Yuming Chord
松任谷由実
2022.09.30.O.A
♪Onair Digest♪

この曲も収録されたベストアルバム『ユーミン!万歳』のリリースまで、今日をいれてあと5日!
今日のコードは「VOYAGER」です。


■今週のChordは“VOYAGER”

m1 VOYAGER〜日付のない墓標〜
松任谷 由実

来週、10月4日にリリースされる、松任谷由実50周年記念ベストアルバム、『ユーミン、万歳!』収録の2022年アップデートバージョンで、「VOYAGER〜日付のない墓標〜」です。
グラミー賞エンジニアGOH HOTODAさんによる最新ミックスなんですが、プロデューサーの松任谷正隆のアイディアで、当時の音源ではベースが演奏していたフレーズの上に、シンセのメロディーが追加されています。

オリジナルは、1984年2月にリリースした20枚目のシングルで、小松左京原作の映画『さよならジュピター』の主題歌として書き下ろしたもの。

この曲も収録されたベストアルバム『ユーミン!万歳』のリリースまで、今日をいれてあと5日!
いよいよ打ち上げまでカウントダウン、という状態でお送りする今日のコードは「VOYAGER」です。

宇宙探査機「ボイジャー1号」の1977年の打ち上げから、2022年9月5日で45年。先に打ち上げられていた2号とともに、さまざまな星の間の空間を観測したデータを地球に送り届けているそうです。
そして、人類の文明の記録を地球外の知的生命体に伝える、という目的で作った「ゴールデンレコード」を載せているのが、このボイジャー。
いつか電源が劣化してデータを送る役目を終えても、宇宙空間を漂流し続けるため、実際にこれを見つけるのは、人類の子孫になるかも、と推測されているとか。
つまり、「ゴールデンレコード」のメッセージは、遠い将来、宇宙へ旅行に出た、未来の人類のためのものになる・・・これもある意味、ロマンのある話。

私は「宇宙・天体・空」をテーマにした楽曲をたくさん作ってきました。
ふりかえってみれば、天体や宇宙にロマンを感じていたのは昔から?

“ある日目覚めるとテレビジョンには
月を歩いてる飛行士がいた
私は13 初恋失くして
もう 恋はみんな同じ
そのうち誰かが火星に降りても
もう愕かないでしょう”(「未来は霧の中に」より)

1969年7月20日、人類史上初の月面着陸を成し遂げた米国のアポロ11号。
あれから50年以上たつ昨今、世界の宇宙機関・宇宙関連企業は、再び「月」に注目。
その理由は、月に水があることがわかったから、だそうです。
飲料水としての活用のほか、電気分解で酸素と水素を生成してエネルギー化すれば、月での滞在や移住の可能性もあるかもしれない、そんな希望が見えてきました。
ここ数年は、民間企業が月面着陸に挑戦しようとしています。

最近だと、火星の南極の氷河の下に塩水湖があることがわかって、そこに微生物が存在した可能性もあるとも言われています。
火星のテラフォーミング(惑星の地球化)についてはまだ研究の途中ですけど、火星に人間が降り立つ日は、いつかきっとくることでしょう。
「未来は霧の中に」の歌詞のように、あのときの未来が現実になってきました。

ではここで、今日のコードにちなんだ1曲を。
この曲は、1977年5月にリリースした8枚目のシングル「潮風にちぎれて」のカップリングで、当時、ご縁のあった詩人の純粋詩のフレーズにインスパイアされて作りました。
来週発売のベストアルバム『ユーミン、万歳!』から、2022年最新のアップデートバージョンでお送りします。「消灯飛行」。


m2 消灯飛行
松任谷 由実

『Yuming Chord』、お送りしたのは、来月、10月4日にリリースされる、松任谷由実50周年記念ベストアルバム『ユーミン、万歳!』から、2022年アップデートバージョンで「消灯飛行」でした。

『Yuming Chord』、今日のコードは「VOYAGER」。
いよいよ来月4日に発売される、『ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜』。
このアルバムは、民放ラジオ99局“スピーカーでラジオを聴こう”キャンペーンの企画でラジオリスナーから募集したリクエスト曲と、エピソードをもとに選曲した50曲と、キャンペーンソングとして書き下ろした新曲、「Call me back」を収録した3枚組のアルバムになっています。
みなさんからのメッセージは、「ずっと胸にしまわれてきた秘密」を告白してもらっているような、そんな内容が多くて、ラジオパーソナリティとリスナーの関係って親密だな・・・と、改めて感じました。

そこで!先日、9月25日の日曜に、ラジオリスナーを抽選でご招待して、スペシャル公開録音を開催しました!

