾋﾟｰ｣です｡
■今週のChordは“ｽｲｰﾂ･ｾﾗﾋﾟｰ”
あなたのとりこ
Sylvie Vartan
お送りしているのは､ﾌﾚﾝﾁ･ﾛﾘｰﾀ的存在だったｼﾙｳﾞｨ･ｳﾞｧﾙﾀﾝの1968年のﾅﾝﾊﾞｰから｢あなたのとりこ｣｡
まさに､いま私は｢ﾊﾟﾌｪのとりこ｣です（笑）
そんな1曲でｽﾀｰﾄした､『Yuming Chord』｡
年をまたぐと､なんだかすごく遠い日のことになってしまうんですが､昨年12月17日に､ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰ｢深海の街｣第1期を無事終えて､今は､2月7日から全8公演の予定で開催される『SURF & SNOW in Naeba VOL.42』の準備に入っています｡
そんなわけで､すでにﾌﾙ稼働している私にとって欠かせないごほうびｱｲﾃﾑといえば､これ一択､とっても助けられています｡そこで､今日のｺｰﾄﾞは｢ｽｲｰﾂ･ｾﾗﾋﾟｰ｣｡
先週は､深海の街ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰ第1期のﾗｽﾄをしめくくった静岡の街で日本茶を飲みながらのんびり送りしましたが､お茶には“お茶うけ”が必要｡甘いもの､ｽｲｰﾂは欠かせません｡
そして､｢お茶｣のみならず､ｽｲｰﾂは私自身を｢ﾘｾｯﾄ｣してくれる大切な存在！
中でも､今のﾏｲﾌﾞｰﾑは今回のﾂｱｰ中にﾊﾏった｢ｼﾒﾊﾟﾌｪ｣です｡
元祖･ｼﾒﾊﾟﾌｪ文化発祥の地は､ご存知､北海道の札幌ｴﾘｱ｡
2015年に発足した｢札幌ﾊﾟﾌｪ推進委員会｣のｻｲﾄによれば､飲んだ後や食事の後､しぼりたての牛乳からできたｿﾌﾄｸﾘｰﾑや､地元の旬の食材を使ったﾊﾟﾌｪで｢しめる｣習慣は､札幌市民の間でじわじわと広がっていったそうです｡
私が最初に｢ｼﾒﾊﾟﾌｪ｣をｽﾀｰﾄしたのは､ﾂｱｰ中に､ｽﾃｰｼﾞでｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝが出まくった状態のまま眠れないな･･･と思ったことがきっかけ｡
とはいえ､夜にｼﾒﾊﾟﾌｪを食べられるお店はなかなかなく､思いついたのがﾌｧﾐﾘｰﾚｽﾄﾗﾝ｡王道ﾊﾟﾌｪから｢ﾌｪｱ｣ものまで充実！
そして静岡公演でも､ﾎｯﾄﾌｧｯｼﾞｻﾝﾃﾞｰを注文｡
これまでにも､地元･二子玉川ｴﾘｱでお買い物を終えたあとの休憩ﾀｲﾑで､ついつい､ふらりと立ち寄って食べていたのも､ﾊﾟﾌｪでした｡
ﾊﾟﾌｪは見た目も華やかで､色々なﾓﾉが楽しめて､気分転換にもなりますよね！
では､ここで今日のｺｰﾄﾞ｢ｽｲｰﾂ･ｾﾗﾋﾟｰ｣にちなんだ1曲を｡
Sweetness
Michelle Gayle
1994年のUKﾋｯﾄﾅﾝﾊﾞｰ｡
『Yuming Chord』､お送りしたのは､ﾐｯｼｪﾙ･ｹﾞｲﾙで｢ｽｳｨｰﾄﾈｽ｣でした｡
このあとは､ﾊﾟﾌｪを含む､最近のｽｲｰﾂ事情をﾁｪｯｸします｡
今日のｺｰﾄﾞは｢ｽｲｰﾂ･ｾﾗﾋﾟｰ｣｡
私がﾊﾏっている｢ﾊﾟﾌｪ｣はﾌﾗﾝｽ語で｢完全な｣（parfait）という意味で英語の｢perfect｣と同じ｡
19世紀にﾌﾗﾝｽで生まれたといわれていて､名前どおり完璧なﾃﾞｻﾞｰﾄをめざして､卵黄に砂糖やﾎｲｯﾌﾟｸﾘｰﾑを混ぜて､型に詰めて凍らせたｱｲｽｸﾘｰﾑ状のものに､ｿｰｽや冷やした果物を添えて､ｺｰｽ料理の最後に出された
そうです｡
記録に残る日本で最初のﾊﾟﾌｪは､1893年（明治26年）に､鹿鳴館で行われた天皇誕生日を祝う天長節晩餐会ﾒﾆｭｰにある､｢parfait FUJIYAMA｣説が有名です｡