ニッポン放送の生ワイド番組でおなじみの垣花正さんと、TOKYO FMの生ワイド番組でおなじみの住吉美紀さん、お二人のパーソナリティに司会をお任せして、私自身、キャンペーンアンバサダーとして、楽しみながらの公開収録でした。

みなさんからのリクエストメッセージを、私とゆかりのある著名人の方に朗読してもらったり、デビュー50周年の感謝の気持ちをこめたサプライズ演出など、まさに、スペシャルな公開収録番組になっていますので、ぜひ、聴いてくださいね。
こちらは、来週、10月3日(月)のお昼12時を皮切りに、全国の民放ラジオ99局にて、順次、オンエアしていきます。

「Takara Laben Group presents 民放ラジオ99局特番 “スピーカーでラジオを聴こう”キャンペーンWE LOVE RADIO 松任谷由実 50th ANNIVERSARY〜日本中、やさしさに包まれたなら〜」。

各ステーションでの放送日時は、お聴きの放送局の公式サイトや、“スピーカーでラジオを聴こう”キャンペーン特設サイトなどで確認してくださいね。

ではここでもう1曲、今日のコード「VOYAGER」にちなんだ1曲を、松任谷由実50周年記念ベストアルバム『ユーミン、万歳!』からお送りします。
今回は、「オールタイムリクエスト」ということで、荒井由実時代から松任谷由実時代まで、すべてのアルバム、シングルから、とっておきの思い出がある1曲をリクエストしていただいたわけですが、その中で、2010年代にリリースしたアルバムの中の1曲にも、リクエストをいただきました。

2016年11月にリリースした38枚目のアルバム『宇宙図書館』のタイトル曲、「宇宙図書館」です。

このアルバムを作り始めたとき、アイディアの源(?)として、プロデューサーの松任谷さんと話題にしていたのが、2014年公開のアメリカ映画『インターステラー』(クリストファー・ノーラン監督)。

地球を離れて、人類の新しい居住可能な惑星を探索するため、ワームホールを通過して、別の銀河系へと有人惑星間航行(インターステラー)する宇宙飛行士のチームの物語。

そして、『宇宙図書館』というアルバムを完成。
タイトル曲にもなったアルバムの1曲目「宇宙図書館」を、2022年の音にアップデートして、『ユーミン、万歳!』に収録しました。
今日は、オリジナルではなく、最新バージョンの音をお送りします。
松任谷由実「宇宙図書館」。


m3 宇宙図書館
松任谷 由実

お送りしたのは、『ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜』から、「宇宙図書館」でした。

今日は、「VOYAGER」というコードで、『ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜』に収録された、2022年最新のアップデートした曲をお届けしました。
ラジオのスピーカーから聴いても、きっと、違いがわかったと思います。
ぜひ!ご家庭のスピーカーでも、改めてじっくり聴いてみてください!

このアルバムのリリースはいよいよ来週、10月4日です。
ただいま、ご予約受付中ですが、来年5月からスタートするアリーナツアーの「どこよりも早い!」チケット最速先行予約や、公開ゲネプロご招待など、アルバム購入者スペシャル特典もあります。
ぜひ、いち早く、アルバムを手に入れてくださいね。

そして、50周年のアニバーサリーイヤーならではのスペシャル企画は、まだまだ、目白押し!

例えば、来週、10月3日に発売される『BRUTUS』は、全国の民放ラジオ99局と作る松任谷由実特集号、「WE LOVE RADIO, WE LOVE YUMING」!
ラジオパーソナリティ―として40年のキャリアをもつ私のインタビューはもちろん、人気のラジオ番組を担当するパーソナリティーたちが、誌面に登場します。
こちらもぜひ、手に入れてじっくり、楽しんでくださいね。

来月、10月27日には、マガジンハウスより、『すべてのことはメッセージ 小説ユーミン』が発売されます。
私の少女時代からデビューにいたるまでの日々を、作家・山内マリコさんがノンフィクション小説にしてくれました。
自分で言うのは何ですが、やっぱり、今の私があるのは、あの頃の日々があったからなんだな、とつくづく思いました。
時代背景も含めて、楽しめる1冊です。

今お伝えしたお知らせのくわしい内容、最新情報は、松任谷由実オフィシャルホームページ「ユーミン万歳!」特設サイトなどをご覧ください。
そのほか、私の最新情報や近況は、私の公式ホームページツイッターインスタグラムなどでお知らせしています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。



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