今､私たちが認識している｢ﾊﾟﾌｪ｣はｱｲｽｸﾘｰﾑや果物の盛り合わせ｡
おなじみ､足つきのｸﾞﾗｽ容器が使われるようになったのは､昭和13年（1938年）あたり｡銀座の千疋屋で提供されたりしていました｡
庶民が食べられるようになったのは､昭和35年以降､純喫茶の流行後から｡
さて！2022年も本格的にｽﾀｰﾄしたところで､今年､ｺｺﾛの栄養になってくれそうなｽｲｰﾂをﾁｪｯｸしてみると､薄いﾊﾟｲ生地を何層にも重ね､中にﾅｯﾂを挟んだ｢ﾊﾞｸﾗｳﾞｧ｣と呼ばれるﾄﾙｺのお菓子｡
昨年11月に松屋銀座店で期間限定ｽﾄｱが開店して､朝から行列に｡
｢ﾊﾞｸﾗｳﾞｧの王様｣と呼ばれるﾄﾙｺの老舗ﾌﾞﾗﾝﾄﾞ､｢Nadir Gullu（ﾅｰﾃﾞｨﾙ･ｷﾞｭﾙ）｣が､昨年の12月からﾈｯﾄ通販も開始しました｡
薄いﾊﾟｲ生地を手作業で40層にも重ね､砕いたﾋﾟｽﾀﾁｵをたっぷり挟み焼き上げ､甘いｼﾛｯﾌﾟをかけて仕上げたﾄﾙｺの伝統菓子｡
｢ﾅｰﾃﾞｨﾙ･ｷﾞｭﾙ｣のﾊﾞｸﾗｳﾞｧはｵｽﾏﾝ帝国時代から愛されていて､上品な甘さと､高級ﾅｯﾂ､ﾋﾟｽﾀﾁｵの味わいが特長｡
ｳﾞｨｰｶﾞﾝｽｲｰﾂも進化中｡卵や乳製品､ｸﾞﾙﾃﾝﾌﾘｰのｽｲｰﾂもたくさん！
ｵｰﾄﾐｰﾙや大豆のほか､玄米粉､長芋､おからなどを使って作られています｡
さきほどの｢ﾊﾞｸﾗｳﾞｧ｣も含めて､ﾋﾟｽﾀﾁｵがﾌﾞﾚｲｸ中｡
ﾋﾟｽﾀﾁｵｽｲｰﾂ専門店も昨年夏から秋にかけて続々誕生しています｡
真冬の幸せは､あったかくした部屋で､おいしいｽｲｰﾂと共に楽しむお茶の時間！
今年も甘〜い出会いを楽しみにしながら､｢ｽｲｰﾂ･ｾﾗﾋﾟｰ｣にちなんだ私の曲を｡
Baby Pink
松任谷 由実
お送りしたのは､1995年12月にﾘﾘｰｽしたｱﾙﾊﾞﾑ『KATHMANDU』から｢Baby Pink｣です｡
今日は､｢ｽｲｰﾂ･ｾﾗﾋﾟｰ｣というｺｰﾄﾞでお話ししてきました｡
実は､1月19日､来週は私の誕生日｡
その近辺はありがたいことに､ﾊﾞｰｽﾃﾞｰｹｰｷをいただく機会が増えます｡
そして､そのあとやってくるﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝﾃﾞｰには､これまたありがたいことに､苗場にﾁｮｺﾚｰﾄの差し入れをたくさんいただきます｡
みなさんの想いに支えられながら今年もｽﾃｰｼﾞに立って､創作活動に励みたいと思います！
現在､2月7日からｽﾀｰﾄする『SURF & SNOW in Naeba VOL.42』の準備中｡
そして『松任谷由実ｺﾝｻｰﾄﾂｱｰ 深海の街』を3月から再びｽﾀｰﾄさせます｡
いずれのﾗｲﾌﾞも､いらしてくださるみなさんが安心してご覧いただけるよう､万全の感染対策を講じて開催します｡
苗場のﾁｹｯﾄは､一般発売をすでに終えているんですが､『深海の街』ﾂｱｰのﾁｹｯﾄ発売に関しては､状況を見ながら､随時､情報をｱｯﾌﾟﾃﾞｰﾄしています｡
今後のﾂｱｰの日程や､ﾁｹｯﾄ購入の方法も含めて､ｵﾌｨｼｬﾙｻｲﾄで確認してください｡
そのほか､私の最新情報や近況は､私の公式ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞやﾂｲｯﾀｰ､ｲﾝｽﾀｸﾞﾗﾑなどでお知らせしています｡
ぜひ､ﾁｪｯｸしてみてくださいね｡
